人気大沸騰中の「ノラネコぐんだんシリーズ」は、いたずら好きのノラネコたちがおくる愉快で楽しい冒険物語。絵本ならではの非日常的な設定は、子どもの気持ちを代弁したような、ワクワク・ドキドキ体験が満載です。知育の観点からオススメのシリーズ4作をご紹介します。
「ノラネコぐんだんシリーズ」の魅力とは?
面白おかしく読みながら、お子さまの好奇心をくすぐってみませんか?
シリーズ第1弾:ノラネコぐんだん パンこうじょう
著者:工藤ノリコ
出版社:白泉社
とっても熱心な様子や、浮足立つような雰囲気に心躍らずにはいられません。パン作りの材料・道具から工程までが分かりやすく描かれており、ご家庭で実際にパン作りをして「焼いたらふくらむ」ことを体験してみてもいいですね。
機転の利いたハッピー?エンドもぜひお楽しみください。
シリーズ第2弾:ノラネコぐんだん きしゃぽっぽ
著者:工藤ノリコ
出版社:白泉社
はちゃめちゃなストーリーながら、「汽車は燃料(石炭)で動く」という学びや、「とうもろこしとポップコーンの関係」についてヒントを与えてくれる教材でもあります。畑で栽培している野菜が汽車に載って運ばれ、マーケットで売られ、そのとうもろこしからポップコーンができる、という食育ストーリーとしてもおすすめです。
シリーズ第3弾:ノラネコぐんだん おすしやさん
著者:工藤ノリコ
出版社:白泉社
この本では子どもたちがはじめて耳にするであろう「水道管の破裂」が起こります。お子さまにハテナ⁇が浮かんだら水道の仕組みなどを話してみるチャンスですね!また後半で、ノラネコたちが海に潜ったり漁に出たりと、お寿司のネタ集めをするシーンもじっくり眺めてみてください。魚をさばいたり卵を焼くイラストもあり、ストーリーを楽しみながらお寿司屋さんの流れを体感することができます。
シリーズ第4弾:ノラネコぐんだん そらをとぶ
著者:工藤ノリコ
出版社:白泉社
「無人島って何?」からはじまり、そこでの生活の様子にはお子さまの質問攻めに遭うことでしょう。手元にある道具や材料を賢く使って生き延びるノラネコたちの姿にはなるほど!と思う点もたくさんあって、親子の会話もふくらみますよ。
最後に出てくる気球のシーンも、身近な風船にたとえて、ガスを入れると浮くんだよ、風船は画びょうで突くとパーンとはじけちゃうよね、などと補足すると理解につながります。
絵本を使って、ものの名前や数にたくさん触れよう!
ぜひ楽しい絵本の世界をさらにふくらませてみてください。