2018年10月15日 公開
夢中で遊べる!簡単ペットボトルキャップのクルマとコマの作り方
ペットボトルキャップは手作りおもちゃの材料にもってこい!おもちゃコンサルタントの筆者がおすすめのおもちゃの作り方を2つ紹介します。どちらも簡単に作れる楽しいおもちゃで、お子さまが喜んでくれること間違いなし!
ペットボトルキャップは手作りおもちゃの材料にもってこい!おもちゃコンサルタントの筆者がおすすめのおもちゃの作り方を2つ紹介します。どちらも簡単に作れる楽しいおもちゃで、お子さまが喜んでくれること間違いなし!
1.キャップと空き箱で「なんでもカー」を作ろう!
ティッシュやお菓子などの空き箱はおうちにありませんか?ペットボトルキャップをタイヤにしてクルマを作りましょう!そのままだとゴミになる空き箱が「なんでもカー」に生まれ変わります!
材料・道具
via photo by author
【材料】
・ペットボトルキャップ
・竹ひご or 竹串
・ストロー
・空き箱(今回はティッシュボックスを使用)
【道具】
・目打ち
・穴あけ用の台紙
・カッター
・紙ヤスリ(あれば)
・セロハンテープ
・のりや両面テープ
・色紙やきれいな紙
・飾り用のシールなど(あれば)
写真にはいろいろな太さのストローがありますが、竹ひご(竹串)が通る太さだったら何でも大丈夫です。
作り方
1.目打ちを使ってペットボトルキャップに穴を開けます。下に段ボールなどの厚紙を台紙として敷いて、キャップの中心から目打ちを刺します。穴が開いたら、竹ひごが通るくらいの穴になるように、目打ちを刺して穴を広げます。
via photo by author
2.空き箱に色紙を貼ります。折り紙でもきれいな包装紙でも、お好みのもので大丈夫です。シールなどでお好みのデコレーションをしてもいいですよ。
紙を貼れたら箱の底の短い辺より少し長いくらいの長さでストローを2本カットします(写真1)。カットしたら、写真2のようにセロハンテープで貼りつけます。写真3は、ストローの中に竹ひごを通して、目打ちで穴を開けたペットボトルキャップをつけてみたイメージです。
via photo by author
3.車輪の軸となる竹ひごをカットします。先程カットしたストローの長さ+ペットボトルキャップの厚み+1cmくらいのサイズでカットしましょう。
竹ひごのカットする部分に目印をつけたら、カッターを垂直にあて、空いている手で竹ひごをごろごろと転がします。入った切れ目のところを手指を使って折ります。切れ目の処理は、カッターできれいに整えるか、紙ヤスリを使って削ってください。
via photo by author
4.カットした竹ひごに穴を開けたペットボトルキャップをまず1つ通します。通しにくい場合は、目打ちで少し穴を広げてください。
via photo by author
5.4をストローに通したら、もう片方にも同じようにペットボトルキャップを通します。これで「なんでもカー」の完成です!
via photo by author
via photo by author
ペットボトルキャップの穴は自然と小さくなっていきますので、竹ひごから外れにくくなります。でも飛び出している部分が気になる場合は、デコレーションボール(ポンポン)などに穴を開けて、ボンドでしっかり固定してください。見た目にもかわいいですよ!
via photo by author
お好きな空き箱やお豆腐が入っていた入れ物も、箱型ならなんでもOK!いろんなものを「なんでもカー」にすることができます。
空き箱などは車の正面に穴を開けて紐を通せば、プルトイとして遊ぶこともできますよ。なかなかお片づけができないお子さまには「なんでもカー」を「おかたづけカー」としてもいいかもしれませんね。
2.キャップでコマを作ろう!
ペットボトルキャップから、ぐるぐるとよく回るコマを簡単に作ることができます。ペットボトルキャップの穴の開け方や竹串のカットの方法は「なんでもカー」の作り方と一緒ですよ。
材料・道具
via photo by author
【材料】
・ペットボトルキャップ
・竹串
・ビーズ
・ボンド
・白い厚紙
・マジック(今回は黒を使用)
【道具】
・目打ち
・穴あけ用の台紙
・カッター
via photo by author
1.「なんでもカー」のときと同じように目打ちでペットボトルキャップに穴を開けます。竹串は大体6cmくらいの長さでカットします。
2.竹串の尖ったほうから写真のように穴に刺し込みます。しっかりとまるように、下からビーズを刺して、ボンドでとめます。
これだけで、とってもよく回るコマの完成なのですが、さらにもうひと工夫。
via photo by author
3.白い厚紙をペットボトルキャップの中におさまるくらいの大きさ(直径26㎜くらいです)にカットします。そこにマジックで模様を描きます。
厚紙のカットは大体でもいいのですが、中心点も決められるのでコンパスを使うときれいに作れます。
このコマを回すと、白黒の模様なのに色がついて見えるんですよ。不思議ですよね。こういうコマのことを「ベンハムのコマ」と呼びます。人の目の錯覚でカラーに見えるようです。どんな風に見えるか、親子でぜひいろいろ試してみてくださいね!
最後に:ペットボトルキャップの扱いについて
ペットボトルキャップには穴を開けにくいものもあります。画像に矢印で示していますが、内側にカバーがあるものは開けにくいタイプですので、確かめてからお使いください。
また、ジュースやお茶のキャップは内側に水分が残っている場合があります。カビの原因にもなりますので、きれいに洗ってから充分に乾かし、水分をとってからご使用ください。
いつもは捨ててしまうものが、こんな風に楽しいおもちゃに生まれ変わるなんてステキですよね。物を大切にすること、ゴミのこと、リサイクルのこと、そんな会話もしながらお子さまとペットボトルおもちゃ作りにチャレンジしてみてください。