大人の食事の支度をしながら簡単に用意することができる離乳食レシピ、第三弾です♪ 今回は旬のアスパラガスを使った素麺チャンプルーをご紹介します。大人ごはんと子どもごはんがほぼ同じ工程でできる簡単レシピです。夏が近づいてくるこれからの季節にぴったりの一品ですよ!
旬のお野菜を食事に取り入れよう!「アスパラガス」
アスパラガスに豊富に含まれるアミノ酸「アスパラギン酸」には、新陳代謝を活発にし、疲労を和らげる効果があるとされています。
穂先には「ルチン」という栄養素が多く含まれていて、毛細血管を丈夫にしたり、血圧や血糖値を下げてくれる働きをします。
免疫力を高めたり、がんの予防や美肌作りに大切な「カロチン」、老化を抑え、シミ・そばかすを防いでくれる「ビタミンC」が多いことも特徴です。また、「葉酸」も他の野菜の中でもトップクラスに入るほど豊富に含まれているので、アスパラガスは女性の強い味方といえるお野菜ですね!
『アスパラガスとツナの素麺チャンプルー』
実際、現在1歳半を過ぎて離乳食から幼児食に移行中のわが家の娘も、アスパラガスは大の苦手食材。これまでさまざまな離乳食レシピ本を見ながら、だし汁で柔らかく茹でてみたり、豚巻きにしてみたりと工夫をして与えてみましたが、どれもダメ。
離乳食中期ごろの、くたくたに煮込んで細かくみじん切りにしてスープやシチューに入れて食べる形から、なかなかステップアップすることができませんでした。
けれども、幼児食にステップアップする上で、少しずつでよいから「シャキシャキ」としたお野菜特有の歯ざわりや固さが残ったものも食べられるようにしてあげたい!そんな親心から行きついたのが、この『アスパラガスとツナの素麺チャンプルー』です。
大人ごはんも子どもごはんも、ほぼ最後まで同じ工程で作ることができるので、忙しい日にオススメの簡単調理メニューでもあります♪
【材料】
◆ツナ(食塩不使用水煮缶) 1缶
◆卵 1個
◆かつおぶし ひとつかみ程度
◆素麺(乾麺) 150g
◆醤油 大さじ1
◆ごま油 小さじ1
◆塩コショウ 適量
◆ラー油(大人用調味料としてお好みで)
【作り方】
ごま油をナンプラーに変えて、エスニック風のアレンジにするのもオススメです!
お皿に盛りつけるときは、さらにかつおぶしをトッピングしてもいいですね。
離乳食後期~完了期にオススメ!
一皿で炭水化物・野菜・タンパク質がバランスよく食べられるので、忙しい日のワンプレートごはんにぴったりです。
離乳食後期の子どもから食べられるレシピですが、アスパラガスをもう少し大きくカットすれば、幼児食以降でも楽しめますよ。
まだごっくんが苦手な子ども向けのアレンジも♪
いかがでしたか?
しかし、繊維を断ち切るようにカットし、ツナと鰹節のうまみを含んだ柔らかな素麺と一緒に口に含めるようにしてあげることで、とっても食べやすくなるんです!
いろいろ味付けに工夫をしても、子どもたちの敏感な舌はしっかりとアスパラガスの味と食感を感じとります。けれども、食べやすい素麺と一緒のおかげで「べー」と出さずにごっくんができる魔法のメニューが、この『アスパラガスとツナの素麺チャンプルー』なんです。
さまざまな味・香り・食感との出会いを増やしてあげたい離乳食・幼児食期だからこそ、子どもの苦手なお野菜も工夫をしながら食卓に登場させてあげられると良いですね。
「ママやパパと同じごはん!」というのも、子どもにとっては好き嫌いを克服しやすくなるきっかけになるはすです。ぜひ試してみてくださいね♪
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