アメリカ発、欧米で広く普及し、日本でも国立・私立をはじめ公立まで多くの小学校でも取り入れられ、数学教育の専門家や教授がこぞって勧める、東洋館出版社の「パターンブロック」。その魅力と理由、遊び方や使い方をタスクカードもあわせ、体験レポートつきで詳しく紹介します。
パターンブロックとは……
考え抜かれ、洗練された6種類のパーツは、シンプルで組み合わせやすいので、想像力を働かせて、自由な発想で楽しめます。自然と集中し、子どもが長時間夢中になれるのが魅力です。
さらに、時を経ても形と重さに狂いが生じにくいように作られているため、質・使い方共に長く使える上質な教材・知育玩具です。
パターンブロック 子どもが夢中になる 魔法のウッドブロック – 株式会社 東洋館出版社

アメリカ発! 日本の各有名小学校から公立小学校まで教材として使用
“Hands on learning”または”Hands on Math”などと呼ばれる学習法に取り入れやすく、「体験的な学び」や「手で考える算数」とも。また、小学校の学習指導要領にある「算数的活動」を行うのによく使われる代表的な教材です。
日本でも、20年ほど前から、算数・数学教育に熱心に取り組む学校を中心に使われはじめ、一部の教科書にも登場するほど。現在では、筑波大学附属小学校など、学大系の附属小、国立・私立の有名小学校から公立小学校まで幅広く使用されています。
小学校受験問題にも数多く登場し、日本各地の知育・幼児教室やワークショップでもその効果が高く評価され、愛用されています。
考え抜かれた6種類のブロック
色と形が限定された6種類のブロック
角度はどれも30度の倍数!
それぞれの辺の長さが同じ!
遊びながら図形感覚を育てられる
対象年齢は3歳からですが、小・中学校、もちろん、大人も一緒に遊べます。
小さな子どもでも、遊びながら手を動かしているうちに、等脚台形を3個、または三角形を6個組み合わせても、六角形になることを発見できます。図形の知識を自然と感覚的に身につけられるのです。
もちろん数える、計算することからはじまって、足し算や引き算、掛け算、割り算、分数を理解するのにも大変役立ちます。
さらに、図形の合成・分解、拡大・縮小が簡単にでき、対称性や規則性を体感で理解するのにも有用です。
まずは自由に、自発的な遊びを見守りましょう
並べたり、重ねたり、ひっくり返したり、比べたり、数えたりして好きなように遊ぶうちに、形やサイズの決まりごとに自然に気がついていきます。
食べものや家具に見立てておままごとをしたり、電車ごっこをしたりなど、さまざまなごっこ遊び・見立て遊びにも使えます。
花や動物を作ったり、幾何学模様を作ったり、パズルのようにしたり。さらに、重ねたり、高く積み上げてみたりと積み木としても遊べます。陣地取りや崩して遊ぶなどのゲームを考え出すのも面白いものです。
「タスクカード」で“気づき”を増やそう
著者 :理英会出版
出版社 :東洋館出版社
3歳から小学校高学年まで使えます。
タスクカードを見ながら、どうすればこの形になるのか、並べたり、回転させたり、ひっくり返すなどして試行錯誤する経験が重要です。集中力に加え、構成力、発想力、空間認識力も鍛えられます。
まずは見本を見て、使うブロックを探す、形を合わせる、できあがったものを見比べるなどの作業を通して、自分の発想だけでは気づきにくい、新しい発見ができます。
タスクカードは、最初は枠に合わせて置く、ブロックの種類を替えるなど5STEP。また、A4サイズの厚めの紙で、1枚ずつ切り離せる使いやすいブックです。
はじめてパターンブロックを手に入れるなら、タスクカードとブロックのセットがおすすめです。
パターンブロックの遊び方は無限大!
親子で一緒に楽しんでくださいね。