家計を管理し、貯蓄力を高めるなら家計簿をつけるのがおすすめです。家計簿のつけ方は手書き・エクセル・アプリなどさまざま。無理なく続けられる方法で家計簿をつけてみましょう。手書き・エクセル・アプリいずれの方法もコツをつかめば、すき間時間に家計管理ができます。
家計簿で貯蓄力がアップ
1カ月の予算を立て、収入と支出を明らかにすることで家計のムダがはっきりわかります。お金をかけるべき項目と節約する項目が理解できるので、効率よく家計をまわすことができるでしょう。
家計簿をつけることで、家族に無理を強いることなく貯蓄を殖やすことを目標にしてみましょう。
家計簿をつけるメリット
「何となく買い」をなくすことで、本当に必要なものにお金をかけられるようになります。
・毎日の支出を記録することで節約意識を保てる
記録することで、節約することが習慣化します。
・家計管理をしている姿を子どもに見せられる
1日の支出を確認し、生活のスケジュールを立てる姿は、子どもの正しい金銭感覚・親への信頼感を育てます。
・目標に向かって家族で協力する意識が芽生える
家族旅行・学費のためなど貯蓄の目的がはっきりするので、家族の節約意識も高くなります。
一般的な家計簿の項目
・食費
・住居費
・通信費
・水道光熱費
・日用雑貨費
・医療費
・衣服費
・交際費
・医療費
・保険費
・税金
・その他雑費
これより細分化するのも良いですし、まとめて項目を減らしてシンプルに整理するのもOK。つけやすい、続けやすい項目を設定しましょう。
乳幼児がいても家計簿を継続できるコツ
1.項目を増やしすぎない。(収入・支出のバランスがわかればOK)
2.ざっくりで良いので1日の支出限度額を決める。
3.レシートを入れる場所を作り、そこにどんどん入れておく。(記録できない日があっても安心)
4.1カ月ごとに家計簿を家族で確認する。
日々の使用限度額を把握し、一日ごとに目標達成する意識を持ち、家計簿情報を夫婦で共有することで家計管理はスムーズになります。
お手軽&シンプルな手書き家計簿
【メリット】
・項目を自由に決められること
・コツコツ記入することによる達成感
・ノート・筆記用具を好みで選べる
【デメリット】
・計算・記録を自分で行うので、ケアレスミスの可能性がある
ノートの選び方
市販の家計簿ノートの多くは項目・カレンダーなどが印刷されているので、記入するだけでOK。思わず手に取りたくなる、可愛いデザイン・キャラクターものもあります。
・大学ノートで自分だけの家計簿
大学ノート・自由帳などを使って、一から手書きで家計簿を作ります。家計簿作りは少々手間がかかりますが、自分好みにカスタマイズした家計簿を作れます。
パソコンを使った家計簿は続けやすい&わかりやすい
簡単な操作で、項目を増やす・減らす、クレジット・ローン支払いの管理、金融機関と連携など家計全般をきっちり管理できます。支出データをグラフにできるので項目ごとの支出割合がわかりやすいのが特徴です。
ただ、パソコン操作が苦手な方は、使い始めは時間がかかってしまうことも。家計簿アプリでも手書き家計簿に近いシンプルなものもあります。
【メリット】
・乳幼児がいるパパママも続けやすい
・収支の割合がわかりやすく、管理しやすい
【デメリット】
・パソコンが苦手な方は慣れるまで時間がかかる
エクセルで家計簿
自分でベースとなるテンプレートを作るのは、エクセルの操作が苦手な方にとってはハードルが高いかもしれません。そこで、無料の家計簿テンプレートを使えば楽々安心です。エクセルのテンプレートをダウンロードできるサイトを探してみましょう。
記録するだけでグラフ化できる演算タイプ・手書き家計簿タイプなどお好みに合わせて選べます。
無料ソフトを使う
例えば、
・金融機関と連動して銀行の入出金を管理
・スマホと連動してレシートからデータを読み取る
・支出の多い項目・店をお知らせ
・日々のスケジュール記入ができる
など細かく広く家計を管理できます。
こまめにチェックできるスマホ家計簿アプリ
家計簿アプリの機能は、以下のようなものがあります。
・レシート読み取り機能で項目ごとに自動で記録
・家族で情報共有ができる
・金融機関と連携しておりクレジットカード使用状況・ATMの入出金が常時確認可能
・今現在の支出集計をグラフ化
さまざまな機能があるスマホの家計簿アプリ。家庭の状況に合ったアプリを選びましょう。
【メリット】
・記録漏れが起きにくい
・機能がさまざまで選択肢が豊富
【デメリット】
・サポートが終了するおそれがある
年間貯蓄目標を決めて家計簿をつけよう
ただし、目標を達成しようとするあまり、家族に無理を強いる節約は避けたいところ。お金をかけたい項目と、節約しても苦にならない項目を家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。
手書き・エクセル・スマホアプリのどれが自分に合っているか、目標と一緒に考えてみてください。