2017年08月16日 公開

読み書き計算より大事?幼児期こそ伸ばしたい「非認知能力」

子どもには英才教育でいろいろな才能を伸ばしてあげたい、と考えるパパママも多いでしょう。でも、自ら興味を持ち知りたいという気持ちや、折れない心を育んでいくことも幼児期にはとても大切です。今回は子どもの学力を伸ばす土台となる「非認知能力」についてご紹介します。

子どもには英才教育でいろいろな才能を伸ばしてあげたい、と考えるパパママも多いでしょう。でも、自ら興味を持ち知りたいという気持ちや、折れない心を育んでいくことも幼児期にはとても大切です。今回は子どもの学力を伸ばす土台となる「非認知能力」についてご紹介します。

認知能力と非認知能力とは?

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幼稚園・保育園や小学校で習う、読み書き・計算などの知的教育から得られる成果を「認知能力」とすると、それを持続させて力を伸ばしていくための能力が「非認知能力」にあたります。

IQという言葉はよく耳にするかもしれませんが、これは知能指数であり認知能力を数値化したもの。このIQを伸ばしていくために必要な力が非認知能力なのです。

非認知能力には、自主性・社会性・自信・思いやり・忍耐力・持続性・解決能力といった、さまざまな特性が存在します。非認知能力は生きていく上で必要な力ともいうことができるでしょう。

非認知能力はなぜ必要?

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子どもにいろいろな情報を与えて詰め込んだとしても、いつかは限界がきてしまうでしょう。また、本人が興味のない内容であれば、限界を感じたことで嫌いになってしまうかもしれません。

大切なのは、子ども自身が「学びたい」と思うことです。自分から進んで学ぶことで、さらなるやる気につながり、持続力も高まっていきます。

物事に興味を持てることは、素晴らしい能力です。
昔から「好きこそ物の上手なれ」といいますよね。誰でも好きで取り組んでいることには一生懸命になれますし、それに関する勉強や研究は苦にならないもの。つまり、興味を持つことこそが、上達のための近道なのです。

小さいうちから伸ばす理由とは?

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非認知能力は小さいうちから伸ばしておくのがベストです。その理由は2つあります。

まず、早めにはじめた方が効率的に伸びるからです。非認知能力は雪だるま式に大きくなっていく力。ですから、少しでも早いうちにスタートしておくことで、より大きな雪だるまを作ることができるのです。

そして、幼児期は家庭で過ごす時間が長いことも理由のひとつです。非認知能力は、パパママが意図的に伸ばすことのできる力。親子で触れ合う時間をたくさん確保できる幼児期こそ、能力を伸ばすのに適したタイミングなのです。

非認知能力を伸ばす方法とは?

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非認知能力を伸ばすために、特別なことをする必要はありません。日常生活や遊びの中で、子どもに好きなことを自由にやらせてあげることが大事です。

そして大人はそんな子どもを見守り、ちょっとした成長の瞬間を見逃さずにキャッチして、褒めてあげたり認めてあげたりしましょう。そうすることで、子どもは自己肯定感を築いていくことができます。

パパママも一緒に取り組むこと

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非認知能力は、子どもが生きていくために必要な力です。そして、この能力を伸ばすためには、パパママの意識も欠かせません。

保育園・幼稚園など家庭外での教育も大切ですが、子どもがより長い時間を過ごす家庭での接し方も重要です。子どもの将来の成長のためにも、パパママは子どもの成長を意識して見守るようにしましょう。

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この記事のライター