子どもの写真の撮り方から保存、家族アルバムの整理、子どもの作品や言葉・発達や知育の記録の残し方を探っていく連載【イクロク】。今回は季節やイベントアルバムの作り方を紹介。「クリスマスのアルバム」で撮影の仕方からマスキングテープのデコレーションアイディアまで取り上げます。
手作りアルバムの作り方
1:まずは写真集めから。残しておきたい写真をプリントします。スマホやウェブから格安で銀塩写真もプリントできますよ。
2:マスキングテープやレースペーパーなど装飾用の素材も集めておきます。プレゼントのタグや包装紙も捨てずに撮っておくと、記念にもなります。
3:次にアルバムを選び、写真の配置を決めて仮止めします。全体にバランス良く配置できるように調整しましょう。
4:マスキングテープなどの素材でデコレーションし、写真の配置も確定。
5:最後にメッセージなどを書き入れ、表紙を整えたら完成です。
クリスマスの思い出を手作りアルバムに
筆者の娘が生後約6カ月の時に、はじめてのクリスマスを祝いました。あまり余裕がなくて、クリスマス・イブや当日にちゃんと祝えたというほどでもなかったのですが、子育て支援センターのクリスマス会に参加したり、作った料理の写真などもまとめてみると、とてもいい思い出に。その後もなんども眺めているほどです。
ここで使用しているアルバムは「ピタットアルバム」SSサイズの黒地(シルバーのペンなどでコメントを書くとかわいい)を使用しています。
ピタットアルバムは、写真を貼ったりはがしたりしやすいフリー台紙。比較的安価でかさばらず、台紙に直接字を書きこめてデコレーションも簡単。まずは手作りアルバムを1冊作ってみたい方にオススメです。
サンタ姿の写真を撮ろう
100円ショップに子ども用のクリスマスコスチュームがたくさん売られています。帽子やカチューシャ、ケープなどをかぶせて撮りましょう。
ゴールドやシルバーのクリスマスカラーのマスキングテープも100円ショップや文房具屋さんでそろいます。重ねてはり、先をカットしてラッピングのようなアレンジをするのもオススメです。
クリスマスの食事も写真に
大人用のディナーと娘用の離乳食クリスマスツリープレートも撮影。レースペーパーと一緒にアルバムに貼り、メッセージも書き添えました。クリスマスツリーの形のスパンコールも100円ショップで見つけたので散りばめて華やかに。
ついつい子どもの写真ばかりを撮り、残しがちですが、こうやって作った料理なども写真に撮って残しておきましょう。
家の中のデコレーション、クリスマスツリー、外で見たイルミネーションなども撮影して残しておくと、将来見返したときに、子どもも当時の雰囲気がわかって楽しいとおもいますよ。
もらったプレゼントあげたプレゼントも記録を
何かと散らかりがちな家の中も、撮影スポットだけでも整えておくという手が。
我が家では、壁際にバンボを設置し、まずは座らせてからプレゼントの箱を開けて、笑顔を撮影!ぬいぐるみを見せたりして興味を引きながら上からも撮りました。やっぱり喜ぶ顔は記念に残しておきたいですよね。
また、じいじやばあばから、お友達からなど、いたいたプレゼントなども撮影しておくと、嬉しい記録になります。夫婦間でもプレゼントをしたらそれも撮影して残しておきましょう。
マステでクリスマスデコレーション
マスキングテープをハサミやカッターでまっすぐ切り、横に並べて最後に赤いリボンを真ん中に上から貼り、上にもリボン風に斜めに貼れば、重ねたプレゼントの山に。
右上はマスキングテープを張り合わせてハサミでリボン状に整えてから固定します。
クリスマスカラーのマスキングテープをちぎってバランスよくリース状に貼っていくと完成。小さなお子さんでも一緒にできますね。
また、細長い二等辺三角形にしてたくさん並べると、クリスマスツリーのようにもみえます。
パーティー写真のまとめにはフォトブックを活用
ママ会などパーティ、集まりの際は、全員の集合写真やそれぞれの親子のお気に入りカットをまとめ、会場や食べ物などの写真も撮ってフォトブックにし、希望者に後で配るか郵送すると喜ばれるし、記念になります。
パパママそれぞれの両親にも同じものを送りたい時にも、フォトブックサービスは便利ですよ。スマホからアプリを使って気軽に作れます。
最後に
子どもや家族の写真をアルバムにまとめる作業は、やらなくちゃ…と思いつつなかなか手が回らないことも。まずはこうやって「クリスマス」「ハロウィン」「誕生日」などのイベントテーマでまとめてみると、コツが掴みやすいので、はじめての手作りアルバム作りにもオススメです。
時間を捻出するのはなかなか大変ですが、かわいい写真を眺めるのは癒しの時間にも。クリスマスが終わったら是非試してみてくださいね。