2018年02月25日 公開
フライパンといえばキッチンの必需品。最近は食材がくっつかないテフロン加工が施してあるフライパンを選ぶ人が増えてきました。しかし、鉄フライパンにはテフロン加工にはないメリットもあるんです。今回は鉄フライパンのメリットとデメリットをご紹介します。
フライパンといえばキッチンの必需品。最近は食材がくっつかないテフロン加工が施してあるフライパンを選ぶ人が増えてきました。しかし、鉄フライパンにはテフロン加工にはないメリットもあるんです。今回は鉄フライパンのメリットとデメリットをご紹介します。
鉄フライパンのメリット①:丈夫
鉄フライパンの最大のメリットは丈夫なこと。落としてもへこみにくく、たわしでゴシゴシこすっても傷がつきません。焦げ付いてもしっかり焦げ付きが落とせるので、テフロン加工フライパンのようにテフロンが剥げてしまって使い物にならないという心配もないでしょう。
丈夫で長持ちするため、1年ほどでコーティングが剥げてくるテフロン加工と違い、10年は使えます。なかには親の代から何十年も使い続けているという方も。長く使うほど油がなじんで使いやすくなってくるので、ぜひ長く大切にしたいですね。
鉄フライパンのメリット②:料理がおいしくなる
鉄フライパンは食材にダイレクトに熱を伝えることができ、料理がおいしく仕上がります。油なじみがよく、焼きムラができにくいのできれいな焼き目がつくのもポイント。高温でさっと焼いたり炒めたりする料理に適しています。特に野菜炒めは歯ごたえがきちんと残ったまま火を通せるので、鉄フライパンで作るのがおすすめです。
また、鉄フライパンで火を通すことで鉄が食材に溶け出し、鉄分補給ができるともいわれています。子どもにとっても鉄分は大切な栄養素。普段の食事で無理なく取り入れられるのはうれしいですね。
鉄フライパンのデメリット①:手入れが面倒
テフロン加工フライパンにはない魅力を持つ鉄フライパンですが、お手入れが面倒なのが難点。使い始めは油をなじませる必要があるので、すぐに調理を開始できないのもデメリットでしょう。
また、使うたびに油がなじんでいくため、毎回洗剤で洗うのはNG。油のコーティングがなくなったら、また油をなじませる作業をしなければなりません。調理後はお湯とたわしだけでこすりましょう。
さらに、濡れたまま放置するとサビの原因に。使い終わったあとは空焚きをして水気を飛ばす作業が必要です。
鉄フライパンのデメリット②:重い
鉄フライパンは、ほとんどがアルミ製のテフロン加工のフライパンと違って重量があります。片手で持つには少々重たいので、女性や子どもの手では扱いにくいのが難点です。
小さいものなら問題ないですが、家族分の料理を作るとなるとある程度の大きさが必要なので、どうしても重いものを使うことになってしまいます。慣れるまでは返したり盛り付けたりといった動作がしづらいと感じるかもしれません。
使い分けがおすすめ
鉄フライパンのメリットとデメリットをご紹介しました。手軽さでいえばやはりテフロン加工のほうが扱いやすいですが、鉄フライパンにも多くのメリットがあります。使い勝手も料理の仕上がりも変わってくるので、まだ使ったことがないという方は一度試してみてはいかがでしょうか。そのうえで、メニューや量によってフライパンを使い分けるのがおすすめです。