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パリではクリスマスを家族で祝うかわりに、年末・年始は友人たちとホームパーティーをしたり、出かけたりすることが多いです。では、子どものいる家庭ではどんな風に過ごしているのでしょうか。今回はそんなパリの子持ち家庭の年末・年始の過ごし方をご紹介します。
パリの年末はお祭り騒ぎ♪
Nouvel An 2015 sur les Champs Elysées
凱旋門でもイベントが開催され、シャンゼリゼ通りは多くの人で賑わいます。シャンゼリゼ通りでは新年のパレードも行われるので、大晦日から元旦まで、ノンストップで人が集まります。
ただパリの子持ち家庭にとっては、ちょっと近づきにくい場所でもあります。というのも、パリ近郊から集まる若者が泥酔していたり、爆竹を鳴らしたりするので、子連れだと心配だからです。とくに最近はテロの影響もあり、大衆が集まるところには避けたいというのが本音でしょう。
騒音も気にしない!あちこちでホームパーティー♪
パリではホーム・パーティーが一般的なので、アパートに張り紙をすれば、たいていの騒音も隣人たちから許してもらえます。とくに年末・年始は、しょうがないね、という感じになるようです。
ホームパーティーに招待されたら、子どもはどうする?
ベビーシッターを雇う
料金もかなり上がります。年末・年始パックを提案するベビーシッターもいるようですが、午後9時から翌日4時まで平均180€(約2万2000円)だそうです。それでも大人気ということなので、1年のストレス発散でパーティーをしたいパパ・ママが多いんですね!
親たちと子どもたちで一緒にパーティーをする
家族で過ごすならスキー旅行!
しかし、この時期は人気があり、お値段もかなり上がるので、前もって準備しておくことが重要でしょう。
ラクレットとは、大きなチーズの断面を直火で温め、溶けた部分をナイフなどで削ぎ取ってジャガイモやシャルキュトリ(ハムやサラミなどの加工肉)に絡めて食べる、スイス国境に近いフランス・サヴォア地方の大人気料理です。
スキー旅行へ行き、家族でこの名物を味わう…というのもフランス人の国民的楽しみなんです。
今年はどうする?家族で過ごす年末・年始
子持ちであってもパーティーをしたい!というフランス人パパ・ママの思いと、現実の難しさから、「年末・年始、子どもをどうする?」「子どもと一緒に年末・年始を楽しむ方法」などたくさんのブログや記事が見つかりました。
筆者の個人的なおすすめは、家族でのアルプス旅行です。日本とは違った美しい山々の景色や山小屋、名物料理でまるでハイジのような世界を味わえます。子どもたちも喜ぶのではないでしょうか。