資料の分類などに便利な「カラーラベル」や「カラーシール」「ラベルシール」と呼ばれる丸シールを貼って遊ぶ簡単アートは手軽で、集中力や想像力を育んでくれます。「ドットシールアート」とも呼ばれ、本格的な作品は大人も楽しめる奥の深さもありますよ。作例や遊び方を紹介します。
貼って重ねて並べて…楽しみ方が豊富なシンプルシール!
シールをがはく離紙から丁寧にはがして貼るという作業でも、指先の感覚が鍛えられて器用になりそうですね。
ランダムに貼っても、並べても、隙間を埋め尽くすのも楽しいもの。さらに、つなげて線にしたり、モザイクのように組み合わせたりできるようになると幅が広がります。ペンやスタンプ、クレヨンと組み合わせて使うのも面白くなりますね。すでにあるイラストに水玉模様などをつけてみるのにも、ペンで顔を描いて表情をつけてみることもできます。切って半円を作ること、型抜きパンチを使ってさまざまな形を切り出すのも良いでしょう。
色画用紙や折り紙に貼って遊ぶのもオススメですが、紙コップや段ボールなどの立体物、剥がしやすい素材の壁なら直接貼っても遊べますよ。
まるシールはどこで買える?どんなものがオススメ?
もっと複雑な作品を作りたくなったら、色やサイズを増やしていくといいでしょう。
ちなみに、直径17mmの赤い丸シールがあれば七田式で推奨しているドッツカードも作れますね。
シールアートキット:丸いシールからうまれる新感覚アートキット|A-one
STALOGY – Stationery, Standard & Technology | 丸シールアート
シールアートでどんなことができるの?
ノートの罫線や方眼紙、塗り絵の線に沿って貼ってみるのもいい訓練になります。同じ数を集めてみる算数遊びにも使えます。
ペンやクレヨン、スタンプを組み合わせて絵や形を作ってみてもいいですし、つなげて形や文字を作ってみるのも、幾何学模様を作ってみるのもいいでしょう。顔を作ったり、クリスマスツリーの形に模造紙を切ったものに飾り付けを楽しんでみたりするのも楽しいです。
黒い画用紙に貼ると、夜景や花火も表現しやすくなります。半分に切ったり、細く切ったりするとまた表現の幅が広がりますね。いろんな素材を組み合わせ、工夫を考えて楽しみましょう。
外出先・長距離移動時に、トイトレやお手伝い管理にも便利!
絵の具やクレヨン、ペンを使うと手や周囲を汚す心配がありますが、シールなら大丈夫。はみ出しても散らばっても管理しやすい親のメリットもあります。手帳に数枚挟んでおくと、いざというときに役立ちます。
またもちろん、トイレトレーニングや歯磨き、お手伝いをしたことのご褒美に貼るシールにも利用できますね。大きな絵を毎日少しずつ完成させたり、兄弟で色分けをしてみたり。キャラクターが付いているようなシールだと飽きたり好みが変わったりしてしまうこともあるでしょうが、シンプルなシールは長く、さまざまな用途に使えます。
年長さんや大人は凝ったアートに挑戦しても
作例に困ったら「丸シールアート」「ドットシールアート」「シールアート 子ども」などで検索するとたくさんの作例に出合えますよ。
STALOGY – Stationery, Standard & Technology | 1月・2月の丸シールアートカレンダー
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最後に
ただし、お子さんが小さなうちはあまり型にはめようとせず、自由な形づくりや発想、バランスの取り方を存分に楽しませてあげてくださいね。