2016年08月28日 公開

子ども用エプロンの作り方│親子で一緒に楽しく手作り!

子どもも成長して自我が目覚めてくると、お世話する側への興味がわいてきます。お人形さんごっこなどの「ごっこ遊び」をするようになったら、料理などのお手伝いにもチャレンジしてみましょう!今回は、お手伝い気分を盛り上げる、子ども用エプロンの作り方をご紹介します。クッキング教室やワークショップ、幼稚園・保育園でも大活躍しますよ。

子どもも成長して自我が目覚めてくると、お世話する側への興味がわいてきます。お人形さんごっこなどの「ごっこ遊び」をするようになったら、料理などのお手伝いにもチャレンジしてみましょう!今回は、お手伝い気分を盛り上げる、子ども用エプロンの作り方をご紹介します。クッキング教室やワークショップ、幼稚園・保育園でも大活躍しますよ。

まずはエプロン作りの材料と道具を揃えましょう!

photo by Mie.S (62774)

via photo by Mie.S
【材料】
布は、お好みの柄をチョイス!お子さまのお気に入りのキャラクター柄やブランド柄でも、自由に好きなものを用意しましょう。料理する時に使うなら、水を程よく吸ってくれる、ちょっと厚手の綿ブロードや綿麻が良いですが、洗える生地ならなんでも大丈夫です。

100円ショップで売っている布や手ぬぐい、バンダナ、おうちにあるタオルやハンカチをリメイクするのもいいですね。

また、太めの平ゴム、作り方によっては、紐やリボン、面ファスナー(マジックテープ)があると良いです。

【道具】
ミシンがあれば早く縫えて便利ですが、ご家庭にある裁縫道具で手縫いでも作れます。糸と針、待ち針やチャコペン、糸切りハサミと布切りハサミがあれば大丈夫です。あとはアイロンとアイロン台もあると重宝します。

小さなお子さまがいて針仕事を避けたい場合には、市販の布ボンドなどを利用すれば、工作感覚でお手軽に作ることもできます。

【型紙】
無料の型紙や作り方が公開しているwebサイトやブログがたくさんあるので探してみましょう。お子さまの体に合わせて布を切ってデザインしたり、自分で型紙を作るのもいいですね。

ハンドメイド初心者の方は、型紙なしで手縫いでも簡単にできるこちらの動画を参考にしてください。

かんたん 子供用エプロンの作り方★型紙なしで★けーことん – YouTube

120~130cmの子供用エプロンの作り方です。 直線縫いだけなので、手縫いでもOK! カラーゴムを使い、着脱はかぶるタイプです♪ <材料> オックスプリントくらいの中厚生地 60cm カラーゴム 巾20mmのもの 70cm カラーゴムはイオンのパンドラハウスにある「㈱サンヒット」のものがおすすめです。インターネ…
意外と簡単にできるエプロン作り。

主な作業は次の3ステップです。
(1)型紙に合わせて布を裁断します(直線のみでカーブを省略してもOK。その場合、型紙なしでも大丈夫です)。
(2)縫い代部分を折り、アイロンで押さえます。
(3)アイロンで押さえた部分を縫います(または、布ボンドで接着します)。

最初に、お子さまの寸法をはかって、ちょうどいいサイズのエプロンを作るようにしましょう。立った状態で布とメジャーを当ててみてください。

目安として、身長90〜120cmくらいのお子さまなら、着丈が50cm幅も50cmのエプロンで大丈夫でしょう。その場合、縫い代を含めた54×54cm四方の布を1枚裁断し、肩の部分を三角形にカットして切り落とせばだけOKです。

【作り方】
1:ポケット(仕上がり縦15×横25cmくらい)を作ります。縫い代を2cmずつ取って布をカットし、各辺を三つ折りしてアイロンをかけ、エプロン本体に縫い付けるなどして取り付けます。

2:50cmくらいの長さの肩ひもを作ります。7cmくらいの幅の布を四つ折りにし、端もほつれないようきれいに処理して縫います。最初に裏表にして端を縫い、中表に返すのも良いでしょう。この際、丸ひもやリボン、綾テープで代用してもOKです。

3:肩ひもの一方を見返しに挟んで縫い付けます。エプロンと肩ひもにそれぞれ面テープ(マジックテープ)かスナップボタン、またはボタンホールとボタンなどをつけて止められるようにします(綾テープ、平ゴム、バイアステープなども利用可能)。

4:残りの周囲をすべて内側に三つ折りにし、アイロンをかけておさえてから縫います。

5:腰ひもを作ります(50cmを2本。作り方は2と同様)。

6:腰ひもを左右に縫い付けます。

作業時間は1〜2時間ほどで完成!

幼児にも脱ぎ着が楽!かぶるだけの簡単エプロン

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小さいお子さまの場合、まだ自分で脱ぎ着するのが難しいですよね。

特に、ボタンをはめたり、ひもを結んだりするのが一番大変なので、肩ひもをかけるタイプは避けた方が無難です。

上の写真のように、首と腰の部分は、別布でひもを作り、中に平ゴムを通してちょうど良い長さに調整してから縫い付け、頭からすっぽりかぶるタイプの作りにすると着用しやすいようです。同じ布でポケットを付けると良いアクセントになりますね。カラーゴムならそのまま付けてもおしゃれに見えます。

2、3歳から年少・年中のお子さんくらいにオススメです。

お揃いの布やあまり布をカットして、コップ袋やお弁当袋などのグッズを手作りしてもかわいいですね。

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三角巾もお揃いで作ってみよう!

photo by Mie.S (62771)

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エプロンとお揃いで、三角巾も作ってみましょう。

こちらもエプロンと同様に、あらかじめ後頭部にあたる部分に平ゴムを縫い付けておくと、すっぽりとかぶるだけですむので、小さいお子さまも自分で着用することができます。

バンダナサイズに縫った布を三角に折り、さらに後頭部の本来結ぶ部を折り込み、そこに平ゴム(1cm程度)を縫い付けるだけ。布でひもを作り、中に通しても良いですね。

腰ひもは長めにして、後ろで交差させ、前で結ぶようにすれば、4〜5歳のお子さんなら自分でできますね。

写真のように一緒にポーチも作ればその中にまとめて収納できます。

一緒に手作りしても楽しいエプロン!

ソーイングが得意な方は、進化形のエプロンもステキです。

女の子用なら、サンドレス風にしてみたり、フリルをたくさんつけてみたり。男の子なら、好きな漫画やアニメのキャラクターをアップリケにしたり。いろいろと工夫してみましょう。パパママもお揃いのエプロンを作って、「週末には家族でお料理大会!」というのも、楽しいですね。

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また、お子さまと一緒にエプロンを作るのもおすすめです。布選びやデザイン選びを相談したり、形を一緒に決めるだけでも嬉しいようです。ひもを切るなど簡単な作業も分担してみましょう。年齢によっては半分くらいはお子さまが担当できるかも!? 

ポイントになるワッペンやアップリケ、レースやチロリアンテープ、ボタンなどを付けてデコレーションを一緒に楽しむのも良いですね。ステッチのような点線を布用マジックで描いてみるのも楽しそうです。

さらに、無地の布を使えば、エプロンがキャンバス代わりになります。市販の布用クレヨンやマジックで子どもたちに思いっきり好きな絵を描いてもらいましょう。ポケットの部分だけに描いてもらう方法も良いアクセントになります。自分が仕上げたエプロンを着れば、お手伝いもより楽しい気分になれそうですね。

手作りエプロンで、「お手伝い大好きっ子」に!

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エプロンがどんな仕上がりになっても、パパママが作ってくれた、一緒に作った、という気持ちは嬉しいもの。

また、子どもには「お手伝いをしたい時期」があります。これは心が自立に向けて育っている証拠です。どんなことでもいいのです。テーブルを拭くだけでも立派なお手伝い。大切なのは「自分もやればできる」「役にたっている」ということを肌で感じること。

手作りエプロンを活用して、お子さまに楽しく手伝いをさせてあげてくださいね。

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この記事のライター