2016年05月28日 公開

梅雨時こそ楽しもう! あじさい寺と江ノ電で鎌倉さんぽ旅

「梅雨時はジメジメしてちょっと……」そんなときは鎌倉にあじさいを見に行きませんか?関東屈指の「あじさい寺」として知られる長谷寺と明月院では、梅雨時に開花のピークを迎えます。色とりどりのあじさいが咲き乱れ、私たちの目を楽しませてくれますよ。

「梅雨時はジメジメしてちょっと……」そんなときは鎌倉にあじさいを見に行きませんか?関東屈指の「あじさい寺」として知られる長谷寺と明月院では、梅雨時に開花のピークを迎えます。色とりどりのあじさいが咲き乱れ、私たちの目を楽しませてくれますよ。

子どもと一緒に社会科見学!鎌倉の社寺めぐり

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源頼朝が鎌倉幕府を開いた古都鎌倉。
三方を山に、一方を海に囲まれた地理は、敵襲に対する防御に強く、幕府は隆盛を極めます。幕府の庇護を受けた鎌倉の社寺も文化の中心地として花開きました。

今も街のあちこちに古い神社や寺が残り、当時の面影をしのばせます。
初夏の日差しと湘南の風を感じながらの街歩き。梅雨の晴れ間には、古都鎌倉はさわやかな風情にあふれます。

鎌倉といえば江ノ電!湘南の海に子鉄も大興奮

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鎌倉の街歩きといえば、たくさんのお寺や神社を見逃すわけにはいきません。創建から500年以上の長い歴史を誇る社寺があちこちに点在しています。

でもすべて徒歩でまわるのは大変です。
そこで登場願うのが鎌倉さんぽの強い味方、江ノ電。これをうまく使えば、有名どころを一日で巡ることも可能ですよ。

鉄道ファンの子どもなら大満足ですし、そうでなくても車窓からみえるキラキラ輝く湘南の海に歓声があがることでしょう。

鎌倉のあじさい巡りに欠かせない2つの名刹(めいさつ)

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あじさいで有名な寺は全国にありますが、ここ鎌倉には「あじさい寺」として特に知られている名刹が二カ所も!
名刹(めいさつ)とは、「有名な寺」「名高い寺」という意味の言葉です。この言葉についてお子様とお話ししてもいいですね。

「花の寺」として親しまれている長谷寺。
青一色のあじさいが咲き乱れる明光院。

どちらも違った景色を持つ庭が素敵な寺で、全国からあじさいファンが訪れる名所です。

たくさんのあじさい!長谷寺の絶景を見逃すな

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長谷寺の別称は「花の寺」。なだらかな観音山のすそ野に広がる境内には、四季折々の花木が植えられていて、一年を通じて花を愛でることができます。でも、やはり梅雨の時期に見逃せないのがあじさいです。境内の最奥にある眺望散策路の周辺には、40種類2,000株ものあじさいが自生しています。青、赤、紫と色とりどりのあじさいが周囲を埋めつくす景観は圧巻。散策路の終点は小高い場所にあり、鎌倉の街並みや相模湾を一望することができます。

〈長谷寺〉
【所在地】
 神奈川県鎌倉市長谷三丁目11番2号
【開門時間】
3~9月 8:00~17:00(閉山 17:30)
10~2月 8:00~16:30(閉山 17:00)
【アクセス情報】
江ノ電 長谷駅 徒歩5分
江ノ電バス 長谷観音停留所 徒歩5分

見所は「明月院ブルー」青一色に染まるあじさい参道

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名だたる「あじさい寺」として、長谷寺とならび称される明月院の見所は、青一色に染まる参道です。

この寺のあじさいは「姫あじさい」という日本古来の品種。咲き始めは淡いブルーですが、盛りを過ぎた7月上旬ころになると濃く深い青色に変化していきます。この神秘的な色合いは「明月院ブルー」と呼ばれています。

〈明月院〉
【所在地】
 神奈川県鎌倉市山ノ内189
【開門時間】
9:00~16:00(6月は8:30~17:00)
【アクセス情報】
JR北鎌倉駅 徒歩10分

あじさい巡りで幸せな鎌倉さんぽを!

古都鎌倉の風情は街歩きでこそ味わえるもの。
梅雨の季節は外出が億劫になりがちですが、国内屈指のあじさい寺の美しい眺めはこの時期でないと出会えません。お子さんと一緒にのんびりと古都鎌倉を楽しんでみてはいかがですか。



\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター