2019年07月03日 公開

そろそろ働きたい幼稚園ママ おすすめの職種&選び方のコツ

「子どもが幼稚園に入園して、そろそろ仕事復帰したい。でも働けるのかな……」とお悩みの方もいらっしゃると思います。でも大丈夫、働けますよ!おすすめの職種は?在宅ワークって実際どうなの?夏休みはどう乗り切る?幼稚園ママの仕事探しのコツやポイントをご紹介します。

「子どもが幼稚園に入園して、そろそろ仕事復帰したい。でも働けるのかな……」とお悩みの方もいらっしゃると思います。でも大丈夫、働けますよ!おすすめの職種は?在宅ワークって実際どうなの?夏休みはどう乗り切る?幼稚園ママの仕事探しのコツやポイントをご紹介します。

職種を選べば、仕事と育児の両立は可能!

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ziggy_mars / Shutterstock.com
専業主婦歴が長かった幼稚園ママさんがいざお仕事をしたいと思っても、行事や長期の夏休み、子どもの急な発熱などを考えてしまい、ちょっと躊躇しますよね。

でも職種を選べば、幼稚園ママでも働けますよ。仕事選びのポイントやコツ、おすすめの職種などをご紹介します。

幼稚園ママ、仕事探しのポイントは【短時間でシフト制】または【在宅ワーク】

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sukiyaki / Shutterstock.com
保育時間が短い幼稚園にお子さんが通っている場合、幼稚園ママが働ける大まかな条件として、

・子どもが幼稚園に通っている時間のみ
・発熱などしたら急に休むことがある
・幼稚園の長期休み、休みが多くなることがある

などが挙げられます。保育園ママに比べ、幼稚園ママが圧倒的に不利な状況であることは間違いありません。しかし、お迎えは延長保育を利用したり、残業が発生しない職種を選べば、働く環境を作ることは可能です。

シフト制のパートタイム

筆者の息子が通う幼稚園は、預かり保育が充実していますが、それでもフルタイム勤務で幼稚園を乗り切るのは、正直難しいと感じます。そのため、できればパートタイムなどの短時間勤務がおすすめです。

それもできれば、シフト制で学生のアルバイトが多い飲食店やスーパー、コンビニ、ファストフードなどの職場が、急な子どもの発病や長期休みがあっても、働きやすいのではないでしょうか。

筆者のママ友は、アイスクリームの販売店でパートをしていますが、子どもの病気で急に休みたいときは、授業がない学生のアルバイトに連絡して、代わりにお願いしています。

サービス業の場合、夏休みなどの長期休みや、夕方・土日の人員配置のために学生アルバイトを多く確保しているので、長期休みに対応してくれる場合がありますよ。

ただデメリットとして、人手をある程度確保している場合、自分が希望した通りの日数や、稼ぎたい収入に及ばないこともあります。

ちなみに、シフト制でない、週5勤務の事務仕事で働いている幼稚園ママもいます。ただ園の行事など事前に分かっていても、子どもの病気でしょっちゅう休んでいるため、「この日、お休みしたい」と言い出せないことがあると悩んでいました。

子育てに理解のある職場であれば、そういったことも回避できるので、選ぶときにその点を注意してみてくださいね。

在宅ワーク

在宅ワークは、幼稚園ママにぴったりの働き方だといえます。ちなみに筆者も息子を幼稚園に預けて、自宅でPC作業中心の在宅ワークをしています。筆者が感じるメリットとして、

・園の行事や夏休み、子どもの病気にもフレキシブルに対応できる
・職場への移動時間がないため、その時間も仕事ができる
・対人関係のストレスがない
・一人で行う作業が多いため、自分のペースで仕事ができる

デメリットとして、
・内職やデータ入力などの単純作業の場合、報酬単価が低く設定されていることが多く、それなりの収入を確保するには、膨大な作業量をこなさなければならない
・仕事と家庭のメリハリをきちんとしないと、家事などが滞る
・予期せぬ事態(子どもの病気など)で、作業時間が確保できずに納期が遅れるため、しっかりとしたスケジュール管理が必要

デメリットも挙げましたが、それでも在宅ワークはメリットの方が上回ると感じています。

幼稚園ママにおすすめの職種

【パートタイム編】

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・スーパーのレジ、品出しなどのスタッフ
ブランクがあって、初心者でも比較的、働きやすいのがスーパーです。募集も多く、主婦層が多く在籍しているため、子育てに理解ある職場ではないでしょうか。社割がききいて、仕事帰りに夕飯の買い物ができる点も高評価。主婦が多く働くのも納得です。

・コンビニの店員
スーパーに比べると、こなす業務や覚えることが多いコンビニですが、同じ時間帯のシフトに入る人数が少ないため、対人関係のストレスがあまりないといったメリットが挙げられます。

・ランチタイムの飲食店
「11時~14時のランチタイムだけ」「週2日~OK」など、まさに幼稚園ママにぴったりです。ブランクがあり、ホールなどの接客は無理でも、キッチン補助や皿洗いなどもあるため、主婦業の延長でできる点もいいですね。

・学校給食の調理補助
土日・祝日はもちろん、学校の春・夏・冬休みは、仕事がないため、幼稚園ママたちから選ばれている仕事の1つです。しかも時間帯は9時~15時ぐらいが多く、預かりを利用すれば、働くことも可能。シフト制のところもあります。

・保育園の保育補助
保育士の資格がない幼稚園ママ友で、保育園の保育補助で働いてる方が数人います。しかも、認可外保育園で働いてる方は、子どもが休みの場合、職場の保育園に連れてきて、仕事をしながら、保育園の子どもと一緒に過ごさせていました。そういった対応をしてくれる保育園もあるため、探してみてはいかがでしょうか。

【在宅ワーク編】

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・シール貼りや袋詰めなどの内職
在宅といえば、定番の内職ですが、近年は減少傾向に。しかし、手作業の内職は、自宅でできる仕事として依然、主婦たちから根強い人気があります。ママ友が封筒にチラシを入れる内職をしていましたが、納期に間に合わず、子どもたちが寝たあとに、旦那さんに手伝ってもらい、なんとか間に合わせていました。作業単価が低いため、それなりの量をこなさなければいけないので、無理のない範囲で請け負いましょう。

・データ入力、タイピング
自宅でできる事務として、人気が高いのが、こちらの仕事です。PCがあれば、手軽にはじめられるので、タイピングやPC入力に自信がある方におすすめです。筆者も以前、データ入力の在宅ワークをしたことがあります。
メリットとして、仕事量が分かりやすいので、計画が立てやすいことが挙げられます。デメリットとして、単純作業なので、徐々に集中力が切れてくる、長時間のPC作業で手を酷使し、目が疲れて、肩こりがひどくなることが挙げられます。

・Webライター
最近は「Webライター」の求人を多く目にするようになりました。報酬単価は1記事100円~数万と幅があり、なかには、月10万円以上、稼ぐ方もいらっしゃいます。しかし、文章を書いた経験が少ない方の場合、なかなかこれだけで生計を立てるのは難しいことも。
ライターに向いている方は、情報収集力がある(コツコツと情報を収集するのが好きで、その集めた情報を整理できるなど)、毎日コンスタントに文章が書けるなどが挙げられます。さらに、専門分野があれば、より強みとなりますよ。
また近年は、クラウドソーシングサービスで仕事を見つけることができます。ただし、なかには悪質なクライアントもいるので、報酬単価の高さだけで応募するのでなく、他のワーカーの評価・コメントの有無や、丁寧な対応をしてくれるかなどを見極めて、優良なクライアントの仕事を選びましょう。

・チラシなどのポスティング

時間の融通がきく仕事として、ポスティングも人気の職種です。足腰が鍛えられ、運動不足も解消できるメリットもありますが、チラシ1部が0.5~1円と単価が低く、なかなかまとまった報酬が得られにくい面も。さらに、なかには曜日指定のものがあり、雨や雪などの天候が悪い日や暑い日にも稼働しなけければいけないこともあります。それでも、子どもがまだ寝ている早朝に配るなど自分のペースでできるので、ちょっとしたお小遣い稼ぎには最適です。

最大の難関!幼稚園の夏休みはどう乗り越える?

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長期休みの預かり保育があまり充実していない幼稚園に通っている場合、それ以外の選択肢として、

・自治体が認可保育園で実施している一時預かり保育を利用する
・認可外保育園など民間で実施している一時預かり保育を利用する
・祖父母などの実家に預ける
・パパに仕事を休んでもらう

などが挙げられます。また費用は高くなりますが、夏休みだけと割り切って、サマースクールなどの習い事やファミリーサポートを利用する手も。

筆者のまわりのママで、預かり先が確保できなかった場合、ママ友同士で協力して、交替しながら、お互いの子どもたちをお願いし合っていたり、ちょっと遠い実家の場合、1週間ほど実家にお泊りさせるなどして対応していました。

またサービス業の場合、パパが土日休みであれば、普段シフトに入っていない土日にシフトに入るという選択もあります。長期休暇のときだけ、柔軟に対応してくれる職場を探してみてはいかがでしょうか。

優先順位をつけて、仕事を探してみよう!

いざ、仕事探しをはじめてみると、いろいろな求人があり、迷うことが出てきます。「せっかく働くなら、時給が高いところがいいな~」と誰しも思うことですが、平均の相場より時給が高い場合、仕事内容が大変で、時給を上げないと人が集まらない……そんなケースもあります。

ブランクがあって不安な方は、まずは育児と仕事が両立できることを優先にし、今の生活が犠牲にならず、あまり負担のない仕事からはじめてみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター