子どもが興味を持って、読んでくれることを期待して購入した百科事典。でも興味を示さない、買ったときにしか読まなかったなど、せっかくの百科事典がもったいないことになっていませんか?子どもが自分から興味を持つような、百科事典の上手な活用方法をお教えします!
すぐ手にとれるリビングに置いておく
調べたいときにすぐ手にとれるよう、普段過ごしているリビングに百科事典は置いておくのがおすすめです。リビングなら、ふとした瞬間に何気なく手にとることもできます。読みやすくするためにも、百科事典のカバーを外しておく方がよいですね。
わが家では、さりげなく、子どもの目を引きそうなページを広げて置いておくと、いつの間にか興味津々で読んでいることも…。
まずは、子どもが百科事典を手にしやすい、環境づくりから始めてみましょう。
まずは親が楽しむ
「うわぁ、すごいなあ!」など、親が百科事典を面白そうに読んでいる様子を見せると、子どもは興味を示します。最近の百科事典は、大人も楽しめる内容なので、親子で見入ってしまうかもしれません。
会話をしながら読めば、子どもとのコミュニケーションタイムにもなりますね。百科事典は楽しいものなんだということが子どもに伝わると、自然と自分からページを開くようになります。
じゃんじゃん書き込む
自分の引っかかりを感じた部分の跡を残しておくことで、マイオリジナル百科事典ができあがります。調べたことをマーキングしておくことは、記憶の定着にもつながり、知識も増えるのでおすすめです。
実体験と重ねる
百科事典を開くきっかけは、どこにでもに落ちています。月を見たなど、特別な体験でなくても、調べてみると、知らなかったことが判明するかもしれません。体験を通して調べたことは忘れにくく、さらに興味を深めることにもつながります。
百科事典でクイズ遊び!
子どもが調べたくなる気持ちにさせるためにも、パパママがクイズを出して百科事典を活用させてみてはいかがでしょうか。
例えば、海の生き物が好きな子どもには「イルカの中でも体長5m以上のものを何と呼びますか?」「カメとスッポン、違いは何?」など、興味を持てるクイズを出して、百科事典で調べてもらうのも楽しい遊びです。
次第に子ども自身も楽しくなって、「もっと出して!」とせがむように。クイズを考えるのも大変ですが、パパママも図鑑などを見ながら、考えてみては?遊びを取り入れながら、ぜひ活用してみてくださいね。
自ら学ぶ姿勢をつくり出してくれる百科事典
わが家では、子どもたちの好きな動物の図鑑を何冊も用意して、百科事典と一緒に調べものをしています。子どもの気分や知りたいことに合わせて、セレクトするのも楽しいですよ。
百科事典はどのページからでも読みはじめられて、眺めているだけでも面白いので、実は子どもにとって読みやすい本でもあるのです。
ちょっとしたきっかけで、子どもは百科事典のおもしろさに気づいてくれるもの。上手に活用して、子どもの自ら学ぶ姿勢を引き出してみましょう!