日常使用する機会も多い封筒を、子どもと一緒に作ってみませんか?封筒の仕組みへの疑問を持ち、どんな展開図か想像し、実際に手先を使って分解して、自分で封筒を制作するという総合的な知育遊びです。導入方法、材料、声がけの仕方を3ステップでご紹介します。
観察眼や想像力を育む!分解と製作
封筒づくりの材料
<材料>
・封筒(今回は2種類の封筒を用意)
・画用紙、コピー用紙など(封筒のサイズにもよりますが、A4~A3ほどのサイズが必要)
<道具>
・ハサミ
・のり
・鉛筆
・マスキングテープ(あれば)
ステップ1 封筒を分解してみよう!
分解すると、1枚の紙から封筒がつくられていることがわかります。また、接着面(のりしろ)部分があることが、展開すると確認できます。
ステップ2 分解した封筒で型を取ろう!
ステップ3 切ってのり付け後、組み立てよう!
型にした封筒を横に置いて、のりしろの部分を確認しながら折りましょう。薄くのりを付け、組み立てて完成です。
声がけの工夫
はさみで切り抜いたものを組み立てる際、「のりしろ」になる部分をきれいに折り込むことが小さな子どもでは難しいと感じました。一度折ったものを裏返し、きちんと四角になっているか、のりを塗るスペースがあるか、など、随時声がけをして、見本の封筒と比較しながら進めていくとわかりやすいようです。
できあがった封筒に「何を入れたい?」「誰にお手紙を出そうか?」と、封筒の使い道を考える声がけをしてみると、引き続きお絵描きやお手紙書きがはじまりました。
じっくりと時間をかけて遊びたい、雨の日などにおすすめです。
片付けの工夫
また、封筒の形に集中できるように、切り抜いた後の紙はその都度片付けて、形が見えやすいように気を配りましょう。
まとめ
暮らしの中で日々目にするものは、できあがった後も、どう使うか考えることで遊びと学びが拡がります。ぜひじっくり向き合える日のおうち遊びのひとつとして、取り入れてみてくださいね。