シューマイは子どもも大好きな人気おかず。手作りがかんたんで、しかも子どもが参加しやすいメニューです。おまけにホームパーティやお弁当で出すと「手作りなの!?」と他のママたちにびっくりされます。パパも、ママも、子どもも、家族みんなで作ると、本当に楽しい!算数の勉強にもなります。うまく包むコツ、蒸し器の代用など、ウラワザも紹介します。ぜひ、手作りシューマイにトライしてみてください。
シューマイって実はかんたんメニュー
シューマイも家庭でかんたんに出来ます。家で作れば、コストパフォーマンスも良くてたくさんできますし、何より手作りは美味しく、楽しいものです。
大体、以下の4ステップです。
1.玉ねぎを刻む
2.肉・調味料・玉ねぎを混ぜ、餡をつくる
3.包む
4.蒸す
材料(シューマイ30個分)
なぜ30個? それはシューマイの皮が一袋30枚で売っているからです。
シューマイの皮・・・1袋(30枚)
玉ねぎ・・・小1個
豚ひき肉・・・350g
しょうゆ・さとう・酒・ごま油・・・各大さじ1
塩・・・小さじ1
片栗粉・・・大さじ1
しょうが・・・お好みで1かけ
お買いものに行く時、レシピはメモらなくてOK。
なぜならシューマイの皮のパッケージに書いてありますから。
30個のレシピですが、60個なら倍にすればOK。
筆者の家族は5人ですが、大体60個です。
1人10個くらいがおなかいっぱいの目安でしょうか?
作りかた(1) 玉ねぎを刻む
この作業が目にしみたりするので一番やっかい?です。(でもやっかいなのはこの作業だけ。しかも玉ねぎ1個です。)ここはパパ・ママでやりましょう。ちなみに不揃いOK。荒くてもOK。
フードプロセッサーがあれば、それでやるのも良し、ですね。
しょうがは、ここですりおろしておきます。
作りかた(2) 餡をつくる
混ぜるときは「手」で。
混ぜ終えたら、玉ねぎ、片栗粉、しょうがを入れ、更に混ぜ、大体均等に混ぜ終えたら、餡の出来上がりです。
テレビの料理番組で見ましたが、まず、野菜やツナギを入れずひき肉と調味料だけで捏ねる、その後、野菜やツナギを入れるのが、ひき肉料理のコツだそうです。(ハンバーグ、餃子など)
餡を混ぜるのは、子どもに任せてみましょう。
まずはパパママがやって見せ、子どもにバトンタッチ!ネンドや砂遊びと一緒の要領です。(案外子どもの方が上手だったりして。)
握力の向上にもなり、一石二鳥です。
作りかた(3) 包む
まずは手がキレイな内に、準備をしておきましょう。
蒸し皿にクッキングペーパーを敷いたり、小さいスプーンを用意しておきましょう。
子どもと一緒に考えましょう。
30個は10個が3つ。
餡を1/3に分けると、これで10個分です。
また10個は5個が2つ、更に餡を1/2に分けこれで5個分です。
こんなことで、ちょっとした分数の話しができ、面白いです。
左手の人差し指と親指で「OK」をつくり、皮をのせます。
餡をスプーンですくい、皮にのせ、四方の角で包みます。
後はカタチを整えます。
コツは、底を平らに、円柱の中央を少し凹ませます。蒸すときにくっつかないちょっとしたワザです。
量とか、包み方とか、最初はわかりませんので、適当に。
その内、キレイに包めるようになりますから。
まず5個包んでみて、1/6に分けた餡が余るか足りなくなるか、1個に包む量に「アタリ」をつけます。
子どもには自分の持ち分を与えます。
1/6に分けた餡を「子どもの自分専用」にし、皮も5枚渡し、任せてみましょう。
仕事を任せられると嬉しいものです。
ここでのコツは「ひたすら、ほめる」だけ。
カタチはいびつでも、蒸せばそれなりにシューマイになります。
子どもの包んだシューマイには、粒コーンやグリーンピースをのせるなど目印をつけておくと、食べるとき、より楽しいです。
作りかた(4) 蒸す
フライパンに水を入れ、シューマイをのせた蒸し器を入れます。
フタをして、沸騰してから10分間、強火で蒸します。
注意点は水が沸騰し切って無くなってしまい、空炊きになってしまっていないかどうか。
フタのすき間から湯気が出ていればOK。
少し離れたところから子どもと一緒に見張っていましょう。
「なんで湯気が出るの?」
なんて質問が出たら、「シューマイを美味しくする魔法だね」、なんて会話にしてみては。
蒸し器が無い場合は
蒸し皿は23cmのもの(記事中の画像のもの)が1000円くらいで売っています。
また、100均で17cmのものが売っていました。
更に、お椀型の陶器と皿の組み合わせで蒸し器の代用になります。
蒸し料理はヘルシーだし、かんたんですから、トライしてみてください。
応用編 一工夫
筆者は、乾燥シイタケや刻んだハムを入れて味に旨味を加えたり、春雨やタケノコを入れて食感を加えたりしています。
特に春雨は量もかせげるので、肉の分量を減らすことができ、ヘルシーにすることもできます。
手作りシューマイは「ウケ」もバツグン
しかも子どもが作ったとなると、
「え?○○ちゃんがつくったの?」
「すごいね。私も作ったこと無いのに!」
と大ウケし、子どもも大満足。
しかも普段、料理をしないパパにも作れるメニューなので、シューマイ作りがきっかけで料理好きになるかもしれません。
ぜひ、家族でトライしてみてください!
ひき肉売り場にあります。
パッケージにはレシピがあるので、材料をそろえるのに便利です。