段ボールと100円ショップで手に入るような身近なアイテムで作る、特製知育ゲームボックスの作り方と遊び方を紹介します。この箱の中に入っているのはいったいなんでしょう!?ドキドキワクワクしながら楽しく遊んで想像力や集中力を鍛えることができるおうち知育です。
「箱の中なーんだ?」ゲームって?知育効果は?
これは何だろう?と手から伝わる情報を頭の中でイメージすることで、想像力を鍛えることができます。過去に見たもの触れたものを頭の中で連想することで、脳はフル回転!しかも、考えるときはものすごく集中してくれるので、集中力UPも期待できます。
ただの箱を使ってもいいのですが、特製の箱を用意して子ども心をくすぐってみませんか?まずは材料と作り方を紹介しますね!
手を入れられるけど中が見えない特製の箱を作ろう
材料と道具
・段ボール
・ビニールテープ
・スポンジシート
【道具】
・ハサミ
・カッター
・ガムテープ
・セロハンテープ
今回使った段ボールのサイズは、縦・横・幅が全て20㎝でした。もう少し大きい方がいろいろ入れられていいかなと感じました。段ボールをご用意する際の参考にしてください。
スポンジシートはダイソーで購入しました。なければ厚紙でも代用できそうです。
作り方
2.切り取ったサイズよりも一回り大きいサイズでスポンジシートをハサミでカットします。中心点より外に向かって8等分になるように切れ込みを入れます。このスポンジシートを、段ボールの内側からセロハンテープでしっかり貼り付けます。
3.段ボールのフタを閉めるために、つけたりはがしたりできるようビニールテープを付けます。
これで完成です!10分もかからず作ることができますよ。
遊び方1「箱の中はなんでしょう?」
中に入れるのは、子どもの生活に関わる身近なものがいいでしょう。たとえば
・ハンカチ
・くつした
・歯ブラシ
・スプーン&フォーク
・コップ
・マスク
・めがね(おもちゃのもの)
など。
いつも身につけるものや普段使っているものの中から選んでみましょう。
ほかにも、
・バナナ
・りんご
・キウイ
・じゃがいも
・にんじん
といった野菜や果物もおもしろいですよ!手に神経を集中させることで、よく知っている食べ物でも柔らかいな、すべすべしているな、チクチク痛いな、など新しい発見があるかもしれません。
ちなみに筆者はこんなものも入れてみました。
娘は手を入れた瞬間「ぎゃーーーっ!」と大きな声を出してびっくりしていましたが、割とすぐに正解を出してくれました。
こんにゃくや氷など、ヒヤっとしてちょっと濡れているようなものはドキドキ感を味わうのにもオススメです(笑)
遊び方2「指示通りのものを選ぶ」
手の感覚だけで指示通りのものを選ぶ、指示内容をきちんと理解する、という知育につながります。
長さの違うストローやクーピーなどを入れて、一番長いものは?短いものは?という問題を出すパターンもありますよ。
言葉かけのヒント
・どんな形ですか?
・触った感じはどうですか?
など、箱の中にあるものを言葉で説明できるようなきっかけを与えてあげると、時間をかけてじっくり考えることにもつながりますし、ゲームをより楽しめます。触って感じたことを口にするということ自体、言葉の獲得に効果があるのではとも感じました。
子どもに出題者になってもらい、親が箱の中のものを当てるという役をしてみるのもいいですね。娘は、キッチンから玉ねぎを持ってきて箱の中に入れ、筆者にクイズを出しました。もちろん筆者は触っただけで何かわかったのですが、「これは食べ物ですか?おもちゃですか?」「どんな色ですか?」「●●ちゃんはどうやってこれを食べますか?」といろいろ質問をしてそのやりとりを楽しんだりもしました。
身の周りのいろんなものに興味をもつきっかけにも
特にキッチンにあるものが気になるようで、自分も何かわからないけどとりあえず箱の中に入れてママにクイズを出す、という感じであれやこれやをぴっぱり出していました。でも、このやりとりで、家の中にあるもの、身の周りのものに注意が向いて、さまざまなものを知ったり覚えたりするきっかけになるならそれもいいかなと筆者は感じています。
材料もシンプルですぐにできる特製の箱を作って、ぜひ皆さんも親子で楽しんでみてくださいね。(触って危険なもの、箱の中が汚れるものはNG、とルールを決めて遊んでくださいね!)