「絵本、本の読み聞かせは子どもの地頭を良くする。」
「成績優秀な子は幼児期から読書習慣があった。」
など、読書の知育効果を称える声は良く聞かれます。
本や絵本には高い知育効果があることは周知の事実ですが、いざ我が子に本を購入するとなると、どんな本が良いか迷いますよね。
ママパパが良かれと思って購入したものが、子どもの心には響かないことも。
子どもを読書好きにするには、その子が「楽しいと感じ、興味を持てる内容であること」が必須条件です。
今回の記事では、2021年11月実施「Chiik読プレ★読書の秋2021」」のアンケートを基に「子どもが好きなジャンルの本」と「知育に意識が高いママパパが子どもに購入した本」などをまとめました。
調査対象はChiik!読者のママパパとそのお子さま(小学生以下)。
今の子どもに人気の本、教育熱心な親が購入している本はどのようなものでしょうか。
【体験談】読み聞かせで育む「国語力」がすべての勉強の基本である理由
子どもが好きな本のジャンルとは?
「Chiik読プレ★読書の秋2021」のアンケートでは、「お子さまが好きな本のジャンル」と「直近で購入した絵本・学習書」について214名から回答をいただきました。
Chiik読者層である知育熱心なママパパのお子さまたちが選んだのは、どんなジャンルの本でしょうか。
上位10位は以下のとおりです。
順位 | ジャンル | 全アンケート214件中における選択数(占める%) |
---|---|---|
1位 | 読み物、絵本 | 169(79%) |
2位 | 自然科学、生き物 | 130(60.7%) |
3位 | なぞなぞ、ゲーム | 93(43.5%) |
4位 | 乗り物絵本、図鑑 | 88(41.1%) |
5位 | キャラクター | 83(38.8%) |
6位 | 謎解き、探偵、ミステリー | 80(37.4%) |
7位 | 工作、あやとり、折り紙 | 77(36%) |
8位 | 地理、歴史、旅行 | 45(21%) |
9位 | 伝記、ノンフィクション | 40(18.7%) |
10位 | ファッション、食 | 27(12.6%) |
上位5ジャンルについて知育効果やおすすめポイントをご紹介いたします。
納得の1位は「読み物、絵本」。読み聞かせしやすい読み物、絵本は0歳から始める読書習慣づけに最適です。
絵柄を見るだけでも想像力、集中力が養われます。
読み聞かせを集中して聞けないお子さまでしたら、しかけ絵本はいかがでしょうか。引っ張る、広げる、推す、鳴らす…自分で動かせる絵本なら、集中力も続きます。
2位はママパパからも支持が高い「自然科学、生き物」。昆虫、動物、天体、宇宙、気象…身近なものから知的好奇心を広げるサポートができます。
本を読むのが苦手なお子さまも、図鑑や漫画なら知識が入りやすいです。
3位は家族、友達と一緒に楽しめる「なぞなぞ、ゲーム」です。
1人でじっくり考えても楽しめますし、2人以上で問題を出し合っても盛り上がります。集中力、語彙力、想像力、推理力、論理的思考力、コミュニケーション能力を育みます。
4位は未就学児から人気のジャンル「乗り物絵本、図鑑」。電車、バス、建設機械など「推しの乗り物」の絵本や図鑑を繰り返し読むお子さまは多いかと思います。
お気に入りの絵本、図鑑ばかり読んで他に興味を持たない場合も問題ありません。乗り物関係の本は見ているだけで、集中力、図形認識力、色彩感覚、語彙力、記憶力などが養われます。
5位は「メディアで人気のキャラクターの本、絵本」。DVD、グッズなどの付録がついていることもあります。
文字が多い本が苦手、集中して読書ができないお子さまにおすすめなのが映画、アニメ作品のノベライズ本です。イラストが多く読みやすいので、長編でも飽きずに読み通せるはず。
子どもが好きな本のシリーズとは?
「お子さまが好きな本のシリーズを教えてください。」という質問もさせていただきました。
189件の回答より「子どもに今人気のある本のシリーズ」が見えてきました。
アンパンマンの絵本、ノンタンシリーズ、サバイバルシリーズなどの「シリーズもの」は、ママパパの子ども時代から読まれていたロングセラー作品が多いです。世代を超えて愛されている「子どもにとって」本当に面白い本ばかり。
プレゼント、本の選択に迷った時は、とりあえず選んでおけば失敗はないでしょう。
今回の読者アンケートでは、以下のシリーズが子どもたちから人気でした。
サバイバルシリーズ
タイトル:水族館のサバイバル (1) (科学漫画サバイバルシリーズ71)
著者:ゴムドリco. (著), 韓賢東 (イラスト)
出版社:朝日新聞出版
小学生に人気。
累計1000万部突破の大人気科学漫画シリーズです。人体、ウィルス、超高層ビル、地下鉄・・・さまざまな場所、状況から脱出するために、子ども達が科学的に考察し、勇気をもって行動する姿を描いたサバイバル科学漫画。
勉強感なく、一般常識と科学知識が身につく「学習漫画の定番」と言えるでしょう。
図鑑
タイトル:[新版]くらべる図鑑 (小学館の図鑑 NEO+プラス)
著者:加藤 由子 (監修), 小松 義夫 (監修)
出版社:小学館
幼児から小学生まで幅広い年齢層から人気。
昆虫、恐竜、宇宙、動物など、幅広い分野から好きなものを選んで深く知ることができます。DVDつきの図鑑なら、映像とナレーションでより理解が深まります。
子どもの興味を「視覚」から広げられる図鑑は、小さなお子さまでも読めるので、知育熱心なママパパから人気。
かいけつゾロリシリーズ
タイトル:かいけつゾロリ きょうふのエイリアン: かいけつゾロリシリーズ68
著者:原 ゆたか
出版社:ポプラ社
幼児から小学校低学年に人気の児童書。100ページ以上ありますが、ストーリー展開が早いので飽きさせません。
いたずら大好きで情にもろいキツネの「ゾロリ」とその弟子のイノシシ「イシシ&ノシシ」の冒険物語です。
どんな困難にも知恵と勇気で立ち向かうゾロリたちから、優しさや正義について考えさせられます。
間違い探し、なぞなぞ、ダジャレなども盛り込まれていて、親子で一緒に楽しめます。
おしりたんていシリーズ
タイトル:おしりたんてい
著者:トロル
出版社:ポプラ社
幼児から小学校低学年に高い人気を誇る絵本。
冷静沈着な「おしりたんてい」の事件解決を描いたシリーズ。
おしり型の顔の紳士、可愛い子犬の助手、部下よりも小さいマルチーズ警察署長、必殺技の悪臭・・・子どもが面白がる要素がたくさん詰まっています。
「フーム、においますね。」が口癖のおしり探偵は、普段は紅茶と甘いもの愛する穏やかな紳士。
犯人を追い詰め、ここぞという時に「失礼こかせていただきます。」とキツイ一発を放ちます。あまりの臭さに、時には味方も倒れてしまいます。
銭天堂シリーズ
タイトル:ふしぎ駄菓子屋 銭天堂
著者:廣嶋 玲子
出版社:偕成社
小学生に人気のジュニア小説。
真っ白な髪の大柄な女主人、紅子が営む駄菓子屋「銭天堂」は、選ばれたお客様しか商品が買えません。
「強い願い」と「紅子が指定する製造年の硬貨」を持つ人だけが、願いの叶う不思議な駄菓子を手に入れることができるのです。
そのお菓子を食べて幸せになるか、不幸になるか・・・それはお客様次第。
人の心の弱さ、強さをコミカルかつブラックに描いた作品です。
シリーズ物ですが、基本的に1話完結なので、「文字だけの本」が苦手なお子さまも無理なく、自分のペースで読めるはず。
アンパンマン
タイトル:それいけ!アンパンマン (フレーベルのえほん 9)
著者:やなせ たかし
出版社:フレーベル館
幼児に大人気「みんな大好きアンパンマン」。
テレビでもおなじみのアンパンマンシリーズは、絵本デビューにもおすすめ。
「困っている人を助ける、弱い人を守る。」
1973年の初出版以降、正義の心を持って戦うアンパンマンの姿は、乳幼児の「道徳心」を育ててきました。
優しい絵柄とシンプルなストーリーで、0歳から楽しめます!
アニメ版のアンパンマン、「ぬくもり感のある」オリジナルアンパンマン、どちらの絵本も人気があります。
鬼滅の刃
タイトル:鬼滅の刃 片羽の蝶 (JUMP j BOOKS)
著者:吾峠 呼世晴 (著), 矢島 綾 (著)
出版社:集英社
2020年より小学生を中心に、大ヒットしたベストセラー漫画。
小説やファンブックもあります。子ども向けライトノベルは、非常に読みやすく200ページ以上のボリュームもあっという間に読み終えてしまうでしょう。
時代設定は大正時代。人食い鬼に家族を惨殺された少年、炭治朗は厳しい修行を経て、鬼を斬る「鬼殺隊」の一員となります。これは復讐のためでもあり、生き残りながらも鬼にされてしまった妹の禰豆子を人間に戻すためでもあります。
鬼も元々は人間です。「人」であった鬼を斬ることに葛藤を抱く炭治朗。
激しい戦闘を繰り返すたびに、剣技と心が成長する炭治朗と仲間たちの姿が共感と感動を誘います。
実際に買った本教えて!
恐竜図鑑 | 昆虫図鑑 |
タイトル:小学館の図鑑NEO〔新版〕恐竜 著者:冨田幸光(著) 出版社:小学館 | タイトル:小学館の図鑑NEO〔新版〕昆虫 著者:小池啓一 (その他), 小野展嗣 (その他), 町田龍一郎 (その他), 田辺力 (その他) 出版社:小学館 |
ことわざ辞典 | サバイバルシリーズ |
タイトル:小学生のまんがことわざ辞典 改訂版 著者:金田一春彦、金田一秀穂(監修) 出版社:学研プラス | タイトル:AIのサバイバル 1 (科学漫画サバイバルシリーズ62) 著者: ゴムドリco. (著), 韓賢東 (イラスト) 出版社:朝日新聞出版 |
クリスマスアドベント絵本 | おしりたんてい |
タイトル:Christmas Is Coming! An Advent Book: Crafts, games, recipes, stories, and more! (Christmas Calendar, Advent Calendar for Families, Family Craft and Holiday Activity book) 著者: Chronicle Books , Katie Hickey (イラスト) 出版社:Chronicle Books | タイトル:おしりたんてい おしりたんていの こい!? 著者:トロル 出版社:ポプラ社 |
かいけつゾロリ | こどもずかん |
タイトル:かいけつゾロリのドラゴンたいじ 著者:原 ゆたか 出版社:ポプラ社 | タイトル:0さい~4さい こどもずかん 英語つき 著者:よしだ じゅんこ (イラスト), デイブ テルキ 出版社:学研プラス |
※本の写真は一例です。
「直近で購入した絵本・学習書を教えてください。」という質問には182件の回答をいただきました。
回答の中で、多く見られたのは、恐竜の図鑑(複数種類)、昆虫図鑑(複数種類)、ことわざ辞典(複数種類)、サバイバルシリーズ(シリーズもの)、クリスマスアドベント絵本(複数種類)、おしりたんてい(シリーズもの)、かいけつゾロリ(シリーズもの)、こどもずかん(複数種類)でした。
直近で実際に購入した本と言うことで、図鑑や辞典のような「ママパパの意向」が反映された本もあがっています。子どもの好きな本のジャンルよりも、「お勉強感」が感じられるものが多いですね。
時代は自然科学が強い!学習漫画や図鑑が大多数
子どもの好きな本のジャンル2位でもある「自然科学」関係の学習漫画、図鑑は根強い人気です。
子どもの興味と全親の願い「地頭を良くする効果」が重なった結果でしょうか。
大人でも一歩引いてしまいがちな数学・物理学・天文学・化学・生物学・地球科学なども、漫画で学ぶことで、分かりやすくかみ砕いたり、擬人化して理解したりできるので幼児から読めます。
また図鑑も視覚から学べるので、幼児におすすめ。
某進学塾の優秀成績者の多くは、幼児期図鑑にはまっていたと言うデータも。
文字の読めない幼児の内から、自然科学を学ばせたいなら学習漫画、図鑑が最適。知的好奇心が育まれ、自ら学習する力が身につきます。
やっぱり大人気!サバイバルシリーズ
タイトル:サバイバルシリーズ【2020年新刊セット】5巻セット
著者:ゴムドリco. (著), 韓賢東 (イラスト)
出版社:朝日新聞出版
「飛行機のサバイバル」
「超高層ビルのサバイバル」など、
具体的なタイトル名もたくさん上がっていた朝日出版社「サバイバルシリーズ」。
歴史漫画サバイバルシリーズもありますが、人気が高いのは「科学、自然」を学べる科学漫画シリーズ。
恐竜世界、ロボット世界、宇宙、微生物、新型ウィルス・・・さまざまな状況下で生き延びるための科学知識が、ワクワクドキドキ感を感じながら身につきます。
このワクワクドキドキ感が、知識を脳に強く残す効果があります。
文字の読めない幼児でしたら、ママパパが一緒に読んであげても◎。
魅力的にも程がある!図鑑が強い
タイトル:小学館の図鑑NEO〔新版〕 宇宙 DVDつき
著者:池内 了 (監修), 大内 正己 (監修, 著), 勝川行雄 (監修, 著), 川村 静児 (監修, 著),& 5 その他
出版社:小学館
文字がわからなくても学べる図鑑は「地頭の良さを育てる」知育教材としても大人気。特に小学館の大人気の小学館の図鑑NEOシリーズは知育熱心なママパパから支持されています。
鮮明な写真と緻密なイラスト、分かりやすく詳細に書かれた解説は子どもの知的好奇心をぐんぐん伸ばします。
「危険生物」「恐竜」「昆虫」「宇宙」などが子どもからは人気です。
親としては「星と星座」「植物」など勉強に結びつくものを勧めたくなりますが、知的好奇心が高まるのは「子どもが興味を持っているもの」です。
お子さまの好みがわからない場合は、ママパパが子どものときに読んでいて楽しかった図鑑をすすめてみましょう。
NEOシリーズはDVDつきのものもあり、家族で楽しめる学習教材となっています。
1冊購入ごとに、「恐竜、野生動物、海の仲間」のフィギュアがもらえるガチャ企画を行っていて、こちらに釣られて購入するご家族も多いとか。
小学館NEOと並んで、図鑑TOP3とうたわれている「学研の図鑑LIVE」、「講談社の動く図鑑MOVE」もDVDつき。どちらも子ども心を惹きつける”遊び心”に溢れた楽しい図鑑です。
学研の図鑑LIVE | 講談社の動く図鑑MOVE |
タイトル:【DVD付】鉄道 (学研の図鑑LIVE) 著者:海老原美宜男 (監修), 栗原景 (その他) 出版社:学研プラス 動物、植物、鉱物などの細部まで見えるハイクオリティな写真は、まるで実物を観察するような感覚です。 すべての図鑑に付属するDVDは、BBC(英国放送協会)の貴重な生体画像と、最新の研究をもとに制作された高精細なCG画像がたっぷり収録されています。 | タイトル:動物 新訂版 (講談社の動く図鑑MOVE) 著者:講談社 (編集), 山極 寿一 (監修) 出版社:講談社 迫力のあるイラスト、写真と子どもの知的好奇心を刺激する面白い映像で、「繰り返し読みたくなる」図鑑になっています。 躍動感のある印象的な情報は、学習意欲を高め、記憶に残りやすいです。 |
読み聞かせにも最適!科学絵本、読み物
なぜ?どうして?科学のお話 | 10分で読めるワクワク科学 |
タイトル:なぜ?どうして?科学のお話2年生 (よみとく10分) 著者:大山光晴 (監修) 出版社:学研プラス 「よみとく10分」シリーズとしても知られています。 学年別「科学のふしぎ」を解説した読み物です。読書が苦手、理科が嫌いなお子さまも楽しく一気に読めてしまいます。 短時間で知識が身につくので、寝る前の読み聞かせにも◎。 | タイトル:10分で読めるわくわく科学 小学3・4年 著者:荒俣 宏 (監修) 出版社:成美堂出版 「10分で読めるワクワク」シリーズの科学版。 ワクワクできる楽しい読み物で人体、動物、地球、宇宙の知識が深まります。 小学1,2年向け、3,4年向け、5,6年向けと学年別に3種類あります。 |
動物と話せる少女リリアーネ | 365日シリーズ |
タイトル:動物園は大さわぎ! (動物と話せる少女リリアーネ) 著者:タニヤ・シュテーブナー , 駒形 (イラスト), Tanya Stewner (原著), 中村智子 (翻訳) 出版社:学研プラス 学研プラスが出版する「動物と話せる少女リリアーネ」はシリーズ物の児童書です。 動物と話せる力と笑うと花を咲かせる力を持つリリアーネは心優しい女の子。 不思議な力で動物たちを助けながら、皆をハッピーにしていきます。 人への思いやり、多様な価値観を尊重する姿勢を学べます。 | タイトル:頭のいい子を育てるおはなし366 著者:主婦の友社 (編集) 出版社:主婦の友社 主婦の友社、小学館、永岡書店、ナツメ社など複数の出版社から発売されている「365日(366日)シリーズ」。 科学、名著、伝記、教養…など分野別に365話(もしくは366話)の短い話が収録されています。 1話5分もかからずに読める話ばかりなので、読み聞かせにもおすすめ。 |
学習意欲の高さは、知的好奇心の高さに比例します。幼児期のうちから読書習慣をつけることで、知的好奇心、集中力、想像力などが育まれます。
特に親がする読み聞かせは、情緒も安定させるので毎日の習慣にしたいですね。
就寝前、すきま時間に5分程度でも良いのでお子さまと寄り添って読み聞かせをしましょう。毎日コツコツ続けることで「地頭と心」が育っていきます。
絵本ももちろん!選ばれているのは・・・
1人でも親子でも楽しめる絵本は、幼児から小学生までみんな大好き!
文字が読めなくても、十分楽しめる絵本は見ているだけでも想像力、共感力が育ちます。
ママパパの中にも、子ども時代に読んだ絵本を鮮明に覚えている方は多いのではないでしょうか?
今回のアンケート結果で人気のあった絵本作品をご紹介いたします。
面白いよね、ユーモア溢れる本
パンどろぼう | パンダ銭湯 |
タイトル:パンどろぼう 著者:柴田ケイコ 出版社:KADOKAWA 「パンどろぼう」はシリーズ化していて、第3弾まであります。 世界一のパンを追い求める「パンどろぼう」は、今日もパン屋に忍び込みます。 ある日、盗みに入ったパン屋のパンがまずかった時、パンどろぼうは、あることを思いつきます。 パンどろぼうのユニークな表情、シュールなストーリーに思わず大人も笑ってしまうはず。 | タイトル:パンダ銭湯 著者:tupera tupera 出版社:絵本館 パンダ専用の先頭のお話です。 「パンダ以外の入店は固くお断り」 「パンダの服を脱ぐ。」 など銭湯の秘密のルールが明かされていきます。 奇想天外な設定と、ほっこりとした独特が絵柄に引き込まれます。 |
昔話、伝記、道徳などの絵本も良いですが、やっぱり子どもから人気なのは「おもしろ系」。シュールなキャラクター設定、コミカルなストーリー展開の絵本は子どもを飽きさせません。
子どもが読む絵本ならではの、「常識にとらわれないユーモア」にママパパもクスリとしてしまうはず。
定番読み物絵本
くまの子ウーフ | バムとケロ |
タイトル:くまの子ウーフ 著者:神沢利子 出版社:ポプラ社 出版から50年以上も読み継がれる幼年童話集。シリーズ化しています。 年長~小学校低学年におすすめ。 くまの子ウーフが好きなのは、「遊ぶこと、食べること、考えること」。 甘えん坊で自由気ままなウーフの生活は、子どもの共感を得ることでしょう。 | タイトル:バムとケロのにちようび 著者:島田ゆか 出版社:文溪堂 しっかり者の犬のバムと、自由で無邪気なカエルのケロの「仲良しコンビ」の日常を描いた人気シリーズです。 2人(2匹?)のほっこりする会話や、のんびりした暮らしぶりに癒されます。 とにかくキャラクターデザインが可愛い! 家具や食べ物の描写も細かく、丁寧で見ているだけでも楽しくなる絵本です。 |
絵本よりも文字数が多い、読み物絵本は小学校低学年におすすめ。
挿絵が多めなので、視覚からの情報を頼りに物語を追うことができます。
もちろん対象年齢以下、以上のお子さまでもOK。1人読みデビューにもおすすめです。
みんな大好き!キャラクター
ドラえもん | すみっコぐらし |
タイトル:ドラえもん科学ワールド 宇宙の不思議 著者:日本科学未来館 (監修), 小学館ドラえもんルーム (編集), 藤子・F 不二雄 藤子プロ 出版社:小学館 タイトル:小説 STAND BY ME ドラえもん 著者:藤子・F・不二雄 (著), 山崎 貴 (著) 出版社:小学館 | タイトル:絵本 すみっコぐらし そらいろのまいにち 著者:よこみぞゆり 出版社:主婦と生活社 タイトル:すみっコぐらし おけいこ (3歳・4歳・5歳) 著者:榊原 洋一 (監修) 出版社:学研プラス |
祖父母世代からも人気のある「ドラえもん」。 漫画だけではなく絵本、小説も子どもたちから人気です。 特に大ヒット映画作品の小説本は、「長編作品が完読できない」子におすすめします。登場人物の心理描写がわかりやすいので、グイグイ引き込まれて一気に読めてしまうはず。 科学学習本、辞書、参考書などの「勉強系」もドラえもんと一緒なら楽しく学べそう♪ | はずかしがり屋のねこ、残り物のとんかつとエビフライのしっぽ、恐竜であることを隠すとかげ…それぞれ事情のある「すみっこ好き」なキャラクターたちの優しい日常を描いた絵本が子どもはもちろん、大人からも大人気。 ほんわかした絵柄と短文で描かれる心温まるお話から、人に対する思いやり、優しさが学べます。 「もじ、かず、とけい」、「ひらがな、カタカナ」などの知育ドリルも大人気! 勉強のモチベーションを後押しする、すみっコたちの可愛いシールがたくさん入っています。 |
テレビでおなじみのキャラクターの絵本、小説本は子どもの想像力が働きやすく「物語に没頭しやすい」ので、読書が苦手なお子さまにも読みやすいです。
テレビや映画で観たストーリーも、絵本や活字で読み直すとまた違った感想を持つかもしれません。文字でゆっくり読むことで、登場人物に感情移入しやすいと思います。
親の気持ちはここにあり!?おすすめ問題集は
初めての論理国語 | ポケモンプログラミング |
タイトル:はじめての論理国語 小1レベル 著者:出口 汪 出版社:水王舎 全教科の学力に直結する国語力を、楽しいワークで飛躍的に伸ばせる参考書。「言葉を使いこなす力」を育むことで、学力アップにつなげます。 小学1年生~6年生まで、学力レベルに合わせて学べます。 大学入試を見据えた「思考力トレーニング」が家庭で続けられます。 | タイトル:学習ドリル ポケットモンスター 思考力をのばす!プログラミング 著者:受験研究社 (著), 小学教育研究会 (編集) 出版社:小学館 大人気キャラクター「ポケモン」と一緒にプログラミングが楽しく学べます。 迷路、図形遊び、パズルなどで論理的思考力をトレーニング。 遊びながら、空間認識力、平面認識力、試行錯誤する力、論理力、数的処理能力を育みます。 |
学研ワーク | ハイクラスドリル |
タイトル:2歳 もじ かず ちえ 著者:学研の幼児ワーク編集部 出版社:学研プラス 家庭学習の習慣づけの定番である「学研の幼児ワーク」シリーズ。 2歳~6歳を対象に「もじ かず ちえ」、「めいろ」、「たしざん」、「ひたがな」などを年齢別に学習します。 暗記ではなく、考えさせることで「思考力」を培います。 ワークを頑張ると貼れる「がんばり、おけいこシール」でモチベーションが持続します。 | タイトル:小学ハイクラスドリル 全科1年:1日1ページで全国トップレベルの学力! 著者:学研の幼児ワーク編集部 出版社:増進堂・受験研究社 「1日1ページで全国トップレベルの学力!」のキャッチコピーが頼もしい「応用力は育む」ドリル。 学年別に発行されています。各教科版(国語、算数)と全教科版(英語・国語・算数・社会・理科)があります。 標準・上級・最上級の3段階で無理なくレベルアップ。1日1ページ、120回の演習で「教科書以上の学力」が身につきます。 |
親が絵本、本を子どもに与える第一の理由は「頭を良くしたい」ではないでしょうか。
我が子に賢く育って欲しい、できるなら成績優秀に・・・親なら誰しも願うことです。
就学前の家庭学習の習慣づけは、多くの親御さんが行っています。直近でお子さまに購入した本の中には「ドリルや問題集」をあげる方もいらっしゃいました。
知育に意識の高いママパパが選んだ学習系の本で目立ったのは、上記の4冊でした。
地頭を良くするのは「興味のある本」
自ら学び、学びを広げていく「学習意欲の高い子」は知的好奇心が強いです。先にも述べた通り、知的好奇心を育むには「興味のあることを追及する経験」です。
この経験を増やす良い方法の一つは、読書です。
読書習慣をつけるには、お子さまの興味のある分野の絵本、本を与えましょう。アニメ、戦隊モノでもOK。お子さまが好きな本にします。
読書を通じて、知的好奇心を育み、知識を増やすことで、「幅広い分野」に興味を持つように。
いろいろなことに興味を持ち、能動的に学ぶ姿勢が身につくことで地頭力が育ちます。
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