子どもの想像力を育むため、おうちアートはさせたいけれど、準備や後片付けが大変!なので、「自宅ではちょっと……」と、ためらっているパパママも多いのでは?今回は、絵の具や色鉛筆などで家が汚れる心配なし!身近な材料で簡単にできるアート【コラージュ】について作例とアイディア付きでご紹介します。
【コラージュ】とは?
フランス語で「Collage(コラージュ)」といい、もともとは「のりなどで貼付ける」という意味を表す「Coller(コレ)」という動詞に由来する言葉。
筆者の住むフランスでも人気で、1歳ぐらいの小さい子から大人まで、幅広い年齢層に楽しまれている技法です。
汚れる心配なし!簡単、短時間でできる!
しかしコラージュなら、基本的に紙とのりがあればOK。汚れることも少なく、後片付けも簡単です。
そして、切って貼るだけなので、早ければ5分や10分などの短い時間ですることも可能。気軽に楽しめるのもメリットです。
材料は何でも!
貼付ける材料は、基本的に紙や絵、写真などが多いですが、制限はありません。
公園で見付けた落ち葉、折り紙、いらない布の切れ端、粘土などなど、身近なものを材料にしてももちろんOK!
「これを使ってコラージュできるかな?」と、子どもと一緒に材料選びから想像力を使ってみると、ますます楽しくなるかもしれませんよ!
また、ハサミを使用させるのが危険な小さいお子さんとコラージュをする場合は、親があらかじめ切っておいてあげるか、手でちぎるようにすると良いでしょう。
想像力を使って、自由に!
シンプルなものでも、たくさんの素材と色がごちゃ混ぜになったものでも、動物や自然をかたちどったものでも、意味が分からないようなものでも、想像力に任せてつくり上げることが大切です。
【例】カラフル象さん
【例】紅葉
【例】ツリー
【例】簡単ひよこ
基本の材料は黄色い画用紙と先を黒く塗った綿棒2本。フェルトを切って目とクチバシを、ポンポンボールで羽根を付け加えました。簡単にできるので、小さいお子さんと一緒にやってみるのにオススメです。
コラージュの効果
また、貼付ける動きをすることで、指先の力の発達を促します。そして、さまざまな色や形の素材を使うことで、色彩感覚やかたちを認識する力を養います。
簡単にはじめられて、子どもの成長・発達に欠かせない力が身に付けられるコラージュ。ぜひ試してみてくださいね。