7月の1カ月間行われる祇園祭。ユネスコ無形文化遺産に登録されていたりと歴史の古いお祭りです。事前に絵本で祇園祭のことをお勉強をして、子どもと一緒に祇園祭へ家族旅行はいかがですか?より楽しめるポイントも併せてご紹介します!
祇園祭の歴史
旧暦の6月に行われていましたが、現在は7月1日の「吉符入」から31日の境内摂社「疫神社夏越祭」までの1か月間続く、長いお祭りです。
祇園祭は平安時代に行われていた祇園御霊会(ごりょうえ)と呼ばれ、疫病が日本各地に広まった際に、当時66カ国あったのにちなんで、66本の鉾を立て災厄の除去を祈ったことから始まりました。
祇園祭はイベント盛りだくさん!
■山鉾とは
お祭りでみかける山車です。山鉾は大きく2つに分けることができます。
上に高く伸び上に鉾が付いている「鉾」と、上に松の木が付けられている「山」のふたつを合わせて「山鉾」と言われています。
鉾は車輪がついていますが直進しかできません。
そのため曲がり角で大きい車輪に綱をかけ、引手がぐるりと鉾を回します。
それが見どころの「辻まわし」です。なので観覧ポイントは曲がり角になりますね♪
気を付けるポイント!
しっかり水分補給をしたり日焼け対策をして熱中症に気を付けましょう。
暑さですぐ溶けるので凍らせた飲み物や首に巻く保冷剤も対策になるでしょう。
また、たくさんの人が見に来ているので迷子にも気を付けて下さい。
山鉾巡業の経路は決まっているので、事前に確認をしておきましょう。
またトイレもいざの時に把握しておいた方が安心です。
衹園祭 山鉾巡行コース | 京都市観光協会
祇園祭 鉾町 周辺マップ
絵本で事前にお勉強!
著 書 :田島 征彦
出版社 :童心社
1か月間続くお祭りの様子が書かれています。
絵本なので子どもも読みやすくこれから実際に見に行くときに子どもに読んであげておくと「これ絵本でみたことある!」と興味が湧いてくると思います。
また、見に行った後でも「これ見たやつだね」と振り返ることもできる1冊です。
楽しい家族旅行の一つに……
暑さには十分気を付け、大きい山鉾をみたり京都の景色を親子で一緒にみるのも素敵です。