CLEM 
たくさんの人に玩具を知ってもらうために2008年に創設された「日本おもちゃ大賞」。玩具のプロによる厳しい審査を経て、2019年度の受賞玩具が決定。その中から「エデュケーショナル・トイ部門」で選出された5つの玩具、「コミュニケーション・トイ部門」で選出された5つの玩具をご紹介いたします。
エデュケーショナル・トイ部門 子どもの発育・発達に寄与する玩具5選
大賞「テレビにうつって！ リズムでえいご♪ ワンダフルチャンネル」
販売元：株式会社セガトイズ
犬型のカメラを自宅のテレビに接続するだけで、お子さま自身がテレビの中に映し出され、テレビモニターを観ながら全身を使った遊びと英語学習を同時に楽しむことができる知育トイ。関根麻里さんとの共同開発玩具で、関根さんのナレーション・音声で、英語・日本語両対応。幼児の英語学習入門にぴったりです。
本体にはモーションキャプチャー、顔認証システム、AR機能などの高度な機能が搭載され、映し出された人の位置や動きを認識。お姫様に変身したり、ジャングルに隠れた動物を探したりなど、リズミカルなゲームやコンテンツをより直感的に楽しむことができます。
遊び要素を織り交ぜながら英語に触れることで、英語が自然に身につくように開発されているそうです。
（対象年齢3歳以上）
優秀賞「アリロ（alilo）」
販売元：株式会社アーテック
本玩具は、「コースパネルを組み合わせてプログラミング」、「背中のボタンを押してプログラミング」といった簡単なものから、スマホやタブレットのアプリと連動させて行う「ビジュアルプログラミング言語を使ってプログラミング」するものまで、ステップアップしながらプログラミング的思考が身につけられる6つの操作機能を搭載。小学生までの幅広いお子さまが楽しみながら学べる点も魅力です。
（対象年齢3歳以上）
優秀賞「学研のニューブロックプログラミング」
販売元：株式会社学研ステイフル
本玩具の遊び方の基本はとっても簡単。タテ・ヨコ・ナナメに自由に組むことができるニューブロックで好きな形に組み上げ、それにモーターやLEDをつなげたコックピットを取りつけます。あとは、モーターを動かす、LEDライトを光らせるといったそれぞれの働きを持つ“クルー”を順番にコクピットに乗せてプログラミングするだけ。
パソコンやタブレットは使用せず、自分のブロック作品を、自分の命令どおりに走らせたり回したりすることができます。
カタチと動きの両方を自由に表現できるため、プログラミング的思考だけでなく、発想力や創造力、集中力、デザイン力も、楽しく遊びながらしっかりと育むことができそうです。
（対象年齢4歳以上）
優秀賞「ポケモンパッド ピカッとアカデミー」
販売元：株式会社タカラトミー
プログラミングや英語以外にも、サイエンス、さんすう、世界地図、音感、漢字、時計など、モード43、メニュー100以上、総問題数1800問以上の種類豊富な内容をポケモンと一緒に楽しく学ぶことができます。
（対象年齢3歳以上）
優秀賞「ころがスイッチ ドラえもんシリーズ」
販売元：株式会社バンダイ
商品ラインナップは、基本パーツと「タケコプター」「どこでもドア」など5つのひみつ道具スイッチが入った「ワープキット」と、基本パーツと「空気砲」「バイバイン」など4つのひみつ道具スイッチが入った「ジャンプキット」の二種類（写真は「ワープキット」）。
ひみつ道具スイッチはクリア成型で、通過するボールがワープしたりジャンプしたりするスイッチの仕組みが見えるようになっています。
（対象年齢3歳以上）
コミュニケーション・トイ部門 世代や性別を問わず楽しめる玩具5選
大賞「だれでも動画クリエイター！ HIKAKIN BOX」
販売元：株式会社バンダイ
YouTubeチャンネル総登録者数1,400万人（2019年3月時点）を越える「Hikakin TV」で実際に使用されているBGMやセリフ、効果音を多数収録。ボタンを押して収録音を鳴らすことで、誰でも簡単に動画クリエイターになりきって遊ぶことができます。
音に合わせてセリフや身振りをつけた様子をスマートフォンなどで動画撮影してみたり、またその動画を見直してみたりして、親子で一緒に遊んでみてはいかがでしょうか。
お子さまが周りの人たちを楽しませる企画を考えたり、プレゼンテーションスキルを身につけたりするきっかけになるかもしれません。
（対象年齢5歳以上）
優秀賞「ボルダリングレース」
販売元：株式会社エポック社
レバー操作でクライマー人形をコントロールして壁を登らせ、付属のタイマーでタイムを測定、速くゴールまでたどりついた人の勝ち、というシンプルなゲームで、子どもから大人まで誰でもすぐに楽しめます。
クライマー人形が壁を登るアクションはどこかコミカルで、ゴールに到達すると人形が両手でバーに飛びつきフィニッシュアクションを決める様子もなんだかとっても癒されます。家族や友だちと競争して、わいわいほっこり楽しみましょう。
壁面の突起パーツの位置を入れ替えることで、クライミングの難易度の変更が可能です。
（対象年齢5歳以上）
優秀賞「動く絵本プロジェクター ドリームスイッチ」
販売元：株式会社セガトイズ
映像には字幕が表示されるので、ママやパパの声で読み聞かせることも可能。ハンズフリーで、親子のスキンシップも自然と生まれそうです。
本玩具には、日本と世界のおはなしの「えほん」や「星座のおはなし」、「童謡」など、ABCやあいうえお、生活習慣を毎晩楽しく学べる62のコンテンツが搭載。寝る前の親子の時間がぐっと楽しくなるコミュニケーション・トイです。
（対象年齢3歳以上）
優秀賞「人生ゲームプラス 令和版」
販売元：株式会社タカラトミー
「人生ゲームプラス 令和版」のテーマは「インフルエンサー」。通常版の人生ゲームとは違い、お札が登場せず、お札に代わってインフルエンサーにとって大切な「フォロワー」を集めることが目的です。SNSの世界を楽しみながらNo.1インフルエンサーを目指します。
また、本ゲームは一本道ではなく、好きなルートを自分で選んで進めることができるのも通常版とは異なる点。進むルートを変えながら何度でも遊ぶことができるのも魅力の一つです。
ちょっぴり複雑そうな印象がありますが、ルールはとても簡単です。幅広い年代の方が楽しめるように設計されていますので、子どもから大人まで、家族みんなで楽しむことができますよ。
（対象年齢6歳以上）
優秀賞「本格卓球 爆裂スマッシュ」
販売元：株式会社タカラトミーアーツ
本体には、簡易ラケット×1、ピンポン球×5、的（紙製）×1が付属します。すぐに遊ぶことができますので、家族みんなで交替しながら、的当てゲームを楽しんでみてはいかがでしょうか。超本格的な変化球を打ち返すのに、つい熱中してしまうはず！
（対象年齢6歳以上）
知育トイ、コミュニケーション・トイを親子で楽しむ！
未就学児にもぴったりの、遊びながら学べる知育トイが多く受賞していましたね。お子さまの知育玩具選びに、ぜひ参考になさってみてください。
話題性に優れている点も本賞の評価対象であるため、いずれの玩具も親子で楽しむことができ、またプレゼントとしても喜ばれるはずです！
おもちゃ大賞について｜東京おもちゃショー2019 INTERNATIONAL TOKYO TOY SHOW
