ひも一本でできて、しかも奥が深いあやとりあそびのシリーズ。今回は、夜空に輝くピカピカのお星さま。そんな星をあやとりで作ってみましょう。
あやとりのひも
毛糸を使用します。長さは、手首からひじまでの長さの4倍くらいを目安にしましょう。太すぎたり細すぎたりしますと、小さなお子さまには扱いづらいので、適度な太さをお選びください。
「星」の作り方
ひもを、両手の親指と小指にかけます。
両手・親指を、奥のひもに上から通します。
両手・親指を、奥のひもに上から通します。
両手・親指を、奥のひもの下から通します。
両手・小指を、奥のひもの下から通します。
両手・中指を、図のように、反対側の手の親指と小指の間のひもに、交互に下から通します。
両手・小指から、いちばん奥の横ひもをはずします。
両手・親指から、いちばん手前の横ひもをはずします。
手を前もしくは手前に寝かせて、全体の形が見えるようにします。
指を開いて、しっかり形を出しましょう。なるべくひもを指に浅めに引っ掛けておくと、はっきりした形が作れます。
できあがり
「星」のポイント
最後の2つの手順(小指をはずす、親指をはずす)が、むずかしいですね。慣れないうちは、少しひもをゆるめて、片方ずつゆっくりはずすのがポイントです。他のひもがはずれないように、気をつけましょう。指を曲げたり、手首を傾けたりしてみましょう。小さなお子さまにはお母さまが手伝ってあげてください。まずは手順を覚えて、それから徐々に一人でできるよう練習するといいですね。
まとめ
キラキラ輝くお星さまはできたでしょうか。記憶力はもちろん、手指の微妙なコントロールや、ひもの扱い方など、たくさんの情報を処理したり考えたりしながら遊べるのが、あやとりのいいところです。慣れてきたらスピードアップ、お母さまやお友だちと速さやできばえを競う遊びもできます。ぜひ皆でワイワイ楽しんでみてください!