2018年10月24日 公開

分解・制作で想像力と観察眼を育む封筒づくり

日常使用する機会も多い封筒を、子どもと一緒に作ってみませんか?封筒の仕組みへの疑問を持ち、どんな展開図か想像し、実際に手先を使って分解して、自分で封筒を制作するという総合的な知育遊びです。導入方法、材料、声がけの仕方を3ステップでご紹介します。

日常使用する機会も多い封筒を、子どもと一緒に作ってみませんか?封筒の仕組みへの疑問を持ち、どんな展開図か想像し、実際に手先を使って分解して、自分で封筒を制作するという総合的な知育遊びです。導入方法、材料、声がけの仕方を3ステップでご紹介します。

観察眼や想像力を育む!分解と製作

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同じ形のものができる、という遊びは達成感を感じやすいようです。
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普段目にしている封筒が、何枚の紙を使って、どうつくられているか?ということを、実際に分解、制作してみる取り組みです。袋型になった四角い封筒の展開図考えることは、注意深く観察する力、想像力を育むことに繋がります。
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はさみが使えるようになる年齢から、大人まで楽しむことができます。
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封筒づくりの材料

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封筒の形により、つくり方もさまざま。種類の違った封筒を用意しましょう。
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【用意するもの】
<材料>
・封筒(今回は2種類の封筒を用意)
・画用紙、コピー用紙など(封筒のサイズにもよりますが、A4~A3ほどのサイズが必要)
<道具>
・ハサミ
・のり
・鉛筆
・マスキングテープ(あれば)

ステップ1 封筒を分解してみよう!

封筒を指で丁寧に分解していきます。静かに、少しずつ接着面をはがしていきましょう。

分解すると、1枚の紙から封筒がつくられていることがわかります。また、接着面(のりしろ)部分があることが、展開すると確認できます。

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ゆっくりと指先の力でのりしろをはがしていきます。
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展開したものをまた組み立ててみて、作りを確認しましょう。
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封筒によりつくりが違うので、長形の封筒も分解してみます。
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先ほど分解した封筒と比較してみることも大切です。
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ステップ2 分解した封筒で型を取ろう!

分解した封筒を紙の上に置き、鉛筆でなぞって型を取ります。なぞっている途中にずれてしまうことがあるので、マスキングテープなどで紙に分解した封筒を貼り付けてあげると、小さなお子さまでも作業しやすいです。
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分解した封筒のふちに沿って、ゆっくりと鉛筆を滑らせていきます。
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ステップ3 切ってのり付け後、組み立てよう!

なぞり終わったら、はさみで切り抜いてのりしろ部分を折り、のり付けをし、組み立てます。

型にした封筒を横に置いて、のりしろの部分を確認しながら折りましょう。薄くのりを付け、組み立てて完成です。

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分解した封筒と、切り抜いた封筒を並べてみましょう。
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分解した封筒を確認しながら、のりしろを折っていきます。
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声がけの工夫

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のりしろ部分をまっすぐ折るのは、小さな手には結構大変!
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封筒を分解する前に、「封筒は何枚の紙でできているでしょうか?」と子どもに質問をしたところ、裏面が観音開きのような仕組みの長形の封筒は「2枚」と答えていました。

はさみで切り抜いたものを組み立てる際、「のりしろ」になる部分をきれいに折り込むことが小さな子どもでは難しいと感じました。一度折ったものを裏返し、きちんと四角になっているか、のりを塗るスペースがあるか、など、随時声がけをして、見本の封筒と比較しながら進めていくとわかりやすいようです。

できあがった封筒に「何を入れたい?」「誰にお手紙を出そうか?」と、封筒の使い道を考える声がけをしてみると、引き続きお絵描きやお手紙書きがはじまりました。

じっくりと時間をかけて遊びたい、雨の日などにおすすめです。

片付けの工夫

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形に意識が向くように、余分なものをテーブルに置かないように注意しましょう。見本となる分解した封筒を隣に置いて、確認しながら整形するとわかりやすいようです。
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のりを使った工作の際、手やテーブルがべたべたする場合があるので、ウェットティッシュやお手拭きを用意しておいてくださいね。

また、封筒の形に集中できるように、切り抜いた後の紙はその都度片付けて、形が見えやすいように気を配りましょう。

まとめ

封筒づくりは、指先の繊細な動きを使ったり、展開図を想像することができる遊びです。

暮らしの中で日々目にするものは、できあがった後も、どう使うか考えることで遊びと学びが拡がります。ぜひじっくり向き合える日のおうち遊びのひとつとして、取り入れてみてくださいね。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター