2018年12月14日 公開

【1歳〜】ゲオマグ磁石積み木で造形遊びが広がる!「マジックキューブ」体験記

お子さまの想像力を刺激し、指先を発達させる、スイス発・ゲオマグワールド社の知育玩具「マジックキューブ(Magicube)」を1歳前・3歳の兄弟と一緒に遊んでみました。磁力のおかげで1〜5歳まで幅広い年齡で楽しめる、その魅力をじっくりご紹介します。

お子さまの想像力を刺激し、指先を発達させる、スイス発・ゲオマグワールド社の知育玩具「マジックキューブ(Magicube)」を1歳前・3歳の兄弟と一緒に遊んでみました。磁力のおかげで1〜5歳まで幅広い年齡で楽しめる、その魅力をじっくりご紹介します。

マグネット製品のゲオマグ社とは?

1998年スイス発祥で、子どもから大人まで楽しめるマグネット製品を多数開発・販売しているゲオマグ社。

磁石が入ったバーやボールなどのシンプルなパーツを組み立てて遊べるおもちゃ「ゲオマグ」シリーズが特によく知られています。日本では、天才数学少年として知られ、2018年11月に小学校5年生の最年少で数学検定1級に合格したばかりの高橋洋翔君が幼い頃、遊んでいたおもちゃとして興味を持ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

独創力や品質が評価され、イギリスやアメリカなどで、さまざまなおもちゃ大賞を受賞してきました。磁石からすべてのプラスチック製品まで、あらゆる部品をスイスの自社工場で製造しています。

重力や磁力を利用してバーやボール・ベアリング等を組み立てて遊ぶ「メカニクスグラビティ」、さらに強い磁力を持ち大型の作品を作ることができる「ゲオマグ プロエル」もゲオマグ社の製品です。

子どもの関心をとらえて離さない!マジックキューブの魅力とは?

Magicube Geomag – 20s – Commercial

スイスで放送されているMagicubeシリーズのCM動画です。
マジックキューブは、主に1〜5歳頃のお子さまを対象とした知育玩具です。全て同じ基尺の立方体のみで構成されていますが、このシンプルさが思考力を育て、想像力を磨き、空間認識力や立体の基本を学ぶ扉を開いてくれるのが大きな魅力です。また、幼いお子さまでも遊びやすいよう、さまざまな工夫がなされています。

カラフルな絵柄がついているシリーズもありますが、今回ご紹介するのは「Free Building 64」という4色のシンプルなキューブが16個ずつ計64個入ったセットです。

色・かたち・作ったものの名前…知育にもつながる

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赤・青・緑・黄…美しいビビットカラーが採用されています。子どもにも簡単に区別しやすい色で、色の名前を覚えやすいのも良いですね。「赤い色を4つ集めてきてね」「黄色と青を2つずつ取ってね」などと声かけすることで、色や数の意味に触れられます。また、作った作品を通して、かたちの名前も覚えられますね。

特許技術で、6面全てがくっつく!

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特許を取得した独自の仕組みで、6面全て、どの面でもキューブ同士をつなげられるのも大きな特徴です。全ての面に磁石が入っていますが、反発せず、どの面でもくっつけられます。これは、キューブの中にある磁石が回転し、面の真ん中(中央部)を中心につながるという特別に開発された特許技術によるものだそう。

どの面でもくっつけられる・磁石の反発が無いことにより、反発で途中で作品が壊れてしまうことがなく、子どもが作りたいものを自由に作ることができます。

斜めにくっつくから、作品の幅が広がる

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斜めにくっつけられるのも大きな特徴です。斜めにくっつくことで、一般的な積み木とは違う自由度の高い表現ができ、作品の幅が広がります。

小さい子どもの手でもつかみやすいプラスチック製

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Magicubeはプラスチック製で軽く、小さい子どもの手でもしっかりつかみやすい大きさと重さです。投げたり落としても床に音がひびかず、キズもつきにくいのは、親にも嬉しいポイントです。

おかたづけが簡単!足りないパーツがすぐわかる

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おかたづけは全てのパーツをまとめて「箱」のように立方体にするだけ。

パーツが一つでも足りないと、箱の形にならないので、失くなったことがすぐにわかるのがポイントです。子どもたちにとっては遊びの延長で片付けができ、くっつけるだけで綺麗に片付けられるので、収納のためのボックスを買う必要が無いのも親にとっては助かりますね。

四角を縦と横同じ数だけ並べると正方形になり、それを重ねると立方体になるという図形の基礎知識も体感でき、また、色や順番を変えて試行錯誤も楽しめます。

兄弟姉妹・学年の違うお友達とも安心して遊べる

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Magicubeは、1〜5歳までのお子さまが遊べるように開発されています。パーツが大きいので誤飲の恐れが少なく、また、磁石のおかげで大胆な造形ができるので、大きくなっても飽きずに楽しめるのがポイント。シンプルなので見立て遊びやごっこ遊びにも最適です。

年齡差がある子どもたちでも、安心して一緒に遊ぶことができます。

1歳前と3歳の男の子たちが一週間遊んでみて…

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磁力があるので高く積み上げるのも楽々!
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届いた日から、3歳の兄は興味深々。

あえて何も言わずに箱から出してみせたのですが、すぐに夢中になり、一人で集中して遊びだしました。

親が作例を作って見せたほうがよいのかな?とも思いましたが、その心配は不要でした!自ら、階段や塔、駅などを作って、他のおもちゃとも組み合わせて自由自在に遊んでいました。

軽いので、いくつかくっつけて宙に浮かせても落ちることがなく、しっかり磁石でくっつくのも新鮮で面白いようでした。

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兄がマジックキューブで遊んでいると……、早速弟も寄ってきて手に取りました。
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少しびっくりしたのが、磁石で繋がったブロックを自分で離して、1個のみを手に取れたこと。1歳直前の子でもこれだけ力があり、指先を使えるんだな、と感心しました。
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1歳でも扱いやすい大きさで、磁力のおかげで崩れにくいので、ある程度大きい作品を作ることができます。

兄弟で遊ぶことのできるおもちゃは意外と少なくて困っているのですが、マジックキューブは異年齡でも一緒に楽しめるおもちゃという点でも、優れていると思いました。ただし、兄弟姉妹・小さいお子さまと遊ぶときは、大人が一緒にいて、ぶつけたりしないかはよく見守ってくださいね。

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最後に

マジックキューブを通して、3歳の兄はブロックをいくつか組み合わせると「立方体」になるということを学んでいました。おかたづけするときは必ず立方体にしています。立方体の概念を学びながら、遊び感覚でおかたづけをしている姿に、親としては一番成長を感じました。

また、マジックキューブは小さい子どもの想像力を伸ばし、指先を鍛えるのにも最適な知育玩具であるように思います。

さらに、シンプルな正方形と赤・青・緑・黄の4色による構成、1歳前後でも扱いやすくしっかりくっつく磁力の積み木で、空間認識力も鍛えられます。この年齢の子どもたちにとって、自由な発想力や空間認識力を磨くことは、今後の勉強や運動にも大きな影響があるのではないでしょうか。

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この記事のライター

HANIISHIKAWA
HANIISHIKAWA

タイに4年在住。2017年に帰国しました。2歳と5歳の男の子を育てています。在宅ワーク(ブログ・ライター業)と育児の両立が目標。【趣味】カメラ、読書。シンプルライフ、ミニマリストを目指しています!