毎日のごはん作り、メニューがマンネリ化してしまったりして大変ですよね。お子さまが好きなものを用意したいけれど、いつも一緒になってしまいがちです。そこで役に立つ「今日のごはんは何にしよう?」の参考になりそうな絵本をご紹介します。食育にもぴったりな絵本です。
みんなのおうちの晩御飯『きょうのごはん』
著者 :加藤 休ミ
出版社 : 偕成社
夕方に外を歩いていると、周りの家からそれぞれいい匂いがしてきますね。この絵本の主人公はネコ。商店街を散策した後、あっちこっちの家を練り歩いて夕飯パトロールします。
さんまの塩焼きやカレー、コロッケ……リアルな絵がとってもおいしそうです。
食べ物だけではなく、商店街やそれぞれの家庭の台所の違いなども描かれています。きっと、「きょうのごはんは何がいい?」と会話も弾みます。
ごはんだけでこんなに種類が!『ごはん』
著者 :平野 恵理子
出版社 :福音館書店
表紙にどーんと白いごはん。
おひつのごはん、豆ご飯、タケノコご飯、牡蠣ご飯、カレーライスにオムライス、パエリア、お寿司、親子丼、天丼、うな丼、お茶漬け、おにぎり……
とにかくたくさんの「ごはん」が出てきます。それぞれ入っている器が違っているのも素敵です。「どのごはんを食べたことがあるかな?」「どのごはんが食べたいかな?」と親子で盛り上がること間違いなしの絵本です。
おなじみのメニューがいっぱい『いろいろごはん』
著者 :山岡 ひかる
出版社 :くもん出版
こちらもごはんの絵本です。
「ほかほか ごはん ふっくら ごはん なにに なるかな いろいろ ごはん」
リズムのいい言葉に乗って、ご飯がいろいろなお料理に変わっていきます。おにぎりや海苔巻き、お茶漬け、雑炊、チャーハンなどお馴染みのものばかり。かわいい絵は、なんと全てが貼り絵でできています!
1週間の朝ごはん『ねこのかあさんのあさごはん』
著者 :どい かや
出版社 :小学館
オムライス、ミルクスープごはん、油揚げの袋詰めごはんなど毎日違ったメニューが登場する、ねこのかあさんが作る1週間の朝ごはんです。ときにはかあさんが寝坊してしまう日も……。
レシピも載っていますので、ねこのかあさんと同じメニューを作ることもできますよ。ねこの家族のやり取りや表情が微笑ましい絵本です。
野菜のお料理、どれがすき?『やさいもぐもぐ』
著者 :ふくざわ ゆみこ
出版社 : ひかりのくに
トマト・とうもろこし・じゃがいもなどの野菜、そしてその野菜でできたお料理が出てきます。「ほくほく、ころり」など野菜を切る音も楽しい絵本です。
どの料理にしようかな?「ど・れ・が・す・き?」とお話しするように読むと楽しいです。
お子さまが食べたい料理、苦手だったけれど絵本を見たら食べたくなってしまう料理も出てくるかもしれませんね。