「子どもとスキンシップが大切ってわかっていても、いつもばたばたしていて……」。そんなパパママにお伝えしたい!安心してください、毎日自然にやってますよ、スキンシップ♪ 構えなくて大丈夫。いつものスキンシップが、子どもとのコミュニケーションを増やしてくれるのです。
子どもとの「タッチ」は立派なスキンシップです!
でも「いつもばたばたしていてスキンシップとかなかなか……」「どのタイミングでスキンシップ?」「そもそも、スキンシップって、どの程度でスキンシップというの?」という悩みや心配の、疑問をよく聞きます。
そんなパパママに、声を大にしてお伝えしたい!
安心してください。
毎日の中で、自然にやってますよ、スキンシップ。
それは……「タッチ」です。
保育園で「いってきます」や「ただいま」をするとき、自然と子どもと手を触れていませんか?ほんの一瞬の行動ですが、タッチは紛れもなくスキンシップです。
タッチは忙しい毎日の中で、疲れていても無理しなくてもできるスキンシップなのです。
では、ちょっと意識して、お子さまとのコミュニケーションの機会を増やしてみませんか?
タッチの機会はあらゆるところに
・おはようタッチ
・はい次どうぞ、合図のタッチ
・やったね!タッチ
・お外遊びからお部屋に入るときに気持ち切り替えタッチ
・これお願い!タッチ
・がんばって!タッチ
・オッケー!タッチ
・ありがとう!タッチ
・叱るのはここまで、合図のタッチ
・また明日、さようなら!タッチ
こうしてあらためて並べてみると、ありとあらゆる場面でタッチしてますね。お互い手と手を合わせる挨拶のときのタッチと、何か伝えたいときの合図のタッチ、大きく二つに分けられます。
さて、こんなにもたくさんのタッチをするのは、なぜでしょう?
タッチでいろいろなことが伝わります
例えば子どもに「おはよう!」と一言かけて、挨拶のタッチすると、その一瞬で「保育園に着いたよ」「確認しましたよ、今日は元気かな?」「元気だよ」といった具合に、お互い伝わることがぐぐっと多くなります。
合図のタッチの場合は、お外遊びからお部屋での活動に入るとき「お片づけしたら先生とタッチしてお部屋だよー」とよく声かけをするのですが、「お部屋に入ります」「確認しました」という意味と共に「次は○○するよ」と、タッチが子どもの気持ちの切り替えになるんです。
言葉にタッチをプラスすることで、スムーズに事が進みますよ。
叱ったあとのフォロータッチ
ここで、子どもと目を一度合わせて、頭や肩、または手をポンポンとタッチするとお互いに区切りがつきますし、叱られた方もほっとできます。
悪いことをしっかり伝えた後は、しつこく言わない方が、子どもたちの心に残るようです。しつこく言われると、嫌な気持ちだったことや叱られて怖かったことの方が、残ってしまうのですね。
意識したタッチで子どもとコミュニケーション
叱った後のフォローどうしよう……でも今は、まだ甘い顔したくないなんてときは、ポンポンタッチ。
そうすると、子どもだけでなく自分自身にも叱るのはここまで!という合図と、気持ちの切り替えにもなりますよ。タッチでしばらく時間を空けて、お互い気持ちの整理がついたら、ぎゅっと抱きしめてあげてくださいね。
タッチは、一瞬でも「あなたのことちゃんと見てるよ」とお子さまへのステキな合図になります。
時間がなくてコンディションが悪いときでも、照れ屋さんでも、実践しやすいと思います。ぜひ試してみてくださいね。