つみきのおもちゃは小さいころ一度は遊んだことでしょう。実は知らず知らずのうちに数学的要素を自ら学んでいるのです。図形というのは実に奥が深いもので、平面図形から始まり立体そして展開図と進んでいきます。そこで今回は図形を学ぶためのグッズをご紹介いたします。
くもん図形キューブつみき ー創造性を養う
発売元:くもん出版
「くもんの図形キューブつみき」はカラフルな立方体のつみきです。
赤・青・緑・橙・黄の各5個計25個のちいさな立方体を使って、パターンカード通りに見習って作ってみたり、独自で考え出したりと楽しむ知育玩具です。
36種類のパターンカードは数字が大きくなるごとに難易度も上がっていくので、できたときの達成感を味わうためにいつしか子どもも真剣になってしまいます。
遊びながら図形感覚を育てて、創造性を高めるのに最適なおもちゃです。
くもんの空間パズルー空間認識力を養う
発売元:くもん出版
「くもんの空間パズル」は2色でできた異形の10種類のピースを組み合わせて、付属の冊子に載っている模様をつくるパズルです。
それぞれ違った形のパズルを組み合わせて指定した形を作っていきます。
冊子が一緒に付いていますが、そこに描かれている形も平面から次第に立体へと難易度も変化していきます。
こうしてパズル遊びを楽しみながら図形の組み合わせを学ぶだけでなく、位置や構造といった空間認識力や図形感覚を養うことができるのです。
ジーナ社 ベビーキューブー想像力を膨らませる
発売元:ジーナ社
ジーナ社の「ベビーキューブ」は4cm角の立方体の中に鈴や木片などが入っており、振ると子どもが興味を引くやさしい音色が聞こえてきます。
同色のコマ(立方体)には同音のものがはいっているため色と音の一致を楽しめ、赤ちゃんの五感を養うのにはとてもいいでしょう。
赤・黄・青・緑・紫・橙の色のバリエーションも豊富であり目で見ても楽しいおもちゃです。
こぐま会の立方体つみきー平面から空間への展開の認識
監修 :久野泰可
発売元:幻冬舎エデュケーション
こぐま会の100点キッズ ちえつみきは2色の立方体つみきです。
立体図形を認識していくためには、意識を平面から三次元へ広げる必要があります。
その訓練も早ければ早いにこしたことはありません。
また赤いのパーツが図形全体のどの部分に属しているかを考えることで、全体と部分の関係を捉えることができ、位置関係や立体図形の認識を高めるには最適のグッズです。
理英会の立方体つみきー立体構成力と集中力を養う
発売元:理英会
「理英会の立方体積み木」も幼児期から学ぶ立体構成力を高めるための最適なグッズです。
対象年齢の4歳から6歳の子どもが手に取って扱いやすいような作りになっており、あえて面取りをしてないことから子どもが積み上げやすくしているのも特長です。
遊びながら基礎を学ぼう
ですが、中学高校と図形の問題も複雑化するにつれ、基礎となる平面や展開図などを学んで頭でイメージができなければ本当に苦労するものです。
大きくなって苦労しないためにも幼少期の今のうちに覚えておくことが賢明であると言えるでしょう。
学習だけではなく生活の分野でも応用の利く図形。これらのグッズを使って楽しく学んでみてくださいね。