入園前や入学前に、お子さまに身の回りのことができるようになってほしいと願うパパやママは多いのではないでしょうか。そんなときに役立つのが「せいかつ図鑑」です。楽しみながら無理なく学べる、せいかつ図鑑をご紹介します。
1~2歳におすすめ!食への関心が広がる図鑑
著者 :おざきえみ(絵)
出版社 :学研
小さな子どもにとって、生活の基本はまず「食べる」こと。でも好き嫌いが多かったり、食にあまり関心が無かったりするお子さまも少なくありません。そんなときに役立ちそうなのがこの図鑑です。
小さなお子さまでも飽きずに楽しめるよう、しかけ絵本になっています。おいしそうな食べ物の写真を見ながら、「これ、〇〇ちゃんの好きな食べ物だね」「おいしそうだね」など会話を広げてみてください。嫌いな食べ物も「食べてみようかな?」という気持ちが生まれるかもしれません。
身の回りのことをマンガで分かりやすく
著者 :藤子 F不二雄(キャラクター原作)、流田 直(監)
出版社 : 小学館
入園前には身の回りのことを自分でできるようになってほしいところ。でもパパママがうるさく言いすぎると逆効果になってしまうことも。
そんなときにおすすめしたいのが、この図鑑です。子どもたちの大好きなドラえもんが、身の回りのことについてやり方を教えてくれます。
マンガ仕立てになっているので、楽しみながら読むことができそうです。パパやママがうるさく言うよりも、無理なく身辺自立を促せます。
基本的なことだけでなく、「かさの使い方」や「外のトイレの使い方」など細かいところまでレクチャー。入園前だけではなく、入学前後のお子さまにもおすすめです。
小学生になるまでに身につけたい知識がいっぱい
著者 :流田 直(監)
出版社 :小学館
大人が毎日何気なく行っている動作や作業も、子どもにとっては知らないことばかり。そのため教えてあげないとうまくできないことがたくさんあります。この図鑑では、そんな大人目線だと「当たり前」だけど子どもにとっては「難しい」ことにスポットを当て、丁寧に解説。
お子さまに見せる前に、まずはパパやママが一通り目を通してみてください。お子さまにどんなことを教えるとよいのか、どのように教えるとよいのかがわかります。その上でお子さまと一緒に取り組んでみましょう。
小学校入学後には、幼稚園の頃よりも一人で取り組まなければならないことが増えます。入学前に一通りできるようになっておくと、入学後の生活に余裕が生まれるのではないでしょうか。
しつけだけじゃない、子どもが知りたいこと満載!
著者 :宮里 暁美(監)
出版社 :主婦の友社
「せいかつ図鑑」と言うと、しつけに関わる内容がほとんど。しかしこの図鑑はそれだけにとどまらず、雑学のような内容も書かれています。お子さまの知りたい気持ちに幅広く答えてくれる図鑑です。なかには大人が知らないような内容も。パパやママも、お子さまと一緒に見てみると勉強になりそうですね。
小さなお子さまも楽しめるよう、写真やイラストを見ただけで内容が伝わるよう工夫されています。文字を読むことが苦手なお子さまでも楽しめるでしょう。
もう一歩進んだ知識が必要なときに
著者 :おち とよこ(文)、平野 恵理子(絵)
出版社 :福音館書店
年齢が上がり、基本的な生活習慣は大丈夫!というお子さまには、もう一歩進んだ図鑑はいかがでしょうか。
この図鑑には、子どもだけではなく大人も役立つ家事全般の知識が載っています。これまでのせいかつ図鑑では物足りなく感じてきたときに見せてあげてください。
楽しいイラストと文章で、役立つ内容をわかりやすくレクチャー。「今すぐやってみたい!」という気持ちになりそうです。お子さまがお手伝いをするきっかけにもなるかもしれません。また、小学校の自由研究などにも役立ちそうな内容です。
せいかつ図鑑で自立への一歩をうながそう
せいかつ図鑑には、「生きていく上で必要な基本的な知識」がつまっています。もちろん基本的なしつけはパパママが教えるのが前提です。でもパパママに言われると、押し付けられているような気分になってしまうこともあるかもしれません。
そんなときに、せいかつ図鑑を上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。自分から図鑑を見て学ぶことで、スムーズに身の回りのことが身につくかもしれません。
せいかつ図鑑を上手に取り入れて、お子さまの自立への一歩をうながしましょう。