素直な目線を持った子どもたちにとって、マジックは大人以上にワクワクします。目の前でマジックを披露すれば、きっと一瞬で子どもの心をつかむことができるでしょう。まるで親指がポロっと取れてしまったかのように見える、指を使ったマジックのやり方・コツをご紹介します。
指を離すマジック!必要なのは自分の手のみ
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指を離すマジックで必要な道具は、自分の手のみ。道具は一切必要ありません。古典的ですが、子どもはマジックに「タネ」があるとは思わないため、うまくできればビックリしてもらえるでしょう。関節を曲げたり、タイミングを見計らって動作する必要があるので、案外スムーズにやるのは難しいもの。事前に何度か練習をしておくことをおすすめします。
指をきれいに曲げないとバレてしまうため、関節も柔らかくしておいてください。事前に指をグー・パーにする運動を繰り返します。マジックの練習中は鏡に向かい、手元を見ずに、違和感なくできることを目指しましょう。
1.両方の手を第一関節から曲げる
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両方の親指を第一関節から曲げます。マジックを披露する際には、右手の親指の関節に左手の親指の関節を重ねることになりますが、どちらもできる限り直角に曲げるようにしましょう。
これが案外難しく、関節が固まっている方だと何度も練習が必要かもしれません。きれいに曲げられるようになるほど、マジックの成功率は上がります。
2.右手の親指の関節に人差し指を重ねる
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左手は親指の関節部分を隠すようにして、曲げた第一関節に右手の人差し指を重ねます。重ねるときは、人差し指がやや下を向くよう意識してみてください。
親指の関節部分に人差し指を重ねる動きも、関節が固い方は少し難しいかもしれません。ここができないと指が離れているように見えないため、繰り返し練習しましょう。
3. 曲げた両手の関節を重ねる
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曲げた左手親指の関節部分に、人差し指で関節部分を隠した状態の左手親指を重ねます。相手に披露する際には、左手の手の甲を相手に見せるようにすることがポイントです。両指の関節を付ける際は、右手に重ねた人差し指で、左手親指の関節部分も少し隠すイメージにすると良いでしょう。
4.右親指をスライドさせると…
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その状態で右親指を外へ向かってすべらせると、親指が離れているように見えます。何度か離したりくっつけたりを繰り返して見せて、最後は右手で左手の親指をサッっと隠しながら、すべての指を伸ばして見せましょう。
パパママの指が消えたり現れたりする様子に、子どもはびっくりしてくれるはずです。「見てごらん、指が取れちゃった」と見せてあげると、驚くとともに心配する子どももいます。最後にはタネ明かしをして、安心させてあげてください。
コツをつかんで堂々と披露しよう!
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とても単純なマジックですが、やってみると案外難しいことに気づくかもしれません。上手になるためには練習あるのみ。それも、鏡の前で練習することをおすすめします。できるだけ、両手の曲げた関節を見せないようにするのがコツです。堂々と披露して、子どもたちを楽しませてあげましょう。