幼児期の知育にも取り入れられている「そろばん」。かつては習い事の定番だったこともあり、そろばんを習っていた方も少なくないのでは?そこで今回は、そろばんを知育に取り入れることで得られる効果やそろばんの始め方。そして幼児におすすめのそろばんなどをご紹介します。
現在の「そろばん」の位置づけとは?
時代の流れと共にその勢いは急激に落ち込みを見せるも、近年、再びそろばん人気に火がついています。
その理由は、2000年代後半にブームとなった「脳トレ」。
これまでのそろばんは、ただ計算に強くなるために行う習い事でした。
しかし現在では、脳トレの一種としてそろばんを習う子どもが増えているそうです。
文部科学省が定める科目に、一貫してそろばんが必修科目とされていることからも重要性を感じます。なお、中には100時間以上もそろばんの時間を設けている私立小学校もあるほどです。
そろばんが持つ知育の効果とは?
これは言うまでもありませんよね?
さらにある研究結果によると、そろばんは右脳の発達にいい影響を与えると言われています。
筆算をする場合、通常は頭に数字を思い浮かべて計算しますよね?
しかしそろばんをしている人は、頭にそろばんを思い浮かべて計算しています。この時、映像を思い浮かべて計算をすることで、そのイメージを処理する右脳が発達すると言われています。
右脳が発達することで柔軟な発想力や創造性が育まれる、というわけなんです。
そろばんには集中力が高まるメリットも
限られた時間内に素早い計算を求められることで、自然と集中力が身につきます。
集中力は勉強をする上でも非常に重要な要素となりますので、そろばんをすることによる付加価値と言えるでしょう。
幼児期におけるそろばんの始め方は?
しかしこれを幼児期に取り入れるのは極めて困難ですよね?
そんな幼児期におすすめなのが「百玉そろばん」です。
1列に10個の色付きの玉が配置されたそろばんで、数を覚えたりカシャカシャ鳴る音を楽しむのが目的です。
もちろん、この百玉そろばんを使って計算できるのが理想ですが、まずは数に親しむところからのスタートで構いません。
成長するにつれて数を覚えたり、簡単な計算ができればOKです。
幼児におすすめのそろばんや教材とは?
「くもんの玉そろばん120」
表には120の数表が、ひっくり返すと60の数表が付属しています。
120までの数唱で、3桁の数の理解を深めます。対象年齢は3歳以上。
「VOILA レインボーアバカス」
触っている玉の色を覚えたり、数を覚えるだけでも用途としては十二分。
対象年齢は3歳から。
「Haibei 多機能子供知恵おもちゃ」
オペレーティングと思考能力を養うことが可能。
遊びながら数字を学べます。
100だまそろばんを使って、楽しく数とお友達 – Chiik! – 3分で読める知育マガジン –
幼児教育におけるそろばんのすすめ
幼児におすすめのそろばんもたくさんラインナップしています。
まずはそろばんに触れ、色や数を覚えるところからスタートさせてみてはいかがでしょうか?