小学校に入学すると「なかまあつめ」(分類)を算数で習います。非常に初歩的な内容なため、幼児期のお子さまも自宅で遊び感覚で楽しみながら、算数に触れることができるものです。今回は自宅で楽しみながら学ぶことができる「なかまあつめ」についてご紹介します。
「なかまあつめ」って何のためにするの??
しかし、例えば指では3をだしていても、口では「2」と言ってしまったりすることもあります。
歌のように数字は覚えても、3という数字が3本の指の「集まり」を意味することがまだわかっていないのです。
「なかまあつめ」は、「くらべる」「かぞえる」などを子どもが遊びながら体験で学ぶことができるため、算数の学び始めの基礎訓練になると言われています。
これから自宅でできる「なかまあつめ」のアイデアをご紹介していきますので、ぜひ親子で一緒に楽しんでみてください。
三角、四角それに丸もあるかな??
三角形の仲間、長方形の仲間など集めてみてはいかがでしょう。
また、色とりどりの積み木があったら、同じ色の仲間を集めるのも良いですね。
一カ所に集め、まだ数を数えられないお子さまだったら大人が、数えられるお子さまだったら一緒に数を数えるとさらに進んだ算数の勉強になります。
男の子?女の子?何で集めますか?
男の子と女の子、髪の長さや洋服の色、お子さまの好き・嫌い……などなど、さまざまな項目で仲間集めができます。
ミニカーも、性能で集めたり、大きさで集めたりと楽しめますね。
お子さまと一緒に「なかまあつめ」の項目を考えるのもおすすめです。
パパママが愛情たっぷりに描いても
同じ絵やグループなどにお子さまが丸をつける方法もおすすめです。
カルタやトランプなどのカードで「なかまあつめ」
動物かるただったら、4本足で立っている動物、2本足で立っている動物で集めたり、百人一首だったらお姫様と坊主など、意外な集め方を発見したりして楽しめそうですね。
お子さまの好きなキャラクターのかるたを使うとさらに盛り上がるかもしれません。
例えば、帽子をかぶっているものとかぶっていないものや、裸足のものと靴をはいているものなどで、「なかまあつめ」の項目をつくることができますね。
「なかまあつめ」は意外と奥が深くて、大人も楽しめます
そんな境界をお子さまがどうやって考えているのかを見ることができると、新たな発見につながることも。大人もどんな基準で「なかまあつめ」をするか考えると、お子さまと一緒に楽しめますよ。