2022年01月28日 公開

すごく寒い?イギリスの冬の過ごしかた【英国すくすくレポ】

イギリスの冬は雪がたくさん降る?日本より寒い?冬の過ごし方や生活環境のエピソードを踏まえながら、意外とイメージとは違う(かもしれない?)イギリス生活をご紹介します。

           
[no_toc]

イギリスの冬は雪がたくさん降る?日本より寒い?冬の過ごし方や生活環境のエピソードを踏まえながら、意外とイメージとは違う(かもしれない?)イギリス生活をご紹介します。

開講時だけの特典です!

まずはご体験ください!

イギリスってすごく寒いイメージが…

イギリスに住んでいると、日本に住む友達からよく言われるのが「イギリスってすごく寒そう」という言葉。たしかに私も移住するまでは、まったく同じイメージを持っていました。実際は…というと、イギリスは北海道よりも緯度は高いものの、北大西洋海流と偏西風の影響で緯度の高さにしては寒さは厳しくありません。

ちなみに、緯度を各地域で比べてみると

東京…北緯約35度
北海道…北緯約43度

ロンドン(イギリス)…北緯約51.3度

フランス(パリ)…北緯約は48.8度
カナダ(トロント)…北緯約43.6度

であり、イギリスのロンドンやフランスのパリは、北海道やカナダのトロントよりも北にあります!

私が住んでいるイギリス南部では雪は年に数回降るか降らないかくらいの頻度です。もちろん、イギリス中部や北部に行けば降雪が南部より増えるとはいえ、それでもイギリスの北のスコットランドでさえ積雪は少ないです。ただし、雨は多いです。日本の梅雨のようにずっと降っているというわけではありませんが、秋冬は小雨~霧雨のような日が多く、時折大雨にも見舞われます。

他にも、昔は「霧のロンドン」と言われていたことから「霧深い」「年中曇っている」って本当?とよく聞かれます。明け方に深い霧に包まれたり、芝生一面に霜が降りることは頻繁にあります。また曇りの日が続くことも珍しくはありません。太陽が出る日もありますが、日光はそこまで強くないうえに日照時間も短いため、ビタミンⅮ不足になる人もおり、注意が必要です。

冬の寒さが特別に厳しいわけではないですが、日本がまだ薄い羽織物(カーディガンなど)で外出できる秋ごろに、イギリスはもう冬場の気温の季節が始まります。ですので、冬が長く感じますし、冬のコートを着ている期間も日本に比べて長いです。

イギリスの家の中は?

イギリスの家は、大きさ的にはだいたい日本の一般的な家庭と同じくらいの広さです。夏の暑さが厳しくないため、冬の防寒に特化した作りになっていることがほとんどで、各部屋にエアコンがない代わりに、ラジエーターと呼ばれる暖房器具が設置されています。タイマーで決まった時間に電源が入り、温度を下回ったときに自動運転で部屋を暖めてくれます。

しかし、壁に固定されていて動かすことができません。模様替えが好きな筆者としては、本棚やベッドなどがラジエーターのところに置けないので、「ここにラジエーターが無かったら!」と思うこともしばしばあります…。

イギリスの住宅の窓は、基本ペアガラスが使われています。(古い建物や伝統的な家は例外もあります)また、日本のように大きく窓を開けるようなデザインになっていません。フローリングの家も多いですが、昔ながらの全面カーペットの家も一般的です。フローリングの上にラグが敷いてあるというわけではなく、部屋の大きさピッタリのカーペットが完全に固定してある状態です。冬は暖かく快適ですが、日本の夏を知っている筆者からすると、夏場に全面カーペットの上で過ごすというのは、ちょっと不思議な感じもします。子どもが小さいときのトイレトレーニングの際にも、ちょっと困ってしまいました。(結局、ビニールシートでカーペットをカバーすることで対策しました。)

⇒そのときのエピソードを書いた、トイレトレーニング実践記はこちら
【3日間で完了!?】トイレトレーニング実践記

最近は少なくなってきているようですが、昔ながらの家では、キッチンも、またバスルームやトイレさえも全面カーペットは珍しくありません。バスタブから出たら、そこはカーペット敷の床…。水でびしょびしょにしないかと、緊張感が走ります!

とはいえ、冬場の温かさの違いに大きな違いがあるので、やはり冬の長いイギリス生活では前面カーペット敷の部屋も、それはそれで理にかなっているのかもしれません。

文化の違いを家のさまざまな場所で感じる、イギリス生活です。

学校の制服についても、カルチャーギャップを感じます。日本の学校の制服には、冬服・夏服・中間服があるかと思いますが、イギリスの制服には季節別の制服がありません。夏でも急に涼しくなってしまったり、冬には学校の教室には暖房が入るからなのか、年間を通して同じ制服を着て登校します。
(夏は希望者だけ、女子用のサマードレスというワンピースを着て登校も可能)

たとえば筆者の子どもたちが通う学校では、半袖のポロシャツ(男女共通)、そして暑いときや寒いときに温度調節するのに脱ぎ着するトレーナー(男子)やカーディガン(男子)、そしてズボンやスカートです。冬には、そんな薄着の上にコートを着て、手袋やマフラーなど防寒具をつけて登校します。

⇒イギリスの制服や登校時の持ち物の話はこちら
イギリスはキックスクーターで登校?小学校もこんなに違う

冬でも制服が半袖シャツということに最初は驚きましたが、何年も元気に登校しているのを見ると、さすがに「子どもは風の子だ」と感心します。

ちなみに、コートはフード付きのコート率が親子共に高いです。イギリスは雨が急に降っては止むことが多く、傘を差さない人がかなり多いです!登下校時や送迎時に雨が降ったらサッとフードをかぶって乗り切るのがイギリス流。秋冬はフード付きのコートが必需品です。

海外の雪遊びと言えば…

冬の降雪が意外と少ないイギリスですから、雪が降ったり積もったりすると子どもたちは本当に大喜びします。日本と同じように雪ダルマを作ったり、雪合戦のようにスノーボールを投げたりして遊びます。

また、雪の上に寝転んで手足をバタバタ広げ、雪の上に天使の羽のような形を描く「スノーエンジェル」も人気が高い遊びです。SNSや映画等でご覧になったことがある方も多いかもしれませんね。

冬の雪遊びのときや外出のとき、防寒具で体を守っていても、やはり体は冷えてしまいますよね。日本だったらホッカイロを服の中やポケットに入れていくと思いますが、実はこのホッカイロ(使い捨てカイロ)はイギリスでは珍しく、あまり店頭で見かけません。しかもお値段もなかなかするんです…。日本のホッカイロが恋しいなぁと思わずにはいられません。イギリスに秋~冬にお越しの際には、ぜひホッカイロを他の荷物と一緒に持ってこられることをおすすめします。

イギリスは北にある割には過ごしやすい

今回の英国すくすくレポを読んで、イギリスの緯度は北海道よりも高く北に位置するけれども、実はそこまで雪が積もることもなく、寒さも厳しすぎないということがお分かりいただけたかと思います。コートが必要な寒さを感じる期間は日本より長いので、旅行や留学の際には防寒具が必要になりますが、寒さや積雪については、そこまで心配する必要はありませんよ。ぜひ冬のイギリスにも、いつか訪れてみてくださいね。

子供に特化した英会話レッスン

2回の無料体験レッスン開催中!

開講時だけの特典です!

まずはご体験ください!

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう

3分でわかる知育マガジン「Chiik!」

WRITER

いしこがわ理恵 いしこがわ理恵 在英12年目ハンドメイド好きの2児の母。武蔵野美術大学卒業。現在は教育に携わる仕事の他に、日本にルーツのある子どもたちを対象とした日本語子ども会活動・児童文庫活動も行っています。興味の範囲が幅広いので、常にいろいろな方向にアンテナをはりつつ情報収集が日課です。ハッピー子育てに役立つ情報をみなさまにお届けできれば嬉しいです。Instagram @rie.ishikogawa