絵本だけで130冊以上出している太田大八さんという絵本作家をご存知ですか。もしかしたら、パパやママも子どもの頃に読んだという方も多いかもしれません。世代を受け継いで読まれる太田大八さんの作品から、おすすめの5冊をご紹介します。
代表作の「だいちゃんとうみ」
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タイトル:だいちゃんとうみ
著者 :太田大八 (作・絵)
出版社 :福音館書店
著者 :太田大八 (作・絵)
出版社 :福音館書店
第15回絵本にっぽん賞を受賞した作品です。太田大八さん自身が子どものころに住んでいた大村湾のようすを題材にしています。絵本のなかにだいちゃんが登場し、夏休みに海辺で過ごす内容となっています。
海で過ごす夏休みは、絵本を読んでいるママや子どもも羨ましいことでしょう。作品からは海の香りが伝わってくるようです。昭和に見られるのんびりとした生活のようす、太田大八さんのきれいなイラストが楽しめます。
雨の日のできごとが印象的な「かさ」
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タイトル:かさ
著者 :太田大八 (作・絵)
出版社 :文研出版
著者 :太田大八 (作・絵)
出版社 :文研出版
登場人物の女の子は、雨が降った日に大切な任務を任されます。朱色のかさをさしてお父さんを迎えに行く様子を描いています。道行くなかで女の子のいろいろな心の動きが伝わってきます。文字がなくイラストのみの作品ですが、いろいろな描写があって楽しい作品です。
太田大八さんの趣のあるイラストは、文字がなくても親子でいろいろなストーリーを考えながら読むことができます。女の子が道を進んでいくうちに成長していきながら、ほっこりあたたまる場面などもあって親子で楽しめます。
大人になったらなにになる?「ともだち」
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タイトル:新装版 ともだち
著者 :太田大八 (作・絵)
出版社 :講談社
著者 :太田大八 (作・絵)
出版社 :講談社
たくさんのお友達が登場し、将来何になるか想像することができる絵本です。低学年の子どもから、高学年まで幅広い年代で楽しめます。いろいろな個性あるお友達が登場し、学校に通っている子もまだの子も、それぞれの子どもの個性を楽しんでみましょう。
親子で絵本を読みながら、将来どんな人になりたいのか話して読み進めてみるのもおすすめです。
自分の意見を大切にしたい「ブータン」
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タイトル:ブータン
著者 :太田大八(作・絵)
出版社 :こぐま社
著者 :太田大八(作・絵)
出版社 :こぐま社
野菜大会の景品としてもらったこぶたのブータンのお話です。かわいがって育てていくうちに大きく育ってしまいます。そんなとき博覧会の見世物に貸して欲しいという声や、お祝いのごちそうに丸焼きにしたいという声があがります。
動物とのふれあいや、自分の意見を大切にしたい気持ちが育つ絵本です。カラフルなイラストで、眺めているだけでも楽しくなる作品でしょう。
太田大八さんのイラストが楽しめる絵本
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タイトル:世界でいちばんやかましい音
著者 :ベンジャミン・エルキン(作)/ 太田大八(絵)/松岡享子(訳)
出版社 :こぐま社
著者 :ベンジャミン・エルキン(作)/ 太田大八(絵)/松岡享子(訳)
出版社 :こぐま社
この絵本は外国の作品に太田大八さんのイラストを加えたもので、温かみのある色使いが特徴です。やかましいことが大好きな王子の誕生日がもうすぐです。そこで王子は世界で一番やかましい音が聞きたいという希望を出しました。そこで街中の人が大きな音を出す計画を出すのですが、というお話です。
最後の結末に意外性があり、親子で楽しめる作品です。物語は少し長めですが、読み聞かせをしてあげると子どもも話を聞いてくれるでしょう。読むと10分くらいの作品です。
親子で一緒に楽しみたい絵本の数々
太田大八さんは、1949年のデビュー以来多くの作品を登場させてきました。パパやママも子どものころの記憶が蘇り、子どもと一緒に楽しめるでしょう。色使いが鮮やかな太田大八さんのイラストは表現力が豊かで、文字が読めない子どもでも楽しめます。紹介した絵本は代表作で、はじめて読む家庭にもおすすめです。