子どものお片づけをどう思いますか?おもちゃを散らかしっぱなしにしたり、本人はできたつもりでも大人から見ると「うーん……」となったりしませんか。もしかしたらお片づけの方法が声掛けだけではわからないのかも……。親子で楽しめるお片づけ育の絵本を4つご紹介します。
クレヨンやつみきのおうちを教えてくれる絵本
著者 :青山 邦彦
出版社 :白泉社
『おうちにかえろう』は2歳から読み聞かせできるお片づけの絵本です。
綿密な建物の絵本で有名な元建築家の青山邦彦さんの細部までこだわった描きこみと、優しいタッチは大人でも見ごたえがあります。
「クレヨンをおうちに帰してあげようね」なんて声掛けできっとお片づけができるようになります。
親子でお片づけの仕組みがわかる絵本
著者 :つがね ちかこ,おかたづけアドバイス 鈴木 尚子
出版社 :赤ちゃんとママ社
『ななちゃんのおかたづけ』はお片づけの方法を子どもにもわかりやすく教えてくれる絵本です。
ななちゃんのお片づけは箱におもちゃをポイポイ投げ入れたら終わり、それではお片づけになっていないよ、とおもちゃたちが怒りだします。
小さな子どもでもわかりやすいようにお片づけは3つのステップで説明されています。
親子でお片づけが好きになる「かたづけやさーい」
著者 : わたなべ あや
出版社 : ひかりのくに
『かたづけやさーい』はレトロかわいいお野菜たちがお片づけを頑張る絵本です。
お片づけが嫌いな子どもでも興味が持てるようなほっこりした作りになっています。
どうしても散らかしたままにしてしまうお子さまや、「片づけなさい!」と怒ってしまうご両親におすすめです。
「おもちゃが泣いてる」からお片づけできるようになる
著者 :ささき ようこ
出版社 :ポプラ社
お片づけを促すとき、どんな声掛けをしますか。
「おもちゃを出したままだと踏んづけて痛いよ」「おもちゃがなくなるよ」など「片づけないと困るよ」と言っていませんか。
「わたしは、ぼくは困らない!」と意地を張るお子さんに教えてほしいのがこの絵本に出てくる「おもちゃが泣いてるから片づけようね」です。
大好きなおもちゃが泣いてしまったら片づけずにはいられません。
絵本を読んで楽しく自主的にお片づけできるようになる
おもちゃもおうちに帰れないと泣いてしまうとわかれば、自然とお片づけできるかもしれません。
声掛けだけでなく、絵本という視覚的なツールでお子さんが自分からお片づけできるようになると嬉しいですね。