2022年01月30日 公開

【レシピ】今年のバレンタインはイギリス流で!「ロッキーロード」「スコーン」の作り方

友チョコに義理チョコにと大忙しの日本のバレンタインにぴったりの、一度にたくさん作れる、しかも簡単なイギリスのお菓子「ロッキーロード」と「スコーン」のレシピをご紹介します。

2月といえば、バレンタイン。パートナーだけでなく、お友達や同僚にもチョコレートなどを送る日本では毎年レシピに悩む方も多いのではないでしょうか?そこで今回は一度にたくさん作れる、簡単なイギリスの定番スイーツメニューを2つご紹介します!

混ぜて固めるだけ!ロッキーロード


日本では、旦那さんや彼氏の他に、学校のお友達や同僚にもチョコレートやお菓子を贈るのがバレンタインの定番ですよね。手作りする方も多いかと思いますがクラス全員分や、部署のみんなに作るとなると大変ではないでしょうか?

そこでおすすめなのが、イギリスのカフェの定番お菓子「ロッキーロード」。でこぼこした道という意味のお菓子で、マシュマロやビスケットを砕いたものをチョコレートに混ぜて固めたものです。

見た目がでこぼこ、食感もいろいろある楽しいお菓子です。そして作るのが簡単!今回は4歳の次女にお手伝いをしてもらい一緒に作りました。

レシピ

【材料】(18cm×18cm×2cm 正方形型)

チョコレート(ビターとミルク半々がおすすめです) 200g
バター 135g
マシュマロ 100g
マリービスケット 200g

作り方
1.型にクッキングペーパーを敷いて用意します。
2.ボウルにチョコレートとバターを入れ湯煎にかけて溶かします。

3.チョコレートを溶かしている間に、マシュマロを好きな大きさに切ります。およそ2cmから3cmの大きさで形は気にしなくてもいいです。

4.ビスケットを手で割るか、袋に入れて叩いて細かく砕きます。

5.ビスケットとマシュマロをボウルに入れ、溶かしたチョコレートを入れて、完全に混ざるまでよくかき混ぜます。下からすくうように混ぜると混ざりやすいです。

6.クッキングペーパーを敷いた型に入れて、お好みで上にトッピングをしたら、冷蔵庫で2時間冷やして完成です。

固まったら、好きな大きさに切り分けて下さい。マシュマロとビスケットの他にお好みでナッツやレーズン、柿の種を入れてもおいしいですよ。その際はビスケットとマシュマロの量を減らすか、チョコレートを多く入れて全部の材料がひとつになるようにしてください。ビスケットのザクザクした食感やマシュマロのフワフワ、モチモチの食感を一度に楽しめる楽しいお菓子です。

チョコレートを扱う時の注意点
チョコレートを使ったお菓子を作る時は、ボウルやスプーン、ゴムベラなどの調理器具に水が付いていない事を必ず確認しましょう!水が付いているとうまく固まらない原因になってしまいます。

アフタヌーンティーの主役、スコーン


イギリス文化としてよく知られているアフタヌーンティー。通常サンドイッチ、ケーキと共に3段のスタンドの2段目に乗ってサーブされる事はご存じの方も多いかと思います。ジャムとたっぷりのクロテッドクリームを乗せて食べるスコーンはイギリス人はもちろん世界中でも愛されています。

今回はイギリスの様々な場所でスコーンを食べてきた筆者がおすすめする、中ふわふわ、外さくさくのスコーンレシピをバレンタインアレンジでご紹介します。

チョコレートスコーンレシピ

【材料】(5cmスコーン・10個分)

ホットケーキミックス 350g
バター        85g
牛乳         175ml
砂糖         大さじ3
ベーキングパウダー  小さじ1
チョコレート     100g

1.トレイにクッキングペーパーを敷いておき、オーブンを200℃に予熱します。
2.ボウルにホットケーキミックスと砂糖、ベーキングパウダーを入れて混ぜます。

3.冷蔵庫でよく冷やしておいたバターを1cm角に切り、ボウルに入れて指先で潰しながらホットケーキミックスと混ぜていきます。バターの大きな塊がなくなって、粉全体がムラなく粉チーズのようにしっとりした状態になれば完了です。

4.チョコレートを刻んで、混ぜましょう。
5.牛乳を入れスプーンでざっぐりと混ぜます。少しパサパサでまとまりずらいですが、ぎゅっと押しつけるようにして生地をまとめましょう。こねないように、折り畳むようにまとめてください。
6.ひとまとめにしたら、厚さ2〜3cmほどに伸ばしてください。

7.5cmの型で生地を抜きます。もし専用の型がなければ、コップでも代用できます。綺麗な丸型に焼き上げるコツとして、真下に押して真上に真っ直ぐ抜いてください。左右に型を回して抜くと焼いたときに生地がまっすぐ上に膨らまず、形が崩れやすくなるので気をつけてください。

8.クッキングペーパーの上に生地を乗せて、ハケで牛乳(分量外)を塗ってオーブンで約10分〜13分こんがりいい色になるまで焼いたら完成です。オーブンによって焼き時間や温度を調節してください。

枝豆スコーンレシピ


甘いものは苦手、しょっぱ党の方におすすめなのが枝豆とチーズスコーン。チョコレートを贈るのに飽きた方にもおすすめです。

【材料】(5cmスコーン・10個分)

ホットケーキミックス  350g
バター         85g
牛乳          175g
ベーキングパウダー   小さじ1
塩           小さじ1
枝豆         適量
チーズ        適量

基本的な作り方はチョコレートスコーンと同じです。チョコレートの代わりに枝豆を入れて型を抜いたら、上にチーズをかけて、お好みでマヨネーズや胡麻をかけてオーブンで焼いてください。香ばしい香りが食欲をそそる軽食や朝食にもぴったりの一品です。

どちらのスコーンも一度温めてから食べるとよりおいしく召し上がれます。160度のオーブンで数分温めてから食べると、焼きたてのような外はサクサク、中はフワフワのスコーンが楽しめますよ!

イギリス流お菓子作りでいつもと違うバレンタインを楽しもう!

イギリスではバレンタインは男性が女性に花束やチョコレートをプレゼントするのが定番です。カップルで食事に出かけたり特別なプレゼントを贈ったりとロマンティックなイベントです。文化は違っていても相手を想って何かを贈るという意味では日本もイギリスも同じですね。今年は少しイギリス流のおいしいお菓子を贈ってみてはいかがでしょうか?

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター

BLUNDEN
BLUNDEN

食べる事が何よりも大好き!国際結婚を機にイギリスに移住して5年、子育て奮闘中の主婦です。海外での文化の違いや食べ物の違いを楽しみながら暮らしています。日々の工夫から生まれたレシピや日本では知られていないイギリスの料理、その他食べる事に関する記事を主に書いています。