子ども用おもちゃとして人気が高いレゴは、年齢別にも商品がたくさんあってどれがおすすめか迷う方も多いでしょう。そのような家庭のために、はじめてレゴを与える子ども用から、レベルアップに便利なおすすめ商品を紹介します。年齢別に適した商品を選びましょう。
レゴの知育効果とは?
レゴは北欧のデンマークにあるレゴ社が開発した玩具です。現在の形のブロックが登場したのが1958年で、今では世界中の人から愛されるおもちゃまで成長しています。
レゴでよく見かけるセット商品は、組み立てて再現する喜びが得られるようになっています。バラバラなパーツを自由に組み合わせて遊ぶことも可能で、創造力や想像力、集中力をやしなうことができます。
年齢が上がってくるとパーツも複雑な作りになってくるので、工夫して組み立てなければなりません。立体的な感覚をやしなうのにも役に立ちますよ。
レゴは何歳から遊べる?
「よく遊べ」という意味のデンマーク語が由来となったレゴは、世界中の子どもに大人気の知育玩具です。レゴと言えば、パーツが細かいため小さい赤ちゃんは遊べないという印象があるかもしれません。実際に販売されているレゴの商品は、大きく2種類に分かれます。
基本となる通常サイズのレゴと、大きめサイズに作られた「レゴデュプロ」です。
レゴデュプロは基本ブロックの2倍程度の大きさがあるため、手先が不器用な1歳~1歳半くらいの赤ちゃんでも組み立てやすく、レゴデビューとしてもおすすめ。最初はデュプロからスタートしてブロック遊びの基礎を学び、簡単に組み立てられるようになったら通常のレゴに移るのも良いでしょう。
年齢によるレゴの選び方
1歳
2歳
2歳頃になると、もう少し発展的な遊びができます。ブロックを組み立てられるようになってくるため、乗り物のパーツなど買い足すとより遊びの世界が広がるはず。できた作品を飾ってあげると励みになるでしょう。
ブロックの数を数えて数字を覚えるという学習にも役立ちます。キャラクターの付いたキットもあるため、子どもがより楽しく遊べる商品を選んであげてください。
3歳
手先が一段と器用になる3歳頃は、デュプロから普通のレゴに移る子どもが増えます。
基本ブロックを使った作品例や説明を見ながら、親子で作ってみましょう。はじめのうちは親の手助けが必要ですが、続けるうちに子どもひとりでもできるようになります。子どもが好きなように組み立てることで、創造性が養われることも。
4歳
幼稚園の教室や幼児教育のクラスにおもちゃとして用意されていることがきっかけで、レゴが好きになる子どもも珍しくありません。
友達と一緒に大作を作り上げたり、友達と高さを競ってチャンピオンを決めたりなどの遊び方もできるようになります。複雑な構造も自分で考えて作ることができるようになるでしょう。
5歳
例えば家や庭の風景を作るほか、お店やさんなどの日常の様子をレゴで再現し、レゴを使って友達とお人形遊びのような感覚で遊べるようになります。レゴを通して想像力やコミュニケーション能力、言語能力を伸ばすことも可能。
小学校入学前くらいになると、モーターでレゴを動かして遊べるようになる子どももいます。
1歳用のおすすめレゴ
販売元:レゴ (LEGO)
レゴブロックのなかでも、1歳半から対象年齢の「レゴデュプロ」は大きなパーツを組み合わせるだけのシンプルな構造です。レゴデュプロでもはじめてセットを購入すれば、それだけで遊ぶことが可能です。
このシリーズは子どもが目を引く原色カラーを採用し、レゴの要素であるパーツ同士を組み合わせることができます。当商品は朝起きてご飯を食べて、滑り台で遊んで、夜には寝るなど子どもの日常生活とリンクしています。
2歳用のおすすめレゴ
販売元:レゴ (LEGO)
レゴのデュプロシリーズで対象年齢が2歳以上のものになると、パーツが増えます。この商品は2~5歳までが対象年齢となっており、一度購入すると長く楽しめます。
人形だけでなく動物たちもたくさん登場し、おうち知育にもおすすめです。動物の名前を覚えることができ、動物の種類によって何を食べるのかといった、ごっこ遊びができます。森にすむ動物たちが多く登場し、親子でお話しながら遊んでみましょう。
ブロックを組み合わせて遊ぶのはもちろん、人形や動物単体でも活用できます。
3歳用のおすすめレゴ
販売元:レゴ (LEGO)
3歳ぐらいになると1人でもごっこ遊びができるようになり、デュプロシリーズの複雑なタイプを購入してみましょう。
男の子に人気のトレインレールセットは、遊ぶときに自分でレールを組み合わせなければなりません。レールの組み合わせ方によってコースが変わり、自分だけのトレイン遊びができます。
キリンさんのきかんしゃ、デュプロかずあそびトレインにも対応しています。レールを買い足せば、もっと複雑な線路も作成できます。
4歳からのおすすめレゴ
販売元:レゴ (LEGO)
4歳からの年齢には細かいパーツも入っている、レゴジュニアがおすすめです。設計図も入っているので、組み立て方を見ながら自分で工夫して作ることができます。
また細かいパーツがたくさんそろい、自分だけのオリジナル作品を作る楽しみがあるクラッシックもおすすめです。黄色のアイディアボックスは、対象年齢は4歳からと、大人になっても活用できるベーシックシリーズです。
自由に遊べるだけでなく、アイディアシートも備え付けられており、説明書通りに作る達成感も得られるようになっています。
5歳からのおすすめレゴ
商品名:レゴ (LEGO) シティ スペースシャトル 60078
販売元:レゴ (LEGO)
こちらは、人気のシティシリーズの商品。子どもが持って遊びやすい小型サイズのスペースシャトルです。
レゴシティシリーズは、工事現場や宇宙、海底などテーマがありデュプロよりスケールが大きくなったシリーズです。難易度が高くなるので、完成した時の達成感もより大きく、細かい仕掛けで夢中で遊んでくれそうですね。
手頃なサイズの商品から、パパママも一緒に楽しめる大きなセット商品もあります。
上手に組み立てられるようになってきたら挑戦したい
販売元:レゴ (LEGO)
複雑なレゴに慣れてきたら、大人でも遊べる本格的なセット商品に挑戦してみましょう。
対象年齢が6歳や7歳からの商品は、女の子が憧れるプリンセスシリーズや、男の子の好きなスーパーヒーローもののキットも豊富です。
LEGO CREATORのように、町や車、飛行機などいろいろなセット商品があるタイプもあります。こちらのキャンピングカーのセットは、対象年齢が9歳以上です。キャンプに行くごっこ遊びが可能で、バーベキューセットやモーターボートなども含まれています。キャンピングカーをヨットや家にも組みかえることができるのもポイント。このセット1つで、3種類楽しめるお得な内容です。
LEGO TECNICはプラモデルを組み立てるような、本格的マシンが登場するシリーズです。なかには組み立てることで、ラジコンのように走らせることができるタイプもあります。
レゴで遊ぶ際の注意点
発売以来、男女問わず人気が高いレゴですが、遊ぶときには注意したい点がいくつかあります。
まず、レゴは基本的に小さなパーツが多い玩具です。子どもがまだ小さく物を口に入れてしまう場合や、ペットを飼っている家庭では、誤飲の可能性があるため注意しなければなりません。子どもが小さいご家庭ほど、普通のレゴではなくレゴデュプロのほうがパーツが大きいため安心です。
また、小さなパーツがたくさんあるため、いつの間にかパーツを失くしてしまうもしれません。紙や布団の下敷きになったレゴを知らずに踏んで痛い思いをしたという話は、非常によくある話です。
レゴ遊びが終了したら、どこにどんな風に片づけるかという我が家ルールを作っておくことをおすすめします。
年齢にあったレゴを選んであげよう
説明書通りに作れた喜びから、自分でいろいろなものを生み出す面白さなど、楽しみ方もさまざま。レゴで楽しく遊びをひろげてください。