赤ちゃんを一瞬で笑顔に変える「いないいないばあ」は、魔法のような遊び。喜んでくれると同時に、コミュニケーションが取れたり、子どもの記憶力を高めたりといった効果が期待できます。じつはバリエーション豊かな「いないいないばあ」の、少し違った楽しみ方をまとめました。
表情を変えて「いないいないばあ」
たとえば「ばあ」と同時に、いろいろな表情の顔を見せる方法。面白い表情をすれば、大喜びしてもらえるかもしれません。怒った顔、困った顔、嬉しい顔、とにかく変な顔など、豊かな表情を見せてあげましょう。どの表情を見せると子どもが喜ぶのか、探ってみるのも一案です。
色んな角度から「いないいないばあ」
このとき両手を開くのではなく、手の右や左、上や下からひょこっと顔を出してみましょう。どの方向から現れるかわからず、子どもは興味津々に見入ってくれるはずです。「次はどこから出てくるだろう」と想像する力もつきます。
全身を隠して「いないいないばあ」
表情やポーズを工夫して、大げさに「ばあ」としてみても楽しいかもしれません。
おもちゃや布で顔を隠して「いないいないばあ」
大好きなおもちゃからパパママの顔が現れ、戸惑いながらも笑ってくれます。おもちゃ以外にハンカチなど、その場にある物を使ったアレンジは手軽にでき、いつもと違ったドキドキを与えてくれるでしょう。
手を使わず表情で「いないいないばあ」
「いないいないばあ」遊びを繰り返すうちに、子どもは「隠れている裏にはパパママがいる」ということを理解していきます。そこで逆をついて、あえて顔を隠さず表情で笑わせるアレンジです。
「いないいないばあ」はいいことずくめ
すると今度は、隠れている間に「次どんな顔をするのか」を頭の中で想像します。これにより子どもの想像力、記憶力、予測する力が高まると同時に、期待や驚きなどの感情を覚えていくのです。いいことずくめの「いないいないばあ」、ぜひアレンジを加えながら楽しんでみてください。