圧力鍋は、煮込み料理や骨まで柔らかい煮魚など、短時間でストレスなしに作れるメリットがあります。食べ物の食感が変わると子どもの好き嫌いが減る可能性も。そこで今回は、圧力鍋の選び方をご紹介します。圧力鍋のメリットを存分に活かしてお料理上手を目指しましょう。
圧力鍋があるメリットとは?
また、長時間かかる煮込み料理は光熱費が高くつきます。短時間でできる圧力鍋は光熱費の面でもメリットが大きいと言えるでしょう。
圧力鍋の素材選びのポイントは?
・ステンレス製
ステンレス製は熱が伝わりにくく、圧力がかかるまでに時間がかかります。反面、保温力に優れているため、余熱を活かした調理が得意です。
・アルミ製
ステンレスとは反対に熱伝導率が高い分、冷めやすいのが特徴です。軽くて扱いやすいのも魅力ですが、やわらかい素材なので圧力値は低めです。
・多層鋼
多層鋼はステンレス・アルミのどちらの良い面も併せ持ちますが、価格が高めなのが難点。
家族の食事の時間が同じである場合は、アルミ製がコスパも良くておすすめです。味や仕上がりを優先する場合はステンレスがピッタリ。素材はライフスタイルに合わせて選ぶようにしましょう。
サイズは少し大きめがおすすめ
圧力鍋は基本的にかさばる調理器具なので、少しでも小さいものにしたいと思う方も多いものです。しかし、圧力鍋は圧をかける必要があるため、見た目よりも鍋に入れられる容量は多くありません。家族の人数+1~1.5L程度のものを選びましょう。
少し大きめの圧力鍋で大量に作ってストックしておくと、普段の料理にかける時間を短縮することも可能です。
どんな料理に圧力鍋は向いている?
普通の鍋との使い分けの目安は、光熱費や洗い物の手間などを考慮すると、煮込み時間15分。それ以上煮込む料理の場合は圧力鍋を使用し、それ以下の場合は普通の鍋を使うと良いでしょう。
人気の圧力鍋ブランドは?
販売元:T-fal(ティファール)
ワンタッチでフタの開閉ができる手軽さが魅力。圧力調整おもりで圧力を2段階に調整でき、初心者さんにもおすすめです。
販売元:Fissler(フィスラー)
圧力が目視できる、圧力がかかっている間はフタが開かないなど、安全面に重点をおいた商品です。圧力鍋=怖いというイメージのある方にもおすすめです。
販売元:パール金属
保温性に優れたタイプの圧力鍋です。2段階に変えられる圧力が便利。4人家族におすすめです。
料理上手への近道は圧力鍋が決め手
圧力鍋を使いこなすと調理にかかる時間も短縮でき、忙しいママの強い味方になってくれることでしょう。料理上手への近道は圧力鍋が決め手です。