子どもの頃、補助輪なしで自転車に乗るために四苦八苦した思い出はありませんか?昨今では簡単に自転車の補助輪を外せるようになるという理由で、ペダルのない自転車、「ストライダー」が注目を浴びています。なぜストライダーが効果的なのか見ていきましょう。
補助輪なしへの近道、ストライダーとは?
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商品名:キッズ用ランニングバイク STRIDER (ストライダー) スポーツモデル ブルー 日本正規品
メーカー:ストライダー
元々はストライダー社の創設者が自分の子ども用に開発したペダルのない自転車がこのストライダーです。
BMXバイクの設計に基づき、ペダルとブレーキを排除したシンプルなフォルムのこの乗り物は、教えられずとも極めて直感的に乗り回すことができ、アクロバティックな遊び方さえできる優れた乗り物です。
性別を問わず、長く使え、カスタマイズまでできるストライダーは、自転車を補助輪なしで乗るうえでの近道としても注目を浴びています。
自転車に必要なバランス感覚が養われる
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ストライダーと補助輪付自転車や三輪車が大きく違う点は、曲がり方です。
補助輪自転車や三輪車がハンドルを回すことで進行方向を変えることに対し、ストライダーは体を倒して体重移動をすることを中心に方向転換します。そうやって体の重心をずらしながら乗るテクニックを習得していくことで、自ずと自転車にも必要なバランス感覚が養われていくのです。
実際、ストライダーが平衡感覚を養うために効果的であることがアメリカのサウスダコタ大学の研究結果によって立証されています。
補助輪自転車や三輪車がハンドルを回すことで進行方向を変えることに対し、ストライダーは体を倒して体重移動をすることを中心に方向転換します。そうやって体の重心をずらしながら乗るテクニックを習得していくことで、自ずと自転車にも必要なバランス感覚が養われていくのです。
実際、ストライダーが平衡感覚を養うために効果的であることがアメリカのサウスダコタ大学の研究結果によって立証されています。
三輪車では出せない、自立に必要なスピード
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自転車と同様、2輪しかないストライダーは自立することができません。一定の推進力を得ないと慣性が働かず、なかなかバランスを安定させにくいのです。
しかし非常に軽く直感的に操作し、足で直接地面を蹴ることで大きく加速することができるストライダーは、極めて効率的に自転車で走行している状態に近づけます。この過程からも、自転車に必要な平衡感覚と操作感を体で覚えることができるのです。
しかし非常に軽く直感的に操作し、足で直接地面を蹴ることで大きく加速することができるストライダーは、極めて効率的に自転車で走行している状態に近づけます。この過程からも、自転車に必要な平衡感覚と操作感を体で覚えることができるのです。
ストライダーとペダルなし自転車の違い
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最近ではトレーニング用にペダルのない自転車や、ペダルの着脱が可能な「へんしんバイク」というものもあります。上記の内容だと、同様の効果がペダルなし自転車からも得られるのではないかと感じられるかもしれません。
しかしストライダーにはクランク部分がないから足が引っ掛かりにくい、圧倒的に軽い、ハンドル位置を調整できる、最初はステアリングが固め、といわゆるペダルなし自転車とは大きく異なる特徴がいくつもあり、それがストライダー独特の操作感を生み出しているのです。唯一無二の近似自転車体験、それがストライダーなのです。
しかしストライダーにはクランク部分がないから足が引っ掛かりにくい、圧倒的に軽い、ハンドル位置を調整できる、最初はステアリングが固め、といわゆるペダルなし自転車とは大きく異なる特徴がいくつもあり、それがストライダー独特の操作感を生み出しているのです。唯一無二の近似自転車体験、それがストライダーなのです。
ストライダーに乗せるにあたっての注意点
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自転車への近道とはいえ、三輪車よりはずっとスピードが出やすいストライダーです。乗るときは必ず運動に適した服装で、ヘルメットを被り、ストライダー本体が子どもの体に適した状態に調整されていることを確認しましょう。また、公道や危険な障害物がある場所では絶対に走らないよう注意しましょう。
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補助輪外すのも怖くない!
自転車に非常に近い感覚で、2輪車体験を味わえるストライダー。自転車に有効である点を除いても、これ以上爽快な子ども向けの乗り物はなかなかないでしょう。乗り物を操縦できる喜びをストライダーを通して教えてあげてはいかがでしょうか?