乳幼児がいる家庭でクリスマスツリーを購入するなら、安全性を優先した選び方をしたいもの。赤ちゃんにも安心なツリーを選べば、親子で飾り付けを楽しめることでしょう。乳幼児がいても飾れるクリスマスツリーの選び方をご紹介します。
乳幼児がいても飾れる「安全なツリー」とは
クリスマス気分を盛り上げ、部屋を華やかにするクリスマスツリー。「飾りたいけれど、うちには小さい子がいるから無理」と考える方もいるのではないでしょうか。
はいはいの赤ちゃんやいたずら盛りの幼児がいても、安全性にこだわって選べば大丈夫です。選び方のポイントを以下のとおり。
120~180cm前後の高さのもの
日本の住居の天井の高さは220~240cmが一般的。圧迫感を与えないクリスマスツリーの高さは120~180cm前後です。
これはパパママが安全にツリーのメンテナンスができる高さでもあります。落下しそうなパーツがあればすぐに修正できるでしょう。
背の高いツリーは見栄えがよいですが、倒れやすいので注意が必要です。部屋に置いて違和感のない、安定感のあるツリーを選びましょう。
卓上タイプと壁掛けタイプ
葉が抜けにくくて、密集しているもの
店頭で見て、周りに葉が抜け落ちているものは避けましょう。飾り付けや片付けのたびに、葉が落ちて散らかってしまいます。赤ちゃんの誤飲も招くので、しっかり植え付けられているものを選んでください。
葉の密集しているものは、子どもが指を入れにくいのでおすすめです。凹凸が少ないので、出っ張った枝先での怪我も防げます。
セットのオーナメントが大きめ
生後5、6カ月~2歳頃までは誤飲事故の多い時期。オーナメントの大きさにも注意が必要です。
3歳の子どもの口径は、ピンポン玉とほぼ同じ大きさの約3.9cmです。セットになっているオーナメントが4cm以上のものを選びましょう。
おすすめの置き場所と置き方
クリスマスツリーを飾る場合、気になるのはツリーが倒れることによる怪我ではないでしょうか。多くのクリスマスツリーは円錐形で重心が低くなっているため、倒れにくくなっています。あまり心配はいらないでしょう。
ただし、子どもが触って倒してしまう可能性は捨てきれません。子どものいたずらを防ぐなら、部屋の角に置くのがおすすめ。クリスマスツリーのまわりを自由に動けない分、いたずらのリスクを減らせます。
1mの壁で事故防止
ベビーサークルで囲う
プレゼントBOXでバリケード
乳幼児も楽しめる飾り付け方
ほとんどのオーナメントはひもやフックが付いていて、子どもも取り付けやすいようになっています。ただし小さなお子さまだと、うまく取り付けるのは難しいものです。
そんなときは、マスキングテープでオーナメントを直貼りしてみましょう。ツリーを傷めにくく、小さなお子さまにも飾りつけが楽しめます。
おしゃれで華やかなクリスマスツリーセット
商品名:不二貿易 クリスマス ツリー セット CARNIVAL
販売元:不二貿易(FUJI BOEKI)
ツリー・オーナメント・LED電球がセットになっているので、クリスマスツリーをはじめて買う方にも安心です。統一感のあるオーナメントは派手すぎず、洗練された雰囲気。またたくように輝くLED電飾がとても華やかです。
これを買うだけで、おしゃれで可愛いクリスマスツリーが完成します。
飾り付け簡単&安全 フェルトの壁掛けツリー
商品名:3フィートのオーナメントとクリスマスツリーセットフェルト
販売元:Double Winning
長さ95cm×幅73cmと、存在感のある壁掛けタイプのクリスマスツリー。電飾はなく、柔らかなフェルトでできていて安全です。
カラフルなオーナメントにはマジックテープが付いています。子どもの感性を活かして自由に飾ることが可能。1歳未満の赤ちゃんでも一緒に飾りつけできそうです。
子どもも大人も惹きつける幻想的なホワイトツリー
商品名:LEDファイバーツリー クリスマスツリー
販売元:サンコスモ
ツリーのカラーはおしゃれなホワイト。光ファイバーを使って、枝先でLEDを光らせます。コードや電球がないので組み立て・片付けが簡単。乳幼児にいたずらされにくいのもうれしいポイントです。
このクリスマスツリーだけでも幻想的できれいです。お好みでオーナメントを飾ってもOK。枝も葉も幹もホワイトなので、オーナメントで自由にイメージを変えられます。
季節の行事を楽しむきっかけに
季節の移ろいを感じ、家族の絆を深められる季節の行事。乳幼児期から少しずつ参加させて、学ばせたいものです。
安全性も高く、遊びの要素もあるクリスマスツリーの準備は、季節の行事を楽しむきっかけになります。今年のクリスマスは親子でツリーを飾ってみてはいかがでしょうか。