子どもたちは歌うことが大好き。パパママと一緒に歌いたがるお子さまも多いかもしれません。このとき家族で合唱をするのも楽しいものですが、もう少し難易度を上げて「輪唱」にチャレンジしてみませんか?今回は子どもでも楽しめる、簡単な輪唱曲を5つご紹介します。
そもそも輪唱とは?
子どもと輪唱をする場合、覚えやすい歌詞の楽曲を選んであげましょう。なるべく短めの歌詞で、子どもも一度は耳にしたことがあるような有名な曲がおすすめです。普段とは違う歌の聞こえ方に、子どももきっと輪唱のおもしろさに目覚めてくれるのではないでしょうか。
1.『かえるの合唱』
1人目が冒頭「かえるの」まで歌い終えたタイミングで、2人目が「かえるのうたが~」と歌い出します。あるいは一人目の「きこえてくるよ」と同時に、2人目が歌い出すパターンも。はじめは後者のほうが歌いやすいかもしれません。
後半のかえるの鳴き声の歌詞は、地域によって「ケロケロケロケロ」「ケケケケケケケケ」「ゲロゲロゲロゲロ」などと異なります。歌う前に統一しておきましょう。
かえるのうた(輪唱)
2.『森のくまさん』
2番以降では、追いかけてきたくまさんが貝殻のイヤリングを拾ってくれて、一緒に踊るところまで続きます。曲が長いと子どもが途中で混乱してしまう可能性もあるため、年齢に合わせて「1番だけ」「2番まで」と調整しながら楽しんでみてください。
森のくまさん 山野さと子 森の木児童合唱団
3.『ほたるこい』
(歌詞)
ほ ほ ほたるこい
あっちのみずは にがいぞ
こっちのみずは あまいぞ
ほ ほ ほたるこい
長く歌い継がれている童謡で、この後も歌は続きます。とても美しいメロディですが、小さなお子さまには難しいことも。輪唱を楽しむのであれば、上記した歌詞の部分が一番歌いやすいでしょう。
【♪うた】ほたるこい – Hotaru Koi|♬ほう ほう ほたる こい♫【日本の童謡・唱歌 / Japanese Children's Song】
4.『雪』
(歌詞)
雪やこんこ あられやこんこ
降っては降っては ずんずん積もる
山も野原も わたぼうしかぶり
枯木残らず 花が咲く
雪やこんこ あられやこんこ
降っても降っても まだ降りやまぬ
犬は喜び 庭かけまわり
猫はコタツで丸くなる
歌詞を見てみると、一般的に歌われているのは2番だということがわかります。犬や猫が登場することから、2番のほうがお子さまも覚えやすいはず。歌詞の正確さより、子どもたちの歌いやすさを重視してあげてください。
【歌付き】雪 (2015版) 子供向け冬の童謡
5.『静かな湖畔』
(歌詞)
静かな湖畔の 森のかげから
もう起きちゃいかがと カッコウが啼く
カッコウ カッコウ
カッコウ カッコウ カッコウ
完璧に輪唱がきまると、美しいハーモニーが楽しめます。子どもが輪唱に慣れてきたら、ぜひチャレンジしてみましょう。