春から子どもが入園、小学校入学などのきっかけで、職場復帰を考えているママもいるでしょう。そのような育児中の家庭が考えておきたいのが、夫婦の家事分担です。パパ、ママどちらにも事情があるとは思いますが、2人にとって最適な分担法を見つけてみましょう。
まずは今の役割分担を表にする
パパの多くはやっているつもりになりがちのため、実際に今の家事分担を紙に書き出していきましょう。
パパとママどちらの言い分もありますから、自分がやっていると思うことはどんどん書き出していきましょう。
夫婦平等に家事を分担するのは難しい
表にした家事や育児分担のなかで、ママが不定期でやっている内容を、パパの手が空いているときに積極的にやってもらう、これだけでも不平等さが薄まります。男性の多くは家事や育児で何をしたらいいのかわからないから、今までやっていなかったという人も多いのです。
出産後ママが負担する家事や育児の時間
しかし、3歳未満の子どもがいる共働きの世帯で比較すると、仕事に家事、育児を足した合計時間が夫9時間58分、妻が10時間15分という結果です。さらに自由時間は夫婦のみ共働き世帯と比べて、妻は2時間4分短いのです。子育て家庭では妻のほうが家事や育児の負担が多いという結果になりました。
パパを巻き込むにはいっぱい褒めること
パパを褒めたら家事や育児をやってくれた、すると子どもも真似してママを褒めてくれた、このように家族がそれぞれを支え合う家庭に変わっていきます。パパの家事や育児は時間がかかり下手なこともあるかもしれませんが、それでも小さなことを褒めることで、助け合える家族になることができるのです。
家事分担はきちんと話し合おう
うまく夫婦でやりとりするためには、自分の意見をちゃんと相手に伝えることです。現実を見せてお互いの言い分を紙に書き出し、具体的に何をやっているか明確にしましょう。
そして褒めることが、パパもやりたい気持ちに繋がるでしょう。