お子さまへの絵本の読み聞かせ、何歳からはじめたらいいのか迷っていらっしゃるパパママに、赤ちゃんへの読み聞かせのメリットや取り組み方をご紹介します。赤ちゃんへのファーストブックにおすすめのタイトルもご紹介します。
絵本の読み聞かせは何歳から?
赤ちゃんによっては全く興味を示さない場合もありますが、いずれ興味を持つようになりますよ。
絵本の読み聞かせのメリットは?
お昼間などは絵やリズムを楽しめる絵本を。夜のベッドタイムにはパパママの優しい声をゆっくり聴きながら、安心して眠れるような少し長めのお話がおすすめです。
赤ちゃんへの読み聞かせのコツは?
とは言え、上手く読まなきゃ、と気負う必要はありません。パパママの愛情あふれる声やボディタッチは、赤ちゃんにとってはそれだけでじゅうぶんなのです。
読み聞かせ、どんな絵本を選んだらいいの?
色や形のはっきりした絵、短い言葉の絵本からはじめていきましょう。
あまり難しく考えず、パパママがリラックスして赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しみましょう。
はじめての読み聞かせにおすすめ絵本
著者 :まついのりこ(作・絵)
出版社 :偕成社
紙の「びりびりびり」、水の「じゃあじゃあじゃあ」など言葉のリズムに反応する赤ちゃんが興味を持つような言葉か書かれています。絵ははっきりとした色使いの切り絵です。
著者 :柏原 晃夫(絵)
出版社 :学研
生後6カ月未満の赤ちゃんの視力でも見やすいはっきりとした色と、赤ちゃんが興味を引きやすい、目と口のある「顔」を意識して描かれています。「ぐるぐるぐるぐるこんにちは」などの文章が書かれています。
著者 :わかやまけん(作)/もりひさし(作)わだよしおみ(作)
出版社 :こぐま社
「こぐまちゃん絵本シリーズ」の中でも特に人気の一冊です。冷蔵庫から卵を出して、できあがり、みんなで食べるまでのお話。生地を「ぽたあん」と落として、表面が「ぷつぷつ」し、「しゅ」とひっくり返して……音が楽しい絵本です。
著者 :三浦 太郎(作)
出版社 :こぐま社
作者の三浦さんの、自分のお子さまの子育て体験の中から生まれた絵本。「ぞうさんと ぞうさんが くっついた!」とさまざまな動物たちが体のいろいろな部分をくっつけます。パパとママも、そして子どももみんなくっつきます。同じ言葉の繰り返しが楽しく、絵本を読みながら家族みんなでぎゅっとくっついてしまいたくなる、親子のコミュニケーションにぴったりの絵本です。