「うちの子、あまり噛まずに飲み込んでいるような…」そんなときは今回ご紹介する「よく噛む工夫」を試してみてください。日々の食事は人生を左右するくらい重要なもの。子どものうちからよく噛む習慣を身に付けることが大切です。
あれ?もう飲み込んじゃった?
ところが、子どもにごはんをあげたときに、「あれ、もう飲み込んじゃった?」「ほとんど噛まずに飲み込んだような……」と感じたことはありませんか。
子どもにただ「よく噛んで食べなさい」と言ってもなかなか伝わりません。では、子どもがよく噛むように促すためには、どうすればいいのでしょうか。
料理の具材の大きさを調整する
子どもの成長の度合いに合わせて、食材を「噛まなければ飲み込めないくらいの大きさ」に切るよう心がけましょう。柔らかく煮たスティック状の野菜や、サッとトーストして細長く切ったパンなどもおすすめです。
色々な食材の食感を楽しもう
そのためにおすすめなのが、野菜盛りだくさんのスープです。
「これはじゃがいもだよ、モグモグ噛んだらどんな音がする?」「ニンジンってどんな味がするかな?よく噛むと味がわかってくるね」など、食材それぞれの食感や味を比較させてみましょう。
楽しい歌で噛むことの大切さを感じる
そこで活用したいのが、子ども向けに作られた「噛むことが大事だと教えてくれる歌」。今回は特に評判の高い2曲をご紹介します。
カミカミ王子・食育の歌
もぐもぐかむかむの唄【食育ソング】子どもからお年寄りまで
食事の時間を楽しいものに
何よりも大切なのは、食事の時間を楽しいものにすることです。食事を楽しむことで、自然と食べることが好きになり、よく噛むようになってくれますよ。
「よく噛みなさい」と言われても、これまでに身に付けてしまった習慣はなかなか直らないもの。長い目で見てあげましょう。