『ふしぎだな?知らないこといっぱい』は、子どもの「知りたい」という欲求を優しい語り口でユーモアたっぷりに満たしてくれる大人気の科学絵本シリーズです。今回はその中から、特におすすめの5冊をご紹介いたします。
身近な空!上には何があるのを楽しく教えてくれる絵本
著者 :マイク・マニングとブライタ・グランストローム(作)/せなあいこ(訳)
出版社 :評論社
最初にご紹介するのは『空のうえには なにがある?』です。男の子と女の子が自分たちよりも背の高いものに興味をひかれることからお話は展開します。おんぶからはじまり階段、木、お城とどんどん高い世界へと続き、最後には宇宙の果てまで!上の世界には何があるのかを教えてくれる本です。
数字が好きな子におすすめの絵本
著者 :ロバート・E・ウェルズ(作)/せなあいこ(訳)
出版社 :評論社
2冊目にご紹介するのは『数って どこまで かぞえられる?』です。
こちらは、数字の不思議について書かれた絵本。1、10、100、1,000……と続いて、グーグルのもとになった言葉である「グーゴル」(10の100乗)までいきつきます。目に見えない巨大な数を感じることができます。数字好きなお子さまにぜひ読んであげたい本です。
モノの大きさについてわかりやすく教えてくれる絵本
著者 :ロバート・E・ウェルズ(作)/せなあいこ(訳)
出版社 :評論社
3冊目にご紹介するのは『シロナガスクジラより大きいものっているの?』です。
世界中の動物の中で一番大きいのはシロナガスクジラ。でも、宇宙に比べたら?シロナガスクジラを大きなビンに100ぴき入れたり、地球を100個袋につめてみたり、途方もない大きさを視覚的におもしろくわかりやすく表現しています。
無限であり未知なもののくらべっこで、お子さまの好奇心も大きく広がってくれそうです。
チーターと競争!?はやさについて楽しく学べる絵本
著者 :ロバート・E・ウェルズ(作)/せなあいこ(訳)
出版社 :評論社
4冊目にご紹介するのは『チーターより はやく はしるのは だあれ?』です。
今回のテーマは「はやさ比べ」。チーターよりはやいのはハヤブサでハヤブサよりはやいのは……とどんどんつきつめていくとロケットや隕石など宇宙規模にまで発展していきます。
親しみやすい絵柄と語り口調でお子さまの知りたい気持ちにしっかりと答えてくれます。
きれいなイラストで時間の概念が学べる絵本
著者 :ジェームズ・ダンバー(作)/せなあいこ(訳)
出版社 :評論社
最後にご紹介するのは『じかんが どんどん』です。
こちらは題名の通り、時間の概念をお子さまにも簡単にわかりやすく教えてくれる絵本。
砂時計や腕時計、時計台など時計ごとの便利さの説明や、夜寝ている間も時間が進んでいることなどをユーモアたっぷりに説明してくれます。
ふしぎだな?しらないこといっぱいシリーズ
いずれもお子さまの好奇心を満たし、より深い科学を知るための基礎となる知識を与えてくれる本ばかりです。
楽しみながら自然に学ぶことができて、まさに一石二鳥!他のシリーズもぜひご覧になってみてくださいね。