2016年10月12日 公開

ゲーム機なんかいらない?幼児もできる電卓遊び!

子どもに電子機器を持たせて遊ぶというと、お金がかかったり、外に出なくなったりという悪い印象が付きがちですが、使い方を間違えなければ成長に大いに貢献してくれるものです。ここではどの家庭にもある電卓を使った遊びを紹介します。安く楽しめて一石二鳥です!

子どもに電子機器を持たせて遊ぶというと、お金がかかったり、外に出なくなったりという悪い印象が付きがちですが、使い方を間違えなければ成長に大いに貢献してくれるものです。ここではどの家庭にもある電卓を使った遊びを紹介します。安く楽しめて一石二鳥です!

与えるだけでも十分好奇心をくすぐる

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子どもにとっては電卓はめまぐるしく数字が変わる魔法の機械です。詳しい仕組みや、算数の基礎を学んでいなくても、最初のうちは触るだけでいろいろな遊び方を自分で開発していきます。そうすることで数字に対する興味がどんどんと出てくるのです。飽きてきそうであれば、最低限の記号の意味を教えると、そこからさらに遊びを発展させます。電卓を使った計算の癖をつけるのはよくないかもしれませんが、数字の概念の基礎を芽生えさせるにはもってこいです。

電卓を使って誕生日を当てるゲーム!

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illustrated by mawa
電卓を使って、相手の誕生日を当てることができます。自分の誕生日を理解している子どもなら食いついてくれること間違いなしです。
まず生まれ月に4を掛け、その答えに9を足し、出てきた答えに25を掛け、さらに出てきた答えに生まれた日を足す。出た答えは誕生日とはまったく関係ない数字ですが、そこから225を引くと、なんと誕生日の数字になります。途中まで相手に入力してもらって最後に自分で225を引けば立派な誕生日あてゲームになります。

相手が選んだ数字がゾロ目であらわれる!

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illustrated by mawa
相手が選んだ数字がわかるゲームです。
最初に電卓に12345679と入力します。そして相手に1〜9の好きな数字をひとつ言ってもらい、その数字をかけます。さらにその数字に9をかけてみてください。すると最初に相手に選んでもらった数字がゾロ目で羅列されます(例:12345679×「4」×9=444444444)。数字の特性を利用したゲームなのですが、非常に簡単なので子どもでもできます。

相手が選んだ数字がゾロ目であらわれる!その2

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illustrated by mawa
現象は上記のゲームと同じですが、違うやり方のものをご紹介します。
まず相手に1〜9の中で好きな数字を一つ思い浮かべてもらい、それを電卓に入力してもらいます。そのまま「×」を押してもらったあと、順に「1」「5」「8」「7」「3」と押してもらい、もう一度「×」を押してもらいます。電卓にはわけのわからない数字が並んでいるはずです。最後に「7」を押してもらってから電卓を返してもらいましょう。こちら側で最後に「=」を押すと、相手が思っていた数字がゾロ目で並びます。ちょっとした手品のように演出すると効果的ですね。

携帯電話の番号を当てるゲーム!

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illustrated by mawa
電話番号の概念を理解している子どもであればできる遊びです。

(携帯電話番号を090-1111-2222とした場合)

1. まず相手に電話番号の090から下の番号4桁「1111」を電卓に入力してもらう。
2. 「×125」を入力してもらう。(1111×125=138875)
3. 「×160」を入力してもらう。(138875×160=22220000)
4. 下4桁の番号「2222」を足してもらう。(22220000+2222=22222222)
5. もう一度「2222」を足してもらう。(22222222+2222=22224444)

この数字が電話番号ですかと聞けば、当然違うという答えが返ってきますが、
最後に電卓を返してもらって「÷2」を押してみましょう。
すると、「22224444÷2=11112222」となって、電話番号がわかります!

電卓を使って数字への好奇心を養おう!

電卓を使った計算癖をつけることはよくないことかもしれませんが、電卓は数字への興味を喚起するには非常に効果的な道具です。あまり難しく考えず、さまざまなゲームを通して子どもの数字への感覚を養ってあげましょう。

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