先日、絵本の読み聞かせ会に息子と参加してきました。先生はなんとガーナ人!普段なじみのないアフリカ出身の先生にびっくりしないかな?とやや心配だったのですが、子どもたちは皆大盛り上がり!英語に触れる機会という以上に、すばらしい体験ができましたので、ご紹介します。
読み聞かせの先生はガーナ人!
これまでアメリカ人、カナダ人、イギリス人による英語の絵本読み聞かせ会に参加してきましたが、今回はどの先生とも違いながら、子どもの心を惹きつけて離さず、しかも簡単に取り入れられるポイントが満載でした!
【Yaw流読み聞かせポイント1】日本語の絵本を利用!
日本語を交えることには賛否両論があるかもしれませんが、いつもと同じ環境が少しでもあることで、子どもたちの安心材料に。また、普段取り残された感がある英語の苦手な保護者にも、ストーリーがわかるというメリットがありました。
【Yaw流読み聞かせポイント2】手遊びをフル活用!
“Head, Shoulders, Knees and Toes”のメロディーに乗せて、時にすばやく、時ににこやかに、テンポやリズムを変えて踊るうちに、「はじめて」とか「恥ずかしい」なんて気持ちは忘れて「楽しい」という気持ちが全開!このウォームアップのおかげで自然な流れができ、1冊目の本に入り込めた子どもたち。最初から発言も多くなり、驚かされました。
独特なアフリカンリズム!
ガーナではこういったリズムを日常に取り入れることが一般的だそう。道具もいらず、赤ちゃんでもOK。音感や脳も刺激するのではないかと感じたアフリカンリズム遊び……。自宅でもぜひ取り入れたいものです。
ただジャンプ!のリズムあそび
手遊びを効果的に使うとこんなにも子どもたちが積極的になれるのか、と目からウロコの1日でした。
【Yaw流読み聞かせポイント3】参加者のアウトプット重視!
たとえばおなじみの「はらぺこあおむし」。先生はまず表紙だけで子どもたちとの会話をはじめます。
「これ、なーんだ?」「この色は?」
子どもたちは言葉の垣根を超えて、“green !”とか「あおむしー」と大きな声で答えます。いつもの日本語の読み聞かせの会よりも、何倍もの積極的な参加が見られびっくり!
自宅では日本語で感情を込めつつも、よどみなく読み聞かせていたこの本が、実は数字、曜日、大小、快不快(ハラペコ・お腹が痛い・元気)などを使える、よい教材だったことにはじめて気付かされました。
著者:エリック・カール(作)/ もりひさし(訳)
出版社:偕成社
著者:いしかわこうじ(作・絵)
出版社:ポプラ社
著者:マーシャ・ブラウン(絵)/瀬田貞二(訳)
出版社:福音館書店
Yaw先生の英語教室をご紹介
ご興味があれば体験レッスンで、Yawスタイルを体感してみてください!