テレビに出演し、脳科学を参考にした育児法を紹介して一躍時の人となった久保田カヨ子さん。その「久保田式育児法」は、これまでに3,000人以上の赤ちゃんを対象としてきた実績のあるカリキュラムです。目からウロコの久保田式育児法の一部をご紹介しましょう。
久保田 カヨ子さんとは?
久保田カヨ子のブログ::::
「いない いない ばぁ」は飽きるまで
その2、視線を集中させるために「いない いない ばぁ」は子どもが飽きるまで何度でもやること。視線を集中し、物事を期待して待つ行為は、前頭連合野を鍛えることにつながります。
その3、子どもが色彩感覚を身につけられるよう、なるべくカラフルな洋服を着せてあげること。たくさんの色を見て覚えることによって、色彩センスが育まれます。
以上のことは、子どもの喜ぶ様子などを見て、自然と実践しているパパママも多いことでしょう。
「だっこ」より「おんぶ」がおすすめ
その5、「ぶーぶ」や「まんま」などの幼児語を使わないこと。幼児語を卒業するときに正しい言葉を覚えなおさなくてはならず、二度手間になるという理由からです。
その6、箸や鉛筆を使わせるときは、親が正しく使っている姿を何度も見せた後に持たせ、模倣による刺激を脳に与えること。このとき、子どもと向かい合うのではなく、子どもの後ろから手を回して、正しい使い方を見せてあげましょう。何度も正しい方法を見ることで、自然と使い方を覚えます。
その7、「どっちが好き?」と聞いて決断させる訓練をすること。決断する行為は、前頭連合野において最も重要な働きのひとつです。人生には小さなことから大きなことまで、決断する場面が数多くあります。その訓練を小さい頃からすることはとても大切です。
「だっこよりおんぶ」や子どもに選択させることなどは、つい親にとって都合のいいほうを選びがちですが、少し意識するだけで育て方も違ってくるかもしれませんね。
子どもは早く寝かせなくてもいい
寝るまでたっぷり遊んであげれば、子どもは自然と眠りにつき、起床時間も遅くならないといいます。これまで寝かしつけに苦労していたママも大助かりですね。
歯みがき嫌いを直すには?
久保田式育児法では、子どもに海苔ごはんを食べさせた後、口をゆすいでお茶碗に吐き出させます。さらに歯みがきの後にも同じことをさせます。すると、汚れが減っていると視覚に訴えることで、歯みがきに対する抵抗が少なくなるというのです。聞けばなるほどと思いますが、なかなか思いつく方法ではありませんよね。
「三つ子の魂」では遅すぎる!?
そしてこちらの書籍には記事内で紹介した子育てメソッドの他にも、子育て中のお母さん、お父さんの不安を吹き飛ばす言葉がたくさん載っています。さらっと読めるので、育児の合間にいかがでしょうか。