映画「ちはやふる」で人気が急上昇した百人一首。興味を持たれたお子さまも多いのではないでしょうか。これを機に、家族で百人一首をはじめてみませんか?お子さま向けから本格的なものまで、おすすめの百人一首をご紹介します。
色分けされた札で覚えやすい「五色百人一首」
メーカー:奥野かるた店
読み札と取り札のふちの色が20枚ずつ、五色に色分けされている百人一首。小学校の先生によって考案されたもので、実際に授業でこの五色百人一首を取り入れている小学校も多くあります。
黄色の札だけ、などと枚数を限定して遊んで行けば、短い時間で気軽に楽しめます。はじめのうちは20首ずつなら覚えていきやすいですね。またグループごとに色によって読み手を変えたりして全札で競い合うこともできますよ。
解説書、暗記シート、暗記下じきも付属されていますので、親子で歌の内容について話し合ったり、しっかり暗記の勉強をしてみたりと幅広く楽しむことができます。
幼児からはじめられる「KUMON百人一首カード」
著者 :公文公 , 平田喜信
出版社 :くもん出版
幼児からはじめられる百人一首。意味はわからなくても、幼児期から古い言い回しに馴れておくと「古典」を学ぶ際に役に立つそうです。きれいなイラストや簡単な解説が載っており、またカードのサイズも小さなお子さまに使いやすいです。通常の百人一首とは作りが違いますが、取り札も付いているので、カルタ遊びとしても使うことができますよ。
上下巻に分かれていますので、まずはこの上巻で百人一首の世界に飛び込んでみましょう。
イメージしやすいイラスト「はじめての百人一首」
メーカー:幻冬舎エデュケーション
アニメっぽいイラストが目を引く百人一首。読み札と同じ人物が取り札にも描かれていますが、取り札のイラストは書かれている歌の情景などを表しているので、内容がイメージしやすくなっています。
歌は30首のみが厳選されており、お子さまにとってわかりやすい四季の歌を中心に選ばれています。「坊主めくり」や「絵あわせ」(神経衰弱)など他の遊び方や歌の解説も付いています。
本格的に楽しめる、桐箱入り「小倉百人一首 吉野」
メーカー:大石天狗堂
お子さまがまだ小さくても、末長く使える本格的なものを手に入れたいのなら、この桐箱に入った百人一首はいかがでしょうか。正統派の札で、読み札には金の箔が施されています。桐箱は保管に優れているので、中の札を状態良く保存できます。良い品を長く使いたい方におすすめです。