1日の疲れを癒してくれる入浴。湯船につかる瞬間は、本当に幸せな気持ちになりますよね。お風呂を嫌がる子どももシュワシュワのバスボムと一緒なら、すすんで湯船にGO!重曹とクエン酸という、身近な材料でできるバスボムを、お子さまと一緒に手づくりしてみませんか?バスボムの作り方やアレンジ方法、効果までお伝えします。
シュワシュワのもとを手づくりで知ろう!
【材料】
重曹 150g
クエン酸 50g
粗塩または片栗粉 50g
霧吹き(スプレー)の水 適量
【用具】
ボウルまたはシェイカー
スプーン(泡立て器でも)
【作り方】
1. 重曹とクエン酸をボウルかシェイカーに入れて、スプーンなどでよく混ぜます。
2. よく混ざったら粗塩を加えてよく混ぜます。(片栗粉を使う場合は1.に最初から一緒に入れます)
3. スプレーで水をひと吹きして混ぜ、指でなんとなくつまめる固さになるまで繰り返します。水が多いと発泡しはじめてしまうので、ここは慎重にしましょう。
4. 3をスプーンですくって、好みの型に入れます。1時間くらいで固まるので、取り出したらラップで包んで半日~1日寝かせます。空気中の水分でも反応してしまうので、しっかり密封してください。
砂遊びのようで楽しいので、混ぜたり、型に入れるのをお子さまにも手伝ってもらいましょう。
材料の重曹やクエン酸は掃除などにもよく使うものなので、ご家庭で余ったり、買ってあるものを活用できます!スーパーやドラッグストア、100円ショップなどでも手に入ります。
バスボムをお気に入りの形にしてみよう!
型に詰めなくても、ビニール袋に入れるか、ラップで包んで、まる、さんかく、しかくなど、粘土の要領で形をつくるのも親子で楽しく作業できます。
待つ時間に、シュワシュワのお風呂は何によいのか、お子さまに話してあげるのもよいですね。
何が出てくるのかお子さまもびっくり!
バスボムのもとをガチャガチャの容器に詰めて、真ん中に小さなおもちゃを入れます。しっかり固まって乾かしたら、お風呂タイムにお子さまに入れてもらいます。
浴槽でブクブクと発泡が終わって、中から何が出てくるのかワクワクしますよね。
いくつかお子さまと一緒におもちゃを詰めてつくったら、「今日はどれが出てくるかな?」と楽しみになります。
よい香りに包まれて、楽しいバスタイム
バスボムのもとに、お気に入りのアロマオイルや目的に合わせたアロマオイルを1~5滴ほどたらして、混ぜ固めます。さらに、型の底にドライフラワーやハーブなどを敷けば、できあがったときにきれいな飾りと香り付きのバスボムになります。
また、おうちに余った入浴剤や100円ショップなどで買ったお好みの入浴剤をバスボムのにもとと一緒に混ぜれても、鮮やかな色と香りの付いたバスボムが簡単に作れます。
食紅でも綺麗な色が付けられますよ。
お子さまと「何色のお風呂にしようか?」などと相談しながらつくると喜んで選んでくれるはずです。
また、アロマオイルの香りが、何の香りなのか一緒に考えたりもできますね。
手づくりバスボムなら、安心で安全!
市販のものには、凝固剤や防腐剤が入っていることが多く、ものによってはかぶれてしまうなど、使うこと自体不安なものもあるかもしれません。
特にお子さまには、重曹とクエン酸のお風呂ならば口に入っても大丈夫なので安心ですね。
また、日々仕事や家事で忙しい大人には、炭酸風呂は代謝が活発になるので、血流がよくなり、疲れのもとになる乳酸が減らせるといわれています。
そして、身体の表面は弱酸性になるので美肌効果があり、重曹の弱アルカリ性には肌の角質や毛穴の汚れを取り除いてくれる効果があるそうです。
他にも、グリセリンや、スキムミルク、はちみつなどを適量バスボムのもとに入れれば、ますます保湿力の高いやさしいお風呂になります。
楽しいお風呂タイムの後にも、バスボムは大活躍!
ぜひ親子で一緒に、世界にひとつのバスボムづくりをしてみませんか?綺麗にラッピングすれば、プレゼントとしても喜ばれますよ。