お正月が近づき年賀状を書くときにふと気づく、来年の干支。お正月を迎えるにあたって、子どもにも十二支について説明してあげたいところですが、改めて問われると困ってしまいますよね。そこで今回は、十二支についてご紹介します。
十二支の謎!「動物の種類と順番について」
十二支(じゅうにし)は、12種類の動物のことを言います。
順番は、子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)で、それぞれ順番に、ネズミ・ウシ・トラ・ウサギ・リュウ・ヘビ・ウマ・ヒツジ・サル・ニワトリ・イヌ・イノシシのことを表しています。
この十二支は、1月1日から12月31日までの1年間、その年の干支動物が主役を務めて、次の動物に交代をします。
順番は、子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)で、それぞれ順番に、ネズミ・ウシ・トラ・ウサギ・リュウ・ヘビ・ウマ・ヒツジ・サル・ニワトリ・イヌ・イノシシのことを表しています。
この十二支は、1月1日から12月31日までの1年間、その年の干支動物が主役を務めて、次の動物に交代をします。
十二支の謎!「いつごろどこで生まれたの?」
via www.photo-ac.com
十二支ははじめ、昔の中国の殷(いん)という国で、日付を記録するために使われていました。もともとは順番をつけるための記号でしたが、後になって動物が割り当てられたそうです。どうして動物が使われたかについては、人々が覚えやすいように動物を使ったという説や、他の理由があるという説などいろいろありますが、本当のことは分かっていません。
日本では、十二支は昔から「甲子」のように、十干と組み合わせて使われてきましたが、十干はほとんど日常では使われなくなり、十二支のみが干支を表すものとして使われています。
日本では、十二支は昔から「甲子」のように、十干と組み合わせて使われてきましたが、十干はほとんど日常では使われなくなり、十二支のみが干支を表すものとして使われています。
十二支の謎!「犬がいて猫がいない理由」
via www.photo-ac.com
十二支に犬がいるのに、猫がいないのは不思議な感じがしませんか?実は、猫が十二支に入れなかった理由には、有名な物語があります。
昔、神様が動物たちにお正月に新年のあいさつにきた、1番から12番までそれぞれに、その年の主役をあげることを伝えました。
もちろん、猫も神様に挨拶にいくつもりでしたが、うっかりいつ行くのか日にちを忘れてしまったのです。そこで、猫がネズミに日にちを尋ねたところ、ネズミは「1月2日だよ」と嘘をついたのです。
1月2日に新年の挨拶に行った猫は、神様に日にちを間違ったことを叱られてしまいました。こうして気の毒な猫は、十二支の仲間には入れなかったのです。
ちなみに猫に嘘をついたネズミは、ちゃっかりと1番乗りをして十二支のはじめの動物に収まったのでした。
オススメ絵本『十二支のはじまり』
via www.amazon.co.jp
タイトル:十二支のはじまり
著者 :荒井良二(絵)/やまちかずひろ(作)
出版社 :小学館
著者 :荒井良二(絵)/やまちかずひろ(作)
出版社 :小学館
十二支の動物について、種類や順番などが分かる楽しい絵本です。
「猫が十二支に入れなかった理由」
「猫がネズミを追いかけるようになった理由」
「猫が顔を洗うようになった理由」が、読みやすい軽快な語り口とかわいらしいイラストで描かれています。
十二支への理解を深めるうえで、お正月に向けての読み聞かせにぴったりの一冊です。
絵本で干支を覚えよう!お正月に読みたい十二支の絵本5選 – Chiik! – 3分で読める知育マガジン –
お正月に届く年賀状には、その年の干支をモチーフとしたものも多く見られます。お正月はお子さまにとって干支を知るチャンス。この機会に十二支とそのお話について触れてみるのはいかがでしょうか。今回はお正月にお子さまと読みたい十二支絵本を5冊ご紹介いたします。
お正月には十二支の絵本や話題で盛り上がろう!
古くから伝わる伝統ある十二支も、残念なことにお正月にしか登場するチャンスがありません。せっかくの機会ですから、お正月には親子で楽しく十二支の絵本や話題で盛り上がりましょう。特に猫とネズミのお話は、子どもたちも興味深く耳を傾けてくれるのではないでしょうか。